しなの鉄道は、国鉄形車両115系をテーマにした「プロジェクト115」の一環として、2026年9月5日(土)に「115系入換乗車体験&撮影会【昼の部・夜の部】」を開催します。
115系に実際に乗車して構内の入換を体験できるほか、撮影会も楽しめるイベントです。
今回のイベントは昼の部と夜の部の2回に分けて開催。特に夜の部では、日中とは違った雰囲気の中で115系を撮影できる機会となります。
しなの鉄道の115系を間近で楽しみたい方にとって、注目のイベントとなりそうです。
【8/14 12:00受付開始】『115系入換乗車体験&撮影会【昼の部・夜の部】』催行のお知らせ~プロジェクト115~
しなの鉄道ホームページ
115系をテーマにした「プロジェクト115」
しなの鉄道では、国鉄形車両である115系の魅力を伝える取り組みとして「プロジェクト115」を展開しています。
しなの鉄道は2024年1月、115系を2028年までに順次引退させる方針を発表するとともに、115系の完全引退までの4年間にさまざまな企画を実施すると発表しました。
その中では、115系を使った参加型イベントやグッズ販売などが予定されており、今回の入換乗車体験・撮影会も、その流れにある企画です。
115系は国鉄時代に登場した近郊形電車で、しなの鉄道では現在も貴重な国鉄形車両として活躍しています。
2026年3月のダイヤ改正では115系S1編成・S9編成が運用を離脱。2月28日には「ありがとうS1&S9編成引退記念号」が運転され、ラストランイベントも行われました。
そのため、現役で活躍する115系をじっくり楽しめる機会は、今後ますます貴重になっていきそうです。
9月5日は戸倉駅で115系を体験
alt="しなの鉄道線 戸倉駅" class="wp-image-13564"/>今回のイベントの開催日は2026年9月5日(土)。
しなの鉄道の戸倉駅を舞台に、115系の入換乗車体験と撮影会が行われます。
公式の申込ページによると、夜の部の「乗車駅」は戸倉駅とされています。また、夜の部の募集人員は20名です。
昼の部についても同日に開催されますが、昼の部と夜の部はそれぞれ別の申込ページから申し込む形式になっています。
つまり、
- 2026年9月5日(土)
- 昼の部
- 夜の部
- 戸倉駅が舞台
- 115系の入換乗車体験
- 115系の撮影会
という、115系ファンにはかなり魅力的な内容です。
なお、今回のイベントは通常の列車に乗車するものではありません。車両基地などで行われる「入換」を実際に体験するイベントとなっている点が大きなポイントです。
普段の営業列車では味わうことのできない115系の動きを、乗車体験という形で楽しめます。
「入換乗車体験」ができるのが大きな魅力
鉄道ファンにとって、今回のイベントで特に注目したいのが「入換乗車体験」です。
普段、駅のホームから列車を見ているだけでは、車両基地や検修線などで行われている入換作業を体験することはできません。
過去にしなの鉄道が戸倉駅で開催した115系の入換乗車体験では、戸倉駅のホームから基地線、基地線からホームへ115系に乗車する企画が実施されました。
2025年9月のイベントでは、115系S3編成(湘南色)を使用し、横サボ・前サボの撮影会と入換乗車体験を組み合わせた内容となっていました。
今回も同じ戸倉駅が舞台となっていることから、115系を「走っている姿を見る」のとは違う楽しみ方ができるイベントといえそうです。
ただし、2026年9月5日のイベントについては、使用編成や具体的な撮影内容などが変更される可能性もあります。
参加する場合は、しなの鉄道から発表されている最新の案内を確認しておきましょう。
昼の部と夜の部、どちらを選ぶ?
今回のイベントには昼の部と夜の部があります。
昼の部は明るい時間帯に115系を撮影できることが魅力。
車体の色や国鉄形車両らしい外観をしっかり記録したい方には、昼の部が向いているでしょう。
一方、夜の部は文字通り夜の時間帯に行われるため、昼間とは異なる115系の姿を撮影できる可能性があります。
しなの鉄道では2026年2月にも「115系夜間撮影会」を戸倉駅構内で開催しており、S1編成・S9編成・S11編成を並べた撮影などが行われました。
今回の夜の部も、115系と夜の駅・車両基地という組み合わせを楽しみたい鉄道ファンには注目の企画となりそうです。
「昼間の写真をしっかり撮りたい」という方と、「夜の115系を撮ってみたい」という方で、好みが分かれそうですね。
申し込みはオンラインで受付
今回のイベントは事前申し込み制です。
しなの鉄道の公式発表によると、申し込み受付は2026年8月14日12時から開始。
2026年9月5日開催分のみ申し込み可能で、10月3日(土)と11月14日(土)開催分については、改めて案内するとしています。
また、申込者が多数となった場合は抽選となります。
夜の部については、専用フォームからオンラインで申し込む方式で、募集人員は20名。
申込ページでは「乗車駅」の欄に「戸倉」と入力するよう案内されています。
定員が限られているイベントだけに、115系ファンからの人気も高くなりそうです。
115系は「いつでも見られる車両」ではなくなりつつある
しなの鉄道の115系を取り巻く状況で、今回のイベントを考えるうえで忘れてはいけないのが車両の引退です。
しなの鉄道は115系を2028年までに順次引退させる方針を示しています。
2026年にはS1編成・S9編成が引退し、115系の活躍する機会は少しずつ減っています。
一方で、S3編成(湘南色)などは2026年夏にも「信越Rapid」に使用されるなど、現在も活躍しています。
また、ツアー商品になりますがかつての急行列車「信州」・「妙高」を思わせる夜行列車の運転も予定されています。
国鉄時代から続く115系の姿を、実際に乗車しながら体験できるイベントは決して多くありません。
しかも今回は、単純な撮影会ではなく「入換乗車体験」がセットになっています。
「115系に乗りたい」「最後まで活躍する姿を記録したい」という方にとっては、今後につながる大切なイベントになりそうです。
しなの鉄道で運用されている115系は観光列車「ろくもん」を入れても4本となっています。岡山地区では、2026年8月14日に115系D編成(3両編成)のうちD-06・D-08が廃車のため下関総合車両所へ回送されました。
この写真は、2025年11月に撮影した115系D-08編成です。
alt="115系D08編成と8600系しおかぜE12編成" class="wp-image-13561"/>今後も「プロジェクト115」に注目
しなの鉄道では、115系の引退までにさまざまな企画を実施する「プロジェクト115」を継続しています。
今回の公式発表でも、2026年9月5日分だけでなく、10月3日(土)と11月14日(土)の開催が予定されていることが明らかになっています。
ただし、現時点では9月5日開催分のみ申し込み可能で、10月・11月分については今後改めて案内される予定です。
115系の引退までにはまだ時間がありますが、編成ごとの引退が進むにつれて、撮影や乗車を楽しめる機会は確実に減っていきます。
しなの鉄道の115系を追いかけている方は、今後発表される「プロジェクト115」の企画にも注目しておきたいところです。
まとめ
しなの鉄道は2026年9月5日(土)、「115系入換乗車体験&撮影会【昼の部・夜の部】」を戸倉駅で開催します。
今回のイベントでは、115系に実際に乗車して入換を体験できるほか、撮影会も楽しめます。
昼の部と夜の部が設定されているため、明るい時間帯の115系を撮影したい方だけでなく、夜の115系を記録したい方にも魅力的なイベントです。
115系の引退が進む中、「プロジェクト115」として開催される今回のイベントは、国鉄形車両115系を身近に感じられる貴重な機会となりそうです。
なお、2026年9月5日開催分は8月14日12時から申し込みが始まっており、申込者多数の場合は抽選となります。参加を検討している方は、しなの鉄道の公式案内を確認しておきましょう。




