東京都調布市内を走る 京王電鉄 の 京王線。
このうち、仙川駅〜国領駅付近に点在する“開かずの踏切”5か所が、いよいよ解消に向けて大きく前進することになりました。
調布市 は、京王線連続立体交差事業について、
2026年4月、国土交通省による新規事業採択を受けたと発表しています。
長年、地域の課題として知られてきた“開かずの踏切”問題。
鉄道好きとしても、沿線住民としても注目したいニュースです。
調布市ホームページ
「開かずの踏切」とは?
alt="開かずの踏切(イメージ)" class="wp-image-6725"/>なぜ問題になってきたのか
「開かずの踏切」とは、
ラッシュ時などに遮断時間が極端に長くなり、1時間のうち40分以上閉まっている踏切のこと。
調布市内の京王線では、
- 朝夕の通勤・通学時間帯に踏切がほとんど開かない
- 車やバスが大きく迂回する必要がある
- 歩行者や自転車が無理な横断をしてしまう
といった状況が長年続いてきました。
特に 仙川駅〜国領駅 の間は、
住宅地が密集していることもあり、踏切による地域分断が大きな課題でした。
今回の事業のポイント
踏切5か所を一気に解消へ
今回、新規事業として採択されたのは、
京王線・仙川駅〜国領駅付近にある5つの開かずの踏切をまとめて解消する連続立体交差事業です。
連続立体交差事業とは、
- 線路を高架化、または地下化
- 複数の踏切を一括で除去
することで、道路と鉄道を立体的に交差させる大規模事業。
踏切1か所ずつの対策ではなく、エリア全体の交通環境を根本から改善できるのが特徴です。
注目ポイント
鉄道ブログ的に見ても、今回の事業は見どころがたくさんあります。
- 京王線のダイヤ安定性向上
- 踏切支障による遅延リスクの低減
- 将来的な設備更新・駅周辺再整備への期待
また、京王線ではすでに他区間で高架化・地下化が進められてきました。
今回の区間が完成すれば、京王線全体としての都市鉄道としての完成度がさらに高まることになります。
すぐに工事が始まるわけではない?
今後の流れ
「新規事業採択」と聞くと、すぐ工事が始まりそうに思えますが、
実際にはこれからがスタートです。
今後は、
- 都市計画決定
- 詳細な事業計画の策定
- 地域説明会・調整
- 用地取得
- 工事着手
といったステップを踏んでいきます。
完成までは年単位の時間がかかりますが、
“国が正式に必要性を認めた”という点が非常に大きな前進です。
まとめ:地域と鉄道、どちらにも大きな一歩
今回の調布市・京王線の連続立体交差事業は、
- 開かずの踏切の解消
- 地域の安全性向上
- 街の分断解消
- 鉄道輸送の安定化
という、地域と鉄道の両方にメリットのあるプロジェクトです。
完成はまだ先ですが、
「いつか当たり前になる景色」が、今まさに計画段階から動き始めています。

