可部線加計駅跡でキハ28形気動車の動態展示を実施 11月14日・15日に「第29回加計五サー市」開催

加計駅 キハ28形気動車 鉄道遺産

2026年11月14日(土)・15日(日)の2日間、広島県安芸太田町の旧JR可部線加計駅跡で「第29回加計五サー市」が開催されます。

会場では、キハ28形気動車の動態展示をはじめ、神楽の上演やフリーマーケット、スタンプラリーなど、さまざまな催しが予定されています。

鉄道ファンにとっては、普段なかなか見ることのできないキハ28形の動く姿を見られる機会となります。

五サー市と秋の吉水園一般公開

あきおおたからホームページ

廃線となった可部線加計駅跡でキハ28形を動態展示

今回の会場となるのは、2003年12月1日に廃止されたJR可部線の加計駅跡です。

可部線は広島駅から可部駅を経由して三段峡駅までを結んでいましたが、2003年に可部駅~三段峡駅間が廃止されました。

廃止区間された区間のうち、ある程度の利用が期待される可部駅~あき亀山駅(廃止区間の河戸駅付近に新設された駅で安芸亀山駅とは別の駅です)が2017年3月4日に新規路線として復活しています。

加計駅跡には、かつての可部線を走っていたキハ28形気動車「キハ28 2394」が保存されています。

この車両はキハ28保存会によって整備・保存されており、イベントに合わせて動態展示が行われています。

安芸太田町の広報資料でも、キハ28形は動態保存され、イベント時には一般公開されていることが紹介されています。

廃線から20年以上が経過した現在も、かつての可部線を走った車両が動く姿を見られるのは貴重ですね。

かつて廃止が議論された可部線非電化区間

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かつての電化区間の終点可部駅

JR西日本は1998年に可部駅~三段峡駅間46.2kmの廃止・バス転換方針を表明しました。

沿線自治体などは存続に向けて利用促進に取り組み、輸送密度800人/日を目標に試験増便も実施しました。

しかし、実績は104日間の試験で759人/日、1年間の試験では487人/日にとどまり、2003年11月30日に廃止されました。

第29回加計五サー市では地域のイベントも開催

加計五サー市は、1998年に復活した地域の伝統的な市です。

もともとは旧暦の12月25日に開かれていた市で、広島市などから商人が集まり、さまざまな品物が売買されていました。

現在は、地域の特産品や新鮮な野菜、工芸品などが並ぶイベントとして開催されています。

今回もキハ28形の動態展示のほか、神楽の上演、フリーマーケット、スタンプラリーなどが予定されています。

また、近くにある江戸時代中期に造られた庭園「吉水園」も秋の一般公開が行われます。紅葉を楽しみながら、加計地区を散策するのもよさそうです。あきおおたから+1

開催概要

項目内容
イベント名第29回加計五サー市
開催日2026年11月14日・15日
会場旧加計駅・太田川交流館かけはし前広場
所在地広島県山県郡安芸太田町加計
料金五サー市は無料
主な内容キハ28動態展示、神楽、フリーマーケットなど

※吉水園の入園には別途200円が必要です。

車の場合は加計スマートICから国道191号経由で約7分です。

公共交通機関では広電バスの三段峡方面行きで「加計中央」バス停を利用できます。

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