暑さ本番の季節、今年も東海道・山陽新幹線「ひかり号」3号車で“弱冷房車”が設定されることが、JR東海・JR西日本のプレスリリースで発表されました。昨年に引き続き2年目の実施となるこの取り組み。新幹線における“弱冷房車”導入の背景や効果、そして夏の快適な旅の秘訣まで、今回の記事ではたっぷり解説していきます。
JR西日本ホームページ
「弱冷房車」ってどんな車両?
一般的に鉄道車両の冷房は“涼しさ重視”。でも中には「冷房がちょっと強すぎて疲れてしまう…」という声もありますよね。そんな声を受けて、環境負荷や利用者満足度の向上を目指す一環として登場したのが “弱冷房車” です。
弱冷房車では、通常よりも冷房の設定温度を高め(=車内がやや優しい涼しさ)に調整。
その結果…
- 体が冷えすぎない
- 冷房苦手な方にも安心
- 全体的にやわらかな室内環境に
というメリットが期待されています。
2026年 夏季の実施内容
今年の「弱冷房車」設定は以下の通りです:
- 対象列車:東海道・山陽新幹線「ひかり号」
- 対象車両:3号車(自由席)
- 実施期間:2026年7月1日(水)〜8月31日(月)
16両編成の「ひかり号」で、夏の8週間にわたって設定されるこの3号車。自由席エリアでの実験的導入という位置づけですが、利用者の反応次第では将来的な恒常化も期待できるかもしれません。なお、山陽新幹線内で運行される8両編成の「ひかり号」は対象外となります。下の写真の車両で運転される「ひかり」号です。
alt="700系 ひかりレールスター 山陽新幹線" class="wp-image-7697"/>昨年度は、8月に実査されました(お盆の時期は除く)。恐らく、利用者からの反応が良かったために今年度も引き続いて設定されたものと思われます。
なぜ“弱冷房車”なの?
昨今の鉄道サービスは「快適さ×多様性」を重視する方向へと進化しています。その潮流を体現するのがこの“弱冷房車”です。
- 夏の車内はどうしても冷えすぎてしまいがち
- 体調を崩しやすい方、高齢者、子ども連れの方には負担に
- 快適性と環境配慮(省エネ)の両立がテーマ
昨年の取り組みでは予想以上に高評価を得たことから、今年は対象期間を拡大。夏の新幹線利用者の声を丁寧に拾い上げようという意図が見えてきます。
利用者へのアンケートも実施!
公式リリースによると、利用者向けのアンケートが求められる場合があるとのこと。今回の「弱冷房車」は単なるサービスではなく、今後の新幹線空調戦略に繋がる大切な“データ収集の場”でもあります。
「どう感じた?」
「この温度はちょうどよかった?」
そんな声が、将来の新幹線を変えていくかもしれません。
乗る時のポイント&快適な過ごし方
せっかく乗るなら、快適に過ごしたいですよね。弱冷房車を利用する際のちょっとしたコツもご紹介します。
服装は調整しやすく
外の暑さと車内の涼しさの差が大きい時期。
軽い羽織りを用意しておくと安心です。
飲み物は常備
冷房下では想像以上に水分が失われることも。
冷たい飲み物だけでなく、温かい飲み物も役立ちますよ。
自分に合った席選びを
弱冷房車が合う方もいれば、しっかり冷えた席が合う方も。
体調や好みに合わせて選べるのが今の新幹線の魅力です。
まとめ:涼しさだけじゃない“気づき”を届ける取り組み
「弱冷房車」という言葉だけでは分かりにくいかもしれませんが、実は人にやさしい空調サービスへの挑戦が込められています。
2026年7〜8月は、ただの“夏の新幹線”ではありません。
乗る人の声が未来につながる“実験の季節”です。

-120x68.jpg)
