多摩都市モノレール「一駅区間割引」を終了へ 2027年3月13日から通常運賃に戻り、きっぷ220円・ICカード214円に

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多摩都市モノレールは2026年10月30日、一駅区間を対象に実施している割引運賃制度を終了すると発表しました。

現在、一駅区間はきっぷ110円、ICカード102円で利用できますが、割引制度の終了後は通常運賃が適用され、きっぷ220円、ICカード214円となります。

2001年から約25年間続いてきた一駅区間の割引制度が終了することになります。

割引運賃の見直しについて1

割引運賃の見直しについて2

多摩都市モノレールホームページ

一駅区間の割引運賃が終了

多摩都市モノレールでは、2001年から一駅区間を対象とした割引運賃制度を導入しています。

当初は「一駅100円」として設定された制度で、現在は消費税率の引き上げなどを経て、きっぷ110円、ICカード102円となっています。

今回、この割引制度を2027年3月13日で終了し、通常の1~3km区間の運賃に戻すことになりました。

乗車券の種類現在割引終了後
きっぷ110円220円(小児110円)
ICカード102円214円(小児107円)

一駅区間の利用では、きっぷが110円、ICカードが112円の値上げとなります。いずれも現在の運賃から実質的に2倍程度の負担となります。

なお、定期券については、もともと通常運賃を基準に発売されているため、今回の割引制度終了による変更はありません。

約25年間続いた割引制度を終了する理由

今回の見直しについて、多摩都市モノレールは、一駅区間割引の導入当初の目的であった認知度向上などについて一定の役割を果たした一方、経営に与える影響が大きくなっていることを理由に挙げています。

また、多摩都市モノレールは1998年に開業しており、開業から30年近くが経過するなかで、設備の老朽化への対応や施設の大規模更新が必要になっています。

信号保安装置や受変電設備、ホームドア関連設備などの更新に加え、駅トイレの改修や照明のLED化など、今後も多くの設備投資が見込まれます。

こうした状況を踏まえ、長年続けてきた割引制度を見直し、本来の運賃体系に戻す判断をしたものと考えられます。

上北台~箱根ケ崎間の延伸事業も進む

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JR八高線 箱根ヶ崎駅

多摩都市モノレールでは、現在の終点である上北台駅からJR八高線の箱根ケ崎駅付近まで、約7kmの延伸事業が進められています。

延伸区間には7駅程度の新設が計画されており、これまで鉄道駅がなかった武蔵村山市にも新たにモノレールが通ることになります。

開業は2030年代半ばを目標としており、事業費は約1,290億円とされています。

延伸によって沿線の交通利便性が向上することが期待される一方、既存路線の設備更新や維持管理にも継続的な費用が必要です。

今回の割引運賃制度の終了は、延伸事業そのものを理由としたものではありませんが、既存路線の設備更新を含め、今後の安定した運営に向けて収入面を見直す動きとしても注目されます。

長年親しまれてきた一駅区間の割引運賃がなくなることは、短距離利用者にとって負担増となります。利便性の向上と鉄道事業の持続的な運営をどのように両立していくのか、今後の多摩都市モノレールの動向にも注目したいところです。

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リンク:多摩都市モノレール 運賃制度の見直しについて(資料1)

リンク:多摩都市モノレール 運賃制度の見直しについて(資料2)

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