JR東日本は、2026年秋の臨時列車として、特急「常磐日光号」を10月31日(土)に運転します。
「常磐日光号」は、常磐線から水戸線・東北本線・日光線を経由して日光方面を結ぶ臨時特急列車です。
普段は特急列車が走らない区間も経由する列車ということもあり、鉄道ファンにとっても注目される列車となっています。
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「常磐日光号」は10月31日に運転
2026年秋の「常磐日光号」は、10月31日(土)の1日限り運転されます。
列車は常磐線から水戸線を経由して日光方面へ向かう設定となっており、通常の特急列車とは異なるルートを走るのが特徴です。
「常磐日光号」ダイヤ
| 高萩→日光 | 日光→高萩 | |
| 7:10 | 高萩 | 20:14 |
| 7:23 | 日立 | 20:02 |
| 7:28 | 常陸多賀 | 19:58 |
| 7:33 | 大甕 | 19:53 |
| 7:40 | 東海 | 19:48 |
| 7:49 | 勝田 | 19:42 |
| 7:58(7) | 水戸 | 19:36(4) |
| 8:16 | 友部 | 19:24 |
| 9:01 | 下館 | 18:47 |
| ↓ | 小山 | ↑ |
| 10:09(5) | 宇都宮 | 17:49(7) |
| 10:49(1) | 日光 | 17:07(1) |
車両にはE653系7両編成(全車指定席)が使用されます。
E653系は、現在は主に常磐線特急「ひたち」「ときわ」の運用を離れた車両も含め、さまざまな臨時列車で活躍しています。
今回の「常磐日光号」も、E653系の特徴を生かした臨時列車といえそうです。
常磐線から水戸線・日光線へ
「常磐日光号」の面白いところは、列車名の通り常磐線と日光を結ぶだけではありません。
途中では水戸線を経由します。
水戸線は友部駅と小山駅を結ぶ路線ですが、定期の特急列車が走る路線ではありません。
そのため、E653系による特急「常磐日光号」が走ることで、普段とは違った特急列車の姿を見ることができます。
さらに日光線にも乗り入れ、日光駅まで向かいます。
「常磐線・水戸線・日光線を1本の特急列車で走る」という設定そのものが、この列車の大きな特徴です。
春に続いて秋も運転
「常磐日光号」は今回が初めてという列車ではありません。
2026年春にも運転されており、当ブログでも5月に紹介しました。
以前の記事では、E653系による「常磐日光号」が普段は特急列車が走らない路線を経由する点に注目しています。
春に続いて秋にも運転されることで、今後も季節ごとの臨時列車として設定されるのか気になるところです。
日光の紅葉シーズンにも重なる運転日
10月31日は秋の行楽シーズンにあたります。
日光方面では紅葉の時期とも重なるため、観光客にとっても利用する機会のある列車になりそうです。
一方で、「常磐日光号」は1日限りの臨時列車です。
乗車を考えている場合は、運転日や時刻、停車駅などを事前に確認しておきたいところです。
また、臨時列車のため、今後の運転計画などが変更される可能性もあります。
日光駅から中禅寺湖方面へ向かうバスは混雑に注意
alt="中禅寺湖と紅葉" class="wp-image-16490"/>「常磐日光号」で日光駅まで来た後、中禅寺湖方面へ向かう場合は路線バスを利用することになります。
東武バス日光では、JR日光駅を始発として東武日光駅を経由し、中禅寺温泉・湯元温泉方面へ向かうバスが運行されています。
ただ、ここで注意したいのは、この路線が観光客だけが利用する路線ではないことです。
私自身、冬の観光客が比較的少ない時期に日光を訪れたことがありますが、それでもバスはかなり混雑していました。
車内では地元の高校生などの利用も見られ、日光駅と中禅寺湖方面を結ぶバスが地域の生活路線としても利用されていることが分かります。
「常磐日光号」が運転される10月31日は紅葉シーズン。
観光客の増加に加えて、道路の渋滞も予想されます。
日光市観光協会も紅葉シーズンの中禅寺湖方面について、道路の混雑が激しくなることを案内しています。
「常磐日光号」で日光まで行った後に中禅寺湖方面へ向かう場合は、列車だけでなく、その先のバスについても余裕を持った計画を立てておきたいところです。
JR日光駅が始発となるバスを利用できることはメリットですが、必ず座れるとは限りません。
臨時特急「常磐日光号」を利用する際には、日光駅から先の移動時間も含めて予定を考えておくとよさそうです。
日光線には以前「いろは」も走っていた
alt="205系「いろは」 日光線日光駅" class="wp-image-16488"/>日光線の観光輸送を考えると、2018年から2022年まで運転された205系600番台の「いろは」も忘れられません。
「いろは」は日光線で使用されていた205系を改造した観光向けの車両で、日光への観光客を意識した車内設備などが特徴でした。
それ以前にも、107系が使用されていた時代には、宇都宮~日光間で特急形車両を使用した臨時快速列車が運転されることがありました。
このように、日光線では通常の通勤・通学輸送だけでなく、観光需要を意識した車両や臨時列車が設定されてきました。
現在の日光線ではE131系が使用されており、「いろは」のような観光専用の車両はありません。
alt="日光線E131系" class="wp-image-16489"/>観光利用の多い時期には、「快速ぶらりにっこう号」が宇都宮~日光間で運転されますがE131系を使用した列車となっています。
そう考えると、今回の「常磐日光号」のように、E653系の特急形車両で日光へ向かうことができる臨時列車は、現在の日光線では貴重な存在といえそうです。
JR東日本では、秋のシーズンには「常磐日光号」以外にも多くの臨時列車を運行します。
まとめ 普段とは違う路線を走るE653系に注目
常磐線を走るE653系を見る機会はありますが、水戸線や日光線を特急列車として走る姿は普段から見られるものではありません。
「常磐日光号」は、観光客を日光へ運ぶ臨時特急であると同時に、普段とは違う路線を走る車両を見ることができる列車でもあります。
2026年秋の「常磐日光号」は10月31日(土)に運転されます。
秋の日光への旅行を考えている人だけでなく、普段とは違う路線を走る臨時列車に興味がある人にも注目してほしい列車です。
※運転時刻・停車駅・車両などは変更される場合があります。利用の際はJR東日本の最新情報をご確認ください。



