秋も「みまさかスローライフ列車」は国鉄型気動車キハ40・キハ47系3両で運転 美作滝尾駅は映画「男はつらいよ」のロケ地

キハ47系国鉄急行色 JR西日本

JR西日本は2026年10月1日、秋の「みまさかスローライフ列車」を11月7日(土)・8日(日)に運転すると発表しました。

岡山県北を走る因美線で、国鉄時代を思わせるキハ40・キハ47系「ノスタルジー車両」に乗車できる列車です。

秋の「みまさかスローライフ列車」の運行について

JR西日本ホームページ

11月7日・8日に津山~那岐間(智頭駅)で運転

秋の「みまさかスローライフ列車」は、11月7日(土)と8日(日)の2日間運転されます。

運転区間は因美線の津山駅~智頭駅間で、各日1往復です。

那岐駅~智頭駅の間は全車自由席での運転となります。

また、「みまさかスローライフ列車」は、智頭駅で鳥取方面・上郡方面の列車と接続します。

別のルートを通りたい場合は、乗り換えるという選択肢もあります。

上り(津山駅→智頭駅)

津山美作滝尾美作加茂美作河井那岐智頭
着時刻12:1713:0413:5714:3014:43
発時刻11:5012:5113:4314:1314:32
  • 接続列車
    • 鳥取方面へ:智頭駅15:01発「スーパーはくと7号」倉吉行き
    • 上郡方面へ:智頭駅14:50発「スーパーはくと10号」大阪行き

下り(智頭駅→津山駅)

智頭那岐美作河井美作加茂美作滝尾津山
着時刻15:0615:2615:4116:0916:35
発時刻14:5315:0715:2715:5816:10
  • 接続列車
    • 鳥取方面から:智頭駅14:22着「スーパーいなば6号」
    • 上郡方面から:智頭駅14:48着 普通列車

「みまさかスローライフ列車」は2007年の岡山DCにあわせて運転を開始しました。

因美線のローカル線らしい風景を楽しみながら、昔ながらの駅舎などにも立ち寄れる観光列車です。

今回も津山駅から智頭駅へ向かい、復路は智頭駅から津山駅へ戻るダイヤとなっています。

また、那岐駅~智頭駅間では、同じ車両を使用した臨時列車も運転されます。

キハ40・キハ47系「ノスタルジー」3両編成

今回使用される車両は、キハ40・キハ47系の「ノスタルジー車両」です。

3両編成で、

  • 国鉄一般色編成:1両
  • 国鉄急行色編成:2両

という編成になります。

現在では数が少なくなった国鉄型気動車に、国鉄時代をイメージした塗装を施した車両です。

岡山地区では津山線や姫新線、吉備線などでキハ40・キハ47系を見る機会がありますが、因美線(津山駅~那岐駅)では定期列車はすべてキハ120形で運転されています。

なお、那岐駅~智頭駅の間は、後藤総合車両鳥取支所のキハ47系4両編成が朝の時間帯に上り列車として1本のみ運転されています(下りの智頭駅~那岐駅間は回送)。

国鉄時代の懐かしい車両に乗って因美線をゆっくり旅できるのが「みまさかスローライフ列車」の魅力の一つです。

なお、津山駅~那岐駅間は全車指定席です。

乗車券のほかに普通列車の指定席券が必要で、料金は大人530円、こども260円です。

指定席券はJR西日本のネット予約「e5489」、JRの主な駅、旅行会社などで発売されます。

車内では指定席券を発売しないため、当日に空席があった場合でも指定席券なしでは乗車できません。

ここは通常の普通列車とは少し違うところなので、乗車を考えている方は事前に指定席券を購入しておいた方がよさそうです。

美作滝尾駅は「男はつらいよ」のロケ地

「みまさかスローライフ列車」の楽しみの一つが、美作滝尾駅です。

美作滝尾駅は因美線の津山駅から北へ向かったところにある駅で、昔ながらの駅舎が残っています。

そして、この駅は映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られています。

JR西日本も「みまさかスローライフ列車」の紹介の中で、映画「男はつらいよ」のロケが行われた駅として美作滝尾駅を紹介しています。

映画「男はつらいよ」は、渥美清さん演じる車寅次郎、いわゆる「寅さん」が全国を旅する人気シリーズでした。

美作滝尾駅は、その「男はつらいよ」の最終作となった「男はつらいよ 寅次郎紅の花」のロケ地の一つです。

鉄道だけでなく、映画の舞台になった駅としても楽しめるのが美作滝尾駅の面白いところですね。

「みまさかスローライフ列車」では、こうした昔ながらの駅を実際に訪れることができます。

ICOCAで乗車する場合は経路に注意

「みまさかスローライフ列車」が走る因美線の津山~那岐間では、ICOCAなどの交通系ICカードは利用できません。

津山駅自体はICOCAの利用可能駅ですが、津山駅までの経路によって事情が異なります。

津山線では岡山駅・法界院駅・津山駅がICOCAの利用可能駅となっているため、岡山駅または法界院駅から津山線を利用して津山駅へ向かう場合はICOCAを利用できます。

ただし、ICOCAで津山線を利用する場合は、津山駅で一旦改札を通る必要があります。

一方、姫新線や因美線など、ICOCAの利用エリア外から津山駅へ向かう場合は、ICOCAを利用することはできません。

「岡山駅から津山駅までICOCAで行けるから、そのまま『みまさかスローライフ列車』にもICOCAで乗れる」というわけではないので、乗車前にきっぷを用意しておく必要があります。

秋の因美線を国鉄型気動車で楽しむ

秋の因美線は、岡山県北の山あいを走るローカル線らしい風景を楽しめる時期でもあります。

そこをキハ40・キハ47系の3両編成で走る「みまさかスローライフ列車」。

国鉄一般色と国鉄急行色の車両が並ぶ姿は、現在の一般的な普通列車とは少し違った雰囲気があります。

「国鉄型車両に乗ってみたい」という鉄道ファンだけでなく、昔ながらの駅や映画のロケ地を訪ねてみたいという方にも向いている列車ではないでしょうか。

なお、停車駅などでのおもてなしイベントについては、今後JR西日本岡山支社の公式Xなどで案内される予定です。

秋の岡山県北を訪れる際には、こうした列車を利用して因美線をゆっくり旅してみるのもよさそうです。

岡山県内の観光列車をまとめています

「みまさかスローライフ列車」のほかにも、岡山県内では「La Malle de Bois」や「SAKU美SAKU楽」などの観光列車が運転されています。

当ブログでは、2026年秋冬に中国地方で運転される観光列車をまとめています。

また、岡山発の「La Malle de Bois」「SAKU美SAKU楽」についても別記事で紹介しています。

「SAKU美SAKU楽」は、10月17日(土)には、団体列車として因美線(津山~鳥取間)で運行されます。

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