普段は主役にならない線路が、1日限りで主役に――。
JR東日本は2026年6月27日(土)、常磐線でイベント列車「浜通りで乾杯!副本線の旅」を運行します。列車が走るのは、本線のわきに設けられた副本線。営業列車ではほとんど体験できない、低速走行と分岐の連続が楽しめる、まさに“通好み”の企画です。
E501 SAKIGAKE「浜通りで乾杯!副本線の旅」運行!
JR東日本ホームページ
イベント列車「浜通りで乾杯!副本線の旅」概要
- 運行日
- 2026年6月27日(土)出発
- 行程
- 水戸駅(10:20発)→いわき駅(12:20着)
途中、副本線(本線ではなく待避線などの補助線)を通って進む珍しいルートも体験できます。 - いわき駅到着後は、普段立ち入れない入換線での乗車体験も実施!
- 水戸駅(10:20発)→いわき駅(12:20着)
- 車内での楽しみ
- 福島・茨城の地酒(純米酒やクラフトビールなど)と、浜通りエリアの特製おつまみがセットになった内容。お酒と景色をゆったり楽しむ旅を演出しています
- 料金・募集
- 10,000円(税込)/ 人
- 20歳以上の参加者限定
- 定員:75名
- 申込:5月26日12:30〜「JRE MALL チケット」水戸支社店で販売予定
副本線だからこその「ゆっくり走行」
今回の最大の見どころは、なんといっても副本線走行。
副本線は列車の待避や入換などに使われる補助的な線路で、速度制限が多く設定されています。そのため、列車は自然とゆっくりしたペースに。分岐器をいくつも通過する際の独特な揺れや音を、じっくり味わえるのが魅力です。
スピード感を楽しむ列車とは真逆で、「線路を楽しむ」イベント列車と言えそうです。
当日は、運がよければ651系カラーの「ひたち」と出会えるかもしれません。
行程は水戸からいわきへ
alt="JR常磐線 水戸駅" class="wp-image-7691"/>列車は水戸駅を出発し、いわき駅まで運行。
途中区間では副本線を積極的に活用し、通常のダイヤでは体験できない走りを楽しみます。さらに、いわき駅到着後には、普段は乗客が立ち入らない入換線での乗車体験も予定されています。
駅構内の“裏側”を走る体験は、鉄道ファンにとってはたまらない時間になりそうです。
alt="JR常磐線 いわき駅" class="wp-image-7692"/>車内では「浜通りで乾杯!」
列車名の通り、車内では福島・茨城エリアの地酒やクラフトビール、浜通りならではのおつまみを楽しめる内容となっています。そのため、使用される車両はイベント用のE501系SAKIGAKE(さきがけ)」となっています。
低速で走る列車に揺られながら、景色とともに味わう一杯は、イベント列車ならではの贅沢。鉄道と地域の魅力を同時に楽しめる構成です。
※本イベントは20歳以上限定となっています。
鉄道ファン目線での注目ポイント
- 副本線を実際に営業列車として走行
- 速度制限区間が多く、走行音や分岐通過を体感できる
- 入換線走行というレアな体験
- 観光列車とは一線を画す“設備重視”の企画
派手さはありませんが、「分かる人には分かる」内容で、近年増えている体験型イベント列車の中でも、かなり尖った企画と言えそうです。
まとめ
常磐線の風景とともに、普段は脇役の副本線を主役に据えた今回のイベント列車。
スピードよりも線路・配線・運転そのものを楽しむ構成は、鉄道ファンにとって非常に魅力的です。
「速く走らない列車の面白さ」を再発見できる一日。
こうした企画が今後ほかの路線にも広がっていくのか、注目したいところです。


