近鉄の名物企画列車として注目を集めてきた「ミッドナイトひのとり」。
これまで不定期・限定運行という位置づけでしたが、ついに“準定期観光列車”へと昇格することが明らかになりました。
2026年7月・8月出発分はすでに販売中。さらに、9月〜11月にも運行予定とされており、今後は「毎年の楽しみ」として定着していきそうな気配です。
今回の発表は、近畿日本鉄道が公開した駅長ブログ・資料によるものです。
近畿日本鉄道ホームページ
「ミッドナイトひのとり」とは? 〜走ること自体が目的の夜行特急〜
「ミッドナイトひのとり」は、近鉄のフラッグシップ特急「ひのとり(80000系)」を使用した夜行観光列車。
・深夜に出発
・途中駅で長時間停車
・車内で仮眠し、朝に目的地へ
という、かつての夜行列車を思わせる運行スタイルが特徴です。
単なる“移動手段”ではなく、
「夜の特急で過ごす時間そのものを楽しむ」
そんなコンセプトが、鉄道ファンだけでなく一般層にもじわじわ浸透してきました。
運転日
- 2026年7月19日(土)・8月15日(土) 販売中
- 2026年9月21日(日・祝)・10月11日(日)・11月21日(土) 発売予定
時刻表
- 近鉄名古屋→大阪難波
| 近鉄名古屋 | 23:32発 |
| 桑名 | 23:55発 |
| 近鉄四日市 | 0:08発 |
| 名張 | 約4時間停車 |
| 鶴橋 | 6:10着 |
| 大阪上本町 | 6:13着 |
| 大阪難波 | 6:16着 |
- 大阪難波→近鉄名古屋
| 大阪難波 | 0:01発 |
| 大阪上本町 | 0:04発 |
| 鶴橋 | 0:06発 |
| 名張 | 約4時間停車 |
| 津 | 5:58着 |
| 白子 | 6:11着 |
| 近鉄四日市 | 6:24着 |
| 桑名 | 6:37着 |
| 近鉄名古屋 | 7:02着 |
料金
大阪難波駅・大阪上本町駅・鶴橋駅からの料金は次の通りです。
| プレミアムシート (単独・ペア席) | レギュラーシート (1名2席利用) | レギュラーシート (2名2席利用) | ||||
| おとな | こども | おとな | こども | おとな | こども | |
| 近鉄名古屋 | 9,900 | 7,060 | 8,000 | 5,800 | 6,200 | 3,850 |
| 桑名 | 9,200 | 6,700 | 7,200 | 5,260 | 5,700 | 3,630 |
| 近鉄四日市 | 9,100 | 6,670 | 7,000 | 5,110 | 5,500 | 3,490 |
| 白子 | 8,400 | 6,350 | 6,200 | 4,570 | 5,000 | 3,260 |
| 津 | 8,200 | 6,210 | 6,000 | 4,410 | 4,800 | 3,110 |
「ひのとり」に乗車するのが待ち遠しい方は・・・
ニンテンドースイッチで発売されている「鉄道にっぽん!RealPro 長距離運転!特急ひのとり 近畿日本鉄道」で近鉄名古屋駅から大阪難波駅を楽しむことも可能です。また、2026年8月6日には、プレイステーション5でも販売されます。
名張駅での長時間停車が最大の特徴
この列車最大のポイントは、途中の名張駅で約4時間にわたり停車すること。
走行しない時間があえて設けられており、
- 座席を倒して仮眠
- 静かな夜の車内を楽しむ
- “動かない特急”という非日常感を味わう
といった、普通の列車ではできない体験ができます。
しかも使用車両は「ひのとり」。
バックシェル構造のシートなので、後ろを気にせずリクライニングでき、夜行列車との相性も抜群です。
2026年夏は「準定期化」で一気に身近な存在へ
これまでの「ミッドナイトひのとり」は、
- 年に数回
- 日程限定
- 気づいたときには完売
という、やや“知る人ぞ知る存在”でした。
しかし今回、
- 7月・8月出発分を販売
- 9月〜11月も運行予定
とされたことで、季節ごとに計画しやすい列車へと変わりつつあります。
これは実質的に、
→近鉄が「ミッドナイトひのとり」を観光コンテンツとして本腰を入れて育て始めた
と見てよさそうです。
夜行列車文化の“復活”を感じさせる存在
日本では、定期夜行列車が次々と姿を消して久しいですが、
近年はこのような観光型・体験型の夜行列車が少しずつ増えています。
「ミッドナイトひのとり」は、
- 寝台ではなく座席
- 効率より“体験重視”
という、現代的な夜行列車の形。
鉄道ファンにとっては懐かしく、
一般利用者にとっては新鮮。
その“ちょうどいいバランス”が、準定期化につながったのかもしれません。
これは早めのチェックがおすすめ
夏休みシーズンの7月・8月は、
- 鉄道ファン
- 夜行列車好き
- 非日常を味わいたい人
が一気に集まり、早期完売の可能性も高そうです。
「一度は乗ってみたい」と思っている方は、
早めに公式情報をチェックしておくのがおすすめです。
申し込みは、
- 近鉄各駅営業所
- 近鉄旅の予約センター(Webのみ・クレジット決済のみ)
になります。



