鳥取県の根雨駅の「みどりの窓口」が2026年3月20日の営業をもって閉鎖されました(JRおでかけネットより)。これによって、伯備線単独駅の「みどりの窓口」はすべて閉鎖となりました。今後は、「みどりの券売機プラス」が代わりとなりますが、高齢者等の利用については問題があるように思えます。
根雨駅の「みどりの窓口」閉鎖!
伯備線単独駅から「みどりの窓口」が消滅へ(2026年3月20日)
JR西日本は、伯備線の途中駅である 根雨駅 に設置されている「みどりの窓口」について、2026年3月20日をもって営業を終了すると発表しました。
この閉鎖により、伯備線の単独駅から「みどりの窓口」がすべて姿を消すことになります。
伯備線最後の“単独駅みどりの窓口”
伯備線では、これまでは、倉敷駅を除き、途中駅の「みどりの窓口」は次々と廃止されてきました。
その中で根雨駅は、単独駅としては最後まで有人の「みどりの窓口」が残っていた駅でしたが、今回の閉鎖により、その歴史に幕を下ろすことになります。
根雨駅は、日野郡日野町の中心駅として、通学や通院、観光など地域の足を長年支えてきました。特に高齢者や、指定席券・企画きっぷを窓口で購入したい利用者にとっては、身近で頼れる存在だっただけに、影響は小さくありません。
今後は「みどりの券売機プラス」へ
窓口閉鎖後は、全国的に導入が進められている**「みどりの券売機プラス」**が設置される見込みです。
オペレーター対応による指定席購入や変更など、一定の機能は維持されますが、
- 対面での細かな相談がしづらい
- 操作に慣れていない利用者にはハードルが高い
- 混雑時の待ち時間が読みにくい
といった課題も指摘されています。
地方路線で進む“窓口縮小”の流れ
今回の根雨駅の事例は、決して例外ではありません。
**JR西日本**管内では、利用者数の減少や人手不足、コスト削減を背景に、地方駅を中心として「みどりの窓口」の閉鎖が相次いでいます。
一方で、スマートフォンやインターネット予約に不慣れな層への配慮が十分とは言えず、**「鉄道の利用しやすさが後退しているのではないか」**という声も根強くあります。
伯備線「みどりの窓口」閉鎖駅 比較表
| 駅名 | 所在地 | みどりの窓口閉鎖 | 現在の発売設備 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 倉敷駅 | 岡山県倉敷市 | みどりの窓口あり | みどりの窓口営業中 | 倉敷市の代表駅 山陽本線分岐駅 |
| 清音駅 | 岡山県総社市 | 2021年2月28日 | 通常の自動券売機 | 無人駅だが券売機あり(井原線は有人駅) |
| 総社駅 | 岡山県総社市 | 2021年2月4日 | みどりの券売機プラス | 井原線も無人駅 吉備線分岐駅 |
| 備中高梁駅 | 岡山県高梁市 | 2021年2月18日 | みどりの券売機プラス | 高梁市の代表駅 |
| 新見駅 | 岡山県新見市 | 2024年3月4日 | みどりの券売機プラス | 芸備線・姫新線分岐駅 |
| 生山駅 | 鳥取県日南町 | 2021年6月30日 | みどりの券売機プラス | 日南町の主要駅 |
| 根雨駅 | 鳥取県日野町 | 2026年3月20日 | みどりの券売機プラス | 単独駅最後の窓口 |
| 伯耆大山駅 | 鳥取県米子市 | 2020年3月13日 | みどりの券売機プラス | 山陰本線分岐駅 |
まとめ
- 根雨駅の「みどりの窓口」は2026年3月20日で営業終了
- 伯備線の単独駅から「みどりの窓口」が完全消滅
- 代替手段は「みどりの券売機プラス」
- 地方路線におけるサービス縮小を象徴する出来事
伯備線は中国地方を縦断する重要な幹線である一方、沿線人口減少の影響を強く受けています。
今回の根雨駅の窓口閉鎖は、地方鉄道が直面する現実を改めて突きつけるニュースと言えるのではないでしょうか。

