西武鉄道では2026年10月24日(土)に、101系を使用した「復刻!池袋線101系乗車ツアー」を開催します。
今年9月には、久しぶりに101系が新宿線を走る「おかえり101系 新宿線里帰り旅」が開催されました。
9月19日の「おかえり101系 新宿線里帰り旅」でも、伊豆箱根鉄道とのコラボレーションカラーの1241編成が使用されました。
9月の新宿線に続いて、今度は池袋線。どちらも「黄色い101系」ではなく、伊豆箱根鉄道カラーの101系がかつての活躍路線に戻ることになります。
今度は池袋線です。
西武101系といえば黄色い車体を思い浮かべる方も多いと思いますが、今回も伊豆箱根鉄道とのコラボレーションによる特別塗装車両で運転されます。
「101系が池袋線に帰ってくる」というだけでなく、黄色ではない101系がかつての活躍路線を走ることも、今回のツアーの見どころになっています。
乗車企画「復刻!池袋線101系乗車ツアー」
西武鉄道ホームページ
体験型企画「パシャーン!君の手で101系の音を出してみよう!」
10月24日に「復刻!池袋線101系乗車ツアー」
西武鉄道によると、「復刻!池袋線101系乗車ツアー」は10月24日(土)に開催されます。
使用されるのは101系1241編成です。
ツアーは飯能駅からスタートします。
10時10分までに飯能駅で受付を済ませ、10時25分頃に飯能駅を発車。
その後、池袋線を走り、池袋駅を経由して豊島線の豊島園駅まで向かいます。
豊島園駅には11時50分頃に到着し、改札外で解散となります。
途中の停車駅では降車できません。
参加人数は80名、参加費用は1名3,500円です。
小学生以上が参加できるイベントとなっています。
上りは「快速急行 池袋行」をイメージ
今回のツアーで特に面白いのが、飯能駅から池袋駅方面への運転です。
西武鉄道は、上り列車を「快速急行 池袋行」をイメージして運行するとしています。
力強い101系のモーター音を楽しめるツアーになりそうです。
現在の西武池袋線を走る車両とは、かなり雰囲気が違います。
101系は1969年に西武秩父線の開業に合わせて登場した車両です。
西武鉄道の「電車図鑑」によると、山岳区間の運転からラッシュ輸送まで幅広く対応できる性能を持ち、150kWの主電動機と抑速ブレーキ付発電ブレーキを備えていました。
その101系が、かつての池袋線を思わせる形で飯能から池袋方面へ走ることになります。
さらに101系で池袋駅へ入線するイベントも
10月24日には、「復刻!池袋線101系乗車ツアー」だけではありません。
「パシャーン!君の手で101系の音を出してみよう!」という体験型イベントも開催されます。
こちらは豊島園駅から101系の臨時列車に乗車し、池袋駅へ入線。その後、保谷駅まで向かいます。
保谷電留線では、101系の非常ブレーキやドアの開閉など、車両が出す音を体験できます。
非常ブレーキの操作では「パシャーン」という音を体験できるそうですが、運転体験ではありません。
また、乗務員室で車内放送を体験したり、保谷乗務所で「西武鉄道 運転シミュレータ」を体験したりする内容も用意されています。
こちらは小学生または中学生が対象で、保護者の同伴が必要です。
参加費用は1組20,000円となっています。
101系が池袋駅に入る姿を見られる機会
今回の企画で私が気になったのは、やはり101系が池袋駅へ入線することです。
現在、101系は主に多摩川線で運行されています。
そのため、池袋線の飯能~池袋間を走る姿は、普段見ることのできないものになっています。
過去にも西武鉄道では、101系を使用した特別ツアーが開催されてきました。
2022年には「西武トレインフェスティバル2022 in 横瀬」に合わせて101系の貸切列車が運転され、通常は池袋線・西武秩父線を走行しない101系に乗車できるツアーが行われています。
今回のツアーでは、飯能駅から池袋駅を経由して豊島園駅まで走るということで、101系の走行音だけでなく、現在の池袋線の風景と組み合わせて楽しめそうです。
101系最後の路線となった多摩川線
今回の「復刻!池袋線101系乗車ツアー」を見ていて、もう一つ気になったのが現在の101系の運行路線です。
西武鉄道では2026年6月27日から、狭山線で「サステナ車両」の7000系が運行を開始しました。
これまで狭山線を走っていた101系の運行が終了したことで、現在、西武鉄道で101系が走る路線は多摩川線だけになっています。
西武鉄道の公式サイトでは、101系について「現在は狭山線と多摩川線で主に運行しております」と案内していますが、この車両データは2023年3月31日現在のものです。
多摩川線では101系の車両が今も活躍していますが、車両の動きも少しずつ変わっています。多摩川線を継続的に記録されているMacautoさんのnoteでは、2026年9月に赤電253編成の営業運転終了と、その後の甲種輸送について詳しく紹介されています。
現地で日々の車両の動きを見ている方の記事は、公式発表だけでは分からない現在の状況を知るうえでも参考になります。
さらに、その記事では多摩川線の101系も将来的には置き換えられる予定とされています。
そう考えると、今回の「復刻!池袋線101系乗車ツアー」は、単に懐かしい車両に乗るイベントというだけではありません。
現在は日常的に走っている多摩川線から、かつて101系が活躍した池袋線へ戻ってくる列車です。
「101系が池袋線に帰ってくる」という今回のイベントを、こうした車両の世代交代という視点から見ても面白いのではないでしょうか。
申し込みは10月2日から
「復刻!池袋線101系乗車ツアー」の申し込みは、2026年10月2日(金)11時から10月18日(日)23時59分まで。
ただし、先着順で募集人員の80名に達した場合は購入できません。
申し込みは西武線アプリからのみで、西武鉄道のWebサイトや駅での発売はありません。
西武線アプリの会員登録も必要です。
101系に乗車して池袋線を走る機会としては、かなり限られたものになりそうです。
9月は新宿線、10月は池袋線
今年は9月に新宿線、そして10月には池袋線。
101系がかつて走っていた路線に、特別な形で「帰ってくる」企画が続いています。
101系は現在も西武線で見ることができますが、普段とは違う路線を走る姿を見ると、現役時代の西武線を知る人にとっては懐かしく感じられるのではないでしょうか。
岡山からはなかなか気軽に参加できるイベントではありませんが、こうした車両を使った「里帰り」のような企画は、鉄道ファンとして見ていても面白いものです。
10月24日は、池袋線に101系が帰ってきます。
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