広島市内を走る路面電車・バスを運行する 広島電鉄(広電)で、交通系ICカードの利用方法が大きく変わることが発表されました。
2026年7月1日から、ICOCAなどの交通系ICカードの使い方が、JRや他都市の鉄道・バスとほぼ同じになります。
さらに今回の変更では、電子マネー「WAON」でも広電に乗車できるようになる点も注目です。
MOBIRY DAYS リーダによる、
広島電鉄ホームページ
交通系ICカード(ICOCA等)およびWAONの取扱開始について
何が変わる?いちばん大きなポイント
これまでの広電では、ICカード利用時の操作が少し独特でした。
しかし今回の変更で、利用方法が全国標準に近づきます。
【これまで】
- 基本は降車時に1回タッチ
- 初めて乗る人には少し分かりにくい方式
- 整理券を取る必要あり
【2026年7月1日から】
- 乗車時にタッチ → 降車時にタッチ
- JRや多くの鉄道・路線バスと同じ感覚で使える
- 整理券が不要
岡山からICOCAで広島を訪れる人にとっては、
「考えなくても体が覚えている操作」でそのまま乗れるのはうれしい変更です。
対応するICカードは?
全国相互利用の交通系ICカードが利用できます。
- ICOCA
- Suica
- PASMO
- Kitaca
- TOICA
- manaca
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
※PiTaPaは引き続き利用できません。
スマホのモバイルICOCA(Apple Pay・Google Pay)も対象なので、
カードを出さずにそのまま改札感覚で乗車可能です。
※岡山県で利用できる「Haraca」は使用できません。
WAONでも乗車可能に
今回のもう一つのトピックが、WAONでの乗車対応です。
これまでは交通系ICカードが中心でしたが、
2026年7月からはWAONを使って路面電車・バスに乗車できるようになります。
普段の買い物でWAONを使っている人にとっては、
「チャージ残高をそのまま使って電車に乗れる」という便利な選択肢が増えます。
なぜ今、この変更?
広電が進めているのが、ICカードを活用した乗降のスムーズ化です。
- 整理券を取らなくてよくなる
- 全扉からの乗降がしやすくなる
- 停車時間が短縮され、ダイヤの安定にもつながる
特に観光シーズンの広島は、
「ICカードの使い方が分からず戸惑う観光客」が少なくありません。
今回の変更は、初めて広島を訪れる人にも優しい改良と言えそうです。
岡山から広島へ行く人にとってのメリット
岡山~広島間はICOCAエリア同士。
今回の変更で、
- 岡山で使っているICOCAを
- そのまま、同じ感覚で広電でも使える
という流れが、より分かりやすくなります。なお、岡山県内の路面電車・バスで使用できる「Hareca」は、広島電鉄では使用できません。
まとめ
2026年7月1日からの広電ICカード利用方法の変更は、
派手さはないものの、日常利用者にも観光客にも効く改善です。
- 交通系ICカードはJRと同じ「乗車・降車2タッチ方式」に
- WAONでも乗車可能に
- 岡山からのICOCA利用者には特に分かりやすく(「Hareca」は使用不可)
広島の路面電車が、また一歩「全国標準」に近づくニュースと言えそうです。

