JR西日本とJR四国は、2027年春から岡山駅~松山駅間の「しおかぜ」と岡山駅~高知駅間の「南風」を全席指定席とすることを発表しました。これにより岡山駅を発着する在来線の特急列車はすべて指定席での運行となります。なお、高松駅~松山駅間を運行する「いしづち」には自由席が残る模様です。
在来線一部特急列車の全席指定席での運行について ― 特急「しおかぜ」「南風」の指定席を増やします
JR西日本ホームページ
以前の記事で、「しおかぜ」「南風」の自由席車が減ると書きましたがなくなるとは思いませんでした。
トク割回数券(自由席用)は、2027年4月1日以降はどうなるのでしょうか。
この動きは、2027年春の「しおかぜ」「南風」全席指定席化を見据えたものでしょう。
対象列車は四国の大動脈
今回の発表で全席指定席化の対象となるのは、以下の主要特急です。
- しおかぜ
岡山〜高松・松山を結ぶ瀬戸大橋ルートの看板特急
alt="JR四国8600系特急「しおかぜ」" class="wp-image-4323"/>- 南風
岡山〜高知を結ぶ土讃線のメイン特急
alt="JR四国 2700系特急「南風」" class="wp-image-4324"/>いずれも岡山駅を起点に四国へ向かう重要な列車で、
観光客はもちろん、通勤・通学・ビジネス利用も多い列車です。
なぜ全席指定席化?背景にある理由
JR西日本によると、今回の変更には以下のような狙いがあります。
- 混雑の平準化・着席保証の向上
- インバウンドを含む観光需要への対応
- チケットレス・事前予約の促進
- 車内サービス・運行管理の効率化
特に「必ず座れる」という安心感は、
長距離移動が多い四国特急では大きなメリットと言えそうです。
利用者にとってのメリット・デメリット
メリット
- 繁忙期でも立ち席の心配がなくなる
- 座席指定で予定が立てやすい
- 車内の混雑感が軽減
デメリット
- 飛び乗りができなくなる
- 急な移動時は満席で乗れない可能性
- 指定席料金が実質必須に
これまで自由席を活用していた利用者にとっては、
「気軽さ」が失われる点は注意が必要です。
岡山駅利用者への影響は?
岡山駅は本州側で四国特急が集中する拠点駅です。
これまでのように「とりあえずホームへ行って乗車」という使い方はできなくなり、
- 事前に指定席を確保する
- チケットレス特急券を活用する
といった行動が今後は必須になります。
特に朝夕の利用や、観光シーズンの利用では
早めの予約が重要になりそうです。
四国特急の“新しい時代”へ
今回の全席指定席化は、単なる座席制度の変更ではなく、
四国特急の位置づけそのものを変える大きな転換点とも言えます。
今後は、
- 料金体系の変化
- 座席サービスの充実
- 観光列車とのすみ分け
などにも注目が集まりそうです。
まとめ
- 2027年春から「しおかぜ」「南風」は全席指定席化
- 自由席は完全廃止
- 着席保証というメリットの一方、飛び乗り不可に
- 岡山駅利用者は事前予約が必須の時代へ
四国特急を日常的に使っている方も、
これから旅行で利用する方も、今後の動きから目が離せません。




