JR東日本は2026年10月24日(土)、宮城県利府町にある新幹線総合車両ベースで「第38回新幹線車両基地まつり」を開催します。
普段は新幹線車両のメンテナンスを行っている施設を公開するイベントで、車両展示や台車組立作業の実演、構内での体験乗車など、鉄道ファンにも楽しめる企画が用意されています。
その中でも今回注目したいのが、8年ぶりに復活する「新幹線車両との綱引き」です。
今回、綱引きの相手を務めるのはE8系新幹線。
かつてこの企画で活躍したE3系から、役割を引き継いだ形になっています。
【第38回新幹線車両基地まつり】新幹線総合車両ベースの基地公開イベント詳細
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8年ぶりに復活する新幹線との綱引き
今回の「E8系新幹線と綱引きチャレンジ」は、文字通り本物の新幹線車両と綱引きをするイベントです。
JR東日本によると、この企画は8年ぶりの復活。
対象となるのは3歳以上小学生以下で、未就学児は保護者などの同伴が必要です。
参加には入場チケットとは別にイベント参加チケットが必要になります。
新幹線と綱引きというと、少し不思議な組み合わせにも感じますが、普段は乗るもの、あるいは遠くから眺めるものという新幹線を、別の角度から体験できるイベントです。
しかも今回はE8系。
E8系は山形新幹線「つばさ」に使用されている車両で、東北新幹線区間ではE5系などと併結して走ります。
E3系からE8系へと車両が世代交代したことを考えると、今回の綱引き復活は、以前のイベントを知っている鉄道ファンにとっても少し感慨深いものがあるかもしれません。
綱引きの後にはE8系の正面で記念撮影もできるとのこと。
子どもにとってはもちろん、鉄道好きの家族にとっても思い出になりそうな企画です。
新幹線車両基地まつりは38回目
「新幹線車両基地まつり」は1985年(昭和60年)に始まり、今回で38回目となります。
新幹線総合車両ベースでは、新幹線の安全・安定輸送を支えるため、日々車両のメンテナンスが行われています。
普段は見ることのできない作業風景や設備を、イベントを通じて一般の人が見られるのが基地公開の魅力です。
今回の開催時間は10時から14時30分まで。
最終入場は13時45分となっています。
会場は東北本線の新利府駅に直結しており、アクセスには鉄道の利用が案内されています。
会場に駐車場・駐輪場は用意されないため、車ではなく鉄道で訪れるイベントと考えておいた方がよさそうです。
当日のダイヤ
当日は臨時列車が運転されます。
当日は、昼間の時間帯に岩切駅~利府駅間での運転となっている定期列車の運行を取りやめ臨時列車を利府駅~仙台駅で運行します。
仙台駅・新利府駅の発車時刻は次の通りです。赤字は臨時列車です。
- 仙台駅(仙台→新利府)
| 仙台駅 | |
| 8 | 52 |
| 9 | 11 29 44 |
| 10 | 01 22 37 55 |
| 11 | 14 31 |
| 12 | 03 31 53 |
| 13 | 20 |
- 新利府駅(新利府→仙台)
| 新利府駅 | |
| 10 | 03 41 |
| 11 | 19 36 |
| 12 | 05 33 57 |
| 13 | 22 46 |
| 14 | 12 33 52 |
| 15 | 09 33 |
| 16 | 25 |
鉄道ファン注目の企画もあります
もちろん、綱引きだけが今回の見どころではありません。
鉄道ファン向けには「新幹線車両基地スペシャルスポット撮影体験」が行われます。
新幹線の着発線を見渡せる構内道路の脇を有料開放し、運行前の新幹線が並ぶ風景を撮影できる企画です。
各回10名限定となっているため、参加を考えている場合は早めの確認が必要になりそうです。
また、「新幹線構内体験乗車」も実施されます。
普段は乗ることのできない新幹線総合車両ベース内を、特別なルートで走行するというもの。
新幹線の車内から、普段の営業運転では見ることのできない車両基地の風景を楽しめます。
さらに、実際の乗務員室で放送体験やドアの開閉操作、グランクラスへの着座体験、運転台見学などができる「新幹線クルーまるごと体験!特別ツアー」も用意されています。
新幹線の「乗る」だけでは分からない部分を体験できるイベントですね。
台車組立作業や車両部品の展示も
新幹線の高速運転を支えている「台車」の組立作業実演も行われます。
普段は車両の下に隠れている台車ですが、新幹線が安全に走行するためには欠かせない重要な部分です。
実際に組み立てている様子を間近で見られるのは、車両基地公開ならではでしょう。
このほか、新幹線から取り外されたマスコンやモニタ表示器などの車両部品展示、パンタグラフや座席の展示も予定されています。
パンタグラフについては動作実演も行われるとのことです。
また、2年ぶりに「トラバーサ移動見学」も復活。
工場内を新幹線車両が移動する様子を見ることができる企画となっています。
会場へのアクセスは新利府駅から
alt="JR東日本 新利府駅" class="wp-image-16766"/>会場となる新幹線総合車両ベースの最寄り駅は東北本線の新利府駅です。
新利府駅から会場入口へ直結しているため、公共交通機関で訪れることができます。
当日は「新幹線車両基地まつり号」という臨時列車も運転されます。
詳しい時刻はJR時刻表10月号などで確認することができます。
なお、入場には事前に入場チケットを購入する必要があります。
当日に会場で現金・クレジットカード・Suicaなどを使って入場することはできないとのことなので、参加を予定している方は注意が必要です。
有料イベントについても、入場チケットとは別にイベント参加チケットが必要になります。
E3系からE8系へ 新幹線との綱引きも世代交代
今回の「新幹線車両基地まつり」で個人的に面白いと思ったのが、8年ぶりに復活する綱引きです。
以前の綱引きではE3系が登場していましたが、今回はE8系。
山形新幹線ではE3系からE8系への世代交代が進み、現在ではE8系が「つばさ」の中心的な車両になっています。
そのE8系を、今度は子どもたちが綱引きで引っ張ることになります。
もちろん実際に新幹線を動かすという意味ではありませんが、「新幹線を引っ張る」という分かりやすさは、鉄道ファンでない子どもにも楽しさが伝わりやすいイベントではないでしょうか。
新幹線車両基地まつりは、車両を見るだけではなく、整備やメンテナンスの仕事を知ることができる機会でもあります。
鉄道ファン向けの企画だけでなく、子ども向けの体験イベントも数多く用意されています。
10月24日に仙台・利府方面へ出かける予定がある方は、こうしたイベントを目的に訪れてみるのもよさそうです。
※イベント内容やチケット販売状況などは変更される場合があります。参加を予定される方は、事前にJR東日本の公式情報をご確認ください。
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