【相模鉄道】車両そのものがコンテンツに!「SOTETSU PARK」に新型車両13000系を展示 2027年国際園芸博覧会

相模鉄道瀬谷駅 相模鉄道

相模鉄道を運行する相鉄グループは、2027年3月19日から横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の出展施設「SOTETSU PARK(そうてつぱーく)」に、新型車両「13000系」を展示します。

すでに2026年7月30日に車両の搬入を完了しており、8月28日には一般道を使って13000系を会場まで輸送する様子を収録した動画も公開されました。

鉄道車両を単に「展示する」だけではありません。

架線のない会場内に電力設備を設け、実際の車両装置を動作させるほか、普段は車両基地の整備士などしか見ることができない車両の床下を見学できる設備も用意されます。

まさに「車両そのものがコンテンツ」になった展示となりそうです。

「SOTETSU PARK」に新型車両「13000系」を搬入

相模鉄道ホームページ

「SOTETSU PARK」に13000系を実車展示

「SOTETSU PARK」は、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の会場内に設けられる「Kids Village(キッズビレッジ)」の出展施設です。

コンセプトは「ともだちとすみか」。

約1,000平方メートルの施設内に、13000系の実車両をはじめ、遊具や植栽、アトラクション、ワークショップなどを設置し、子どもたちが身近な生きものや自然について楽しみながら学べる場所を目指しています。

その施設のシンボルとなるのが、相鉄の新型車両13000系です。

展示されるのは8両編成の車両全部ではなく、横浜方の先頭車1両。

13000系の編成や、なぜ8両編成で登場したのかについては、以前の記事でも詳しく紹介しています。

車両番号は「13100号車」です。

2026年3月30日から営業運転を開始した13000系ですが、その新型車両が今度は鉄道を離れ、国際園芸博覧会の会場で来場者を迎えることになります。

13000系は一般道を通って会場へ

今回の展示で鉄道ファンとして特に気になるのが、会場までの「搬入」です。

13000系は、車両を製造した総合車両製作所横浜製作所から、トレーラーにけん引されて一般道を経由し、GREEN×EXPO 2027の会場まで陸上輸送されました。

搬入日は2026年7月30日。

会場に到着した後は、大型クレーンを使用して展示線路へ据え付けられています。

普段、鉄道車両は当然ながら線路の上を走っています。

その車両がトレーラーに載せられ、一般道路を走って会場へ運ばれるというのは、なかなか見ることのできない光景です。

相鉄は今回、この陸上輸送の様子を動画で公開しました。

深夜の道路をトレーラーに載せられた13000系が進んでいく様子や、会場へ到着してから設置されるまでの過程は、鉄道ファンにとっても興味深い映像になっています。

記事を読んで気になった方は、相模鉄道公式YouTubeチャンネルで公開されている動画もチェックしてみてください。

相鉄公式YouTubeより

#14 相鉄13000系「特別編・陸上輸送」-Road Transport for GREEN×EXPO 2027-

架線がないのに「車両の装置」が動く!

今回の13000系展示で、特に面白いのが「展示方法」です。

鉄道車両を展示する場合、車両を線路の上に置くだけというケースもあります。

しかし、SOTETSU PARKではそれだけではありません。

会場には架線がありませんが、電力設備を設置することで、13000系の車両装置を最大限活用できるようにします。

つまり、実際に鉄道車両で使われている装置を体験できる展示になる予定です。

鉄道に詳しくない子どもにとっても、「電車はどうやって動いているの?」という疑問を体験しながら学ぶきっかけになりそうです。

単なる「本物の電車を見られる場所」ではなく、鉄道車両そのものを教材・体験コンテンツとして活用する展示と言えるでしょう。

普段は見られない「床下」も見学可能に

さらに注目したいのが、13000系の床下を見学できる設備です。

会場には、車両基地などに設置されている「点検ピット」を再現。

普段は整備担当者などが車両の点検を行う場所ですが、SOTETSU PARKでは来場者が車両の床下を間近で見ることができるようになります。

普段、駅で電車を見ていても、車両の床下を見る機会はほとんどありません。

台車や床下機器など、いつもはホームから見上げることも難しい部分を間近で観察できるため、鉄道ファンはもちろん、子どもたちにとっても貴重な体験になりそうです。

「電車に乗る」だけではなく、「電車を知る」ことができる展示になっています。

高さ約8メートル・直径約30メートルの「屋根」も

SOTETSU PARKには、13000系以外にも特徴的な施設が登場します。

その一つが、施設全体を覆うリング状の「屋根」です。

高さは約8メートル、直径は約30メートル。

リング状の回遊スペースとなっており、上部からSOTETSU PARK全体や13000系を眺めることができます。

また、相鉄線沿線の自然をモチーフにした「すみか遊具」も設置される予定です。

「ともだちとすみか」というコンセプトのもと、生きものの「すみか」を遊びながら体験できる施設となります。

まとめ 2027年の横浜で「本物の相鉄車両」を体験

GREEN×EXPO 2027は、2027年3月19日から9月26日まで横浜市で開催されます。

その会場に、営業運転を始めたばかりの相鉄13000系が実車展示されます。

しかも、ただ置かれているだけではありません。

一般道を使って会場まで運ばれ、架線のない場所でも電力設備によって車両装置を動作させ、さらに車両基地のような点検ピットまで再現されます。

鉄道ファンからすると「どうやって会場まで持ってきたのか」という搬入方法も気になりますし、一般の来場者にとっては「普段乗っている電車の中身を知ることができる」という楽しみがあります。

国際園芸博覧会というと、花や植物、庭園などが中心というイメージがありますが、相鉄の「SOTETSU PARK」では、そこに鉄道車両が加わります。

「車両そのものがコンテンツ」になる13000系。

2027年に横浜を訪れる際には、鉄道ファンだけでなく、子ども連れの方にも注目してほしい展示です。

タイトルとURLをコピーしました