「時刻表を眺めるのが好き」
「列車の動きを線で追うのが好き」
そんな「時刻表鉄」「スジ鉄」の皆さんに、ちょっと気になるイベントが開催されます。
JR東日本水戸事業本部が2026年12月6日、「列車運行図表(ダイヤ)&運転整理講座 常磐線いわき~岩沼編」を開催します。
普段はなかなか見ることのできない「指令業務」の世界を、現役の指令員から学ぶイベントです。
「列車運行図表(ダイヤ)& 運転整理講座 常磐線いわき~岩沼編」を開催します!
JR東日本ホームページ
「ダイヤ攻略入門」から「運転整理体験」まで
今回の講座は、JR東日本水戸事業本部では初めて開催されるものです。
内容は大きく4つに分かれています。
ダイヤ攻略入門
最初は「ダイヤの読み方をマスター!」という内容。
ダイヤの基礎知識に加えて、常磐線いわき~岩沼間のダイヤの特徴について解説します。
時刻表を見るのが好きな人でも、列車運行図表を本格的に読む機会はそれほど多くないのではないでしょうか。
普段の時刻表とは少し違った視点から、列車の動きを見られそうです。
列車が遅れたとき、指令員はどう動く?
続いては「動画で紹介する列車遅延対応」。
列車に遅れが発生した場合に、現役の指令員がどのように対応しているのかを動画で紹介します。
鉄道ファンとして列車の運休や遅延情報を見ることはあっても、その裏側で指令員がどのような判断をしているのかを見る機会はなかなかありません。
「なぜこの列車が待避するのか」
「なぜ折り返し列車が変更されるのか」
「遅れがさらに広がらないように、どこで調整するのか」
といったことを考えるうえでも興味深い内容です。
「乱れたダイヤを立て直す」運転整理体験
そして今回の目玉ともいえそうなのが「運転整理体験」です。
JR東日本によると、列車に遅延が生じた際に平常運転へ戻すための「運転整理」の基礎知識を解説したうえで、実際の運転整理を体験します。
単にダイヤを見るだけではなく、自分で列車の動きを考えてみるわけですね。
時刻表を眺めながら、
「この列車を先に走らせたらどうなる?」
「この列車を待避させたら?」
と考えるのが好きな方には、かなり気になる内容ではないでしょうか。
現役指令員に質問できる
最後は「コミュニケーションタイム」。
現役指令員に自由に質問できる時間が設けられています。
JR東日本によると、安全・安定輸送を守る指令員の経験談や、普段は見ることのできない舞台裏についても話を聞けるとのことです。
鉄道ファンなら、ここで聞いてみたいことがいくつもありそうです。
常磐線いわき~岩沼間がテーマ
今回のテーマは常磐線のいわき~岩沼間。
東日本大震災による長期運休を経て、2020年3月に全線で運転を再開した常磐線です。
現在は特急「ひたち」が品川・上野方面から仙台まで直通する一方、普通列車では地域ごとに車両や運転系統が異なります。
いわき~岩沼間を一つの「列車運行図表」として見ると、普段乗車するときとは違った鉄道の姿が見えてくるかもしれません。
開催は12月6日 水戸駅から徒歩約8分
alt="常磐線 水戸駅" class="wp-image-16550"/>開催日は2026年12月6日(日)。
時間は13時から17時までで、受付開始は12時30分です。
会場はJR東日本水戸事業本部三の丸ビル大会議室。
水戸駅北口から徒歩約8分の場所です。
対象は中学生以上。
参加費は1人13,000円(税込)です。
募集人数は15人で、2026年9月25日(金)12時30分からJRE MALLチケットで販売開始となります。定員になり次第、受付終了です。
まとめ 「時刻表鉄」「スジ鉄」の皆さん、いかがでしょうか?
鉄道ファンの中でも、列車そのものだけではなく「列車の動き」に興味がある人は少なくありません。
時刻表を眺めて列車の接続を考える。
ダイヤグラムを見て列車の追い越しや行き違いを確認する。
遅れが発生したときに「この後の列車はどうなるのだろう」と考える。
そうした楽しみ方を、実際の鉄道会社の仕事に近い形で体験できるのが今回のイベントです。
私自身も「時刻表鉄」を名乗れるほどではありませんが、時刻表を眺めながら列車の運転を考えるのは好きです。
今回のイベントは、そんな鉄道ファンにとって「鉄道を運行する側」の視点を知る機会になりそうですね。
13,000円という参加費をどう考えるかは人それぞれですが、現役指令員からダイヤの読み方や運転整理を直接学べるイベントは、なかなかありません。
「時刻表鉄」「スジ鉄」を自認する皆さん、一度こうしたイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

