JR西日本中国統括本部が10月3日にダイヤ修正 3本の列車で発車時刻繰り上げ 227系追加投入で伯備線・赤穂線の115系にも変化?

115系で定期列車として最後に残っている7両編成での列車(伯備線844M)115系で定期列車として最後に残っている7両編成での列車(伯備線844M) 2026年ダイヤ改正

JR西日本中国統括本部は、2026年10月3日(土)ダイヤ修正を実施すると発表しました。

今回のダイヤ修正は大規模なものではなく、一部列車の時刻を変更するものです。

発車時刻が早くなる列車として、赤穂線瀬戸大橋線呉線の3本が発表されています。

一方、岡山・福山エリアでは、赤穂線山陽本線津山線伯備線福塩線でも一部列車の時刻が変更される予定です。

そして今回のダイヤ修正で気になるのが、岡山地区で急速に数を減らしている115系と、追加投入が進む227系の今後の動きです。

2026年10月3日(土) ダイヤ修正について

JR西日本ホームページ

10月3日に中国統括本部でダイヤ修正

JR西日本中国統括本部によると、10月3日から一部列車の時刻を変更します。

今回、発車時刻の繰り上げが明らかになっているのは、赤穂線、瀬戸大橋線、呉線の3本です。

発車時刻が繰り上げとなる列車

赤穂線 1930M (岡山20:04発→播州赤穂21:20着)

東岡山駅・大多羅駅の発車時刻が1分繰り上がります。

岡山東岡山大多羅播州赤穂
修正前20:04発20:14着
20:21発
20:24着
20:25発
21:19着
修正後20:04発20:14着
20:20発
20:24着
20:24発
21:20着

瀬戸大橋線「マリンライナー8号」 3108M (高松6:46発→岡山7:46着)

茶屋町駅の到着時刻・発車時刻が1分早くなります。また、妹尾駅の到着時刻についても1分早くなります。

高松茶屋町早島妹尾岡山
修正前6:46発7:26着
7:27発
7:30着
7:30発
7:34着
7:34発
7:46着
修正後6:46発7:25着
7:26発
7:30着
7:30発
7:33着
7:34発
7:46着

呉線 612M (広島7:19発→広8:28着)

この列車では、吉浦駅・川原石駅・呉駅の発車時刻が7~8分・川原石駅・呉駅・安芸阿賀駅の到着時刻が7~8分早くなります。これは、吉浦駅での下り621M・呉駅での下り2695Mとの列車交換駅の変更によるものだと思われます。

広島吉浦川原石安芸阿賀
修正前7:19発7:59着
8:11発
8:13着
8:14発
8:17着
8:19発
8:23着
8:23発
8:28着
修正後7:19発7:59着
8:04発
8:06着
8:07発
8:10着
8:11発
8:15着
8:23発
8:28着

このほか、岡山・福山エリアでは赤穂線、山陽線、津山線、伯備線、福塩線などでも一部列車の時刻変更が予定されています。

変更後の詳細な時刻については、JR西日本の「WESTER」や「JRおでかけネット」などで9月18日に更新される予定です。

岡山地区では115系の廃車が進む

今回のダイヤ修正を考えるうえで注目したいのが、岡山地区の115系です。

岡山地区では2026年3月のダイヤ改正以降、227系500番台「Urara」への置き換えがさらに進んでいます。

そして8月14日には、岡山電車支所所属の115系D-06編成とD-08編成が6両編成を組んで岡山から下関方面へ回送されました。

岡山駅4番のりばの115系D08編成 alt="岡山駅4番のりばの115系D08編成" class="wp-image-14006" style="width:640px;height:auto"/>
岡山駅4番のりばの115系D08編成(山陽本線相生行き)

この回送は廃車のためのものとみられており、翌15日には下関総合車両所へ入場しています。

D-06編成とD-08編成の廃車によって、岡山地区からは40N体質改善車と2パンタグラフ仕様の115系が姿を消すことになりました。

長年にわたって岡山地区の各線で活躍してきた115系ですが、227系の投入に伴って世代交代が着実に進んでいます。

後藤総合車両所から227系7両が岡山へ

さらに、8月には後藤総合車両所から227系500番台7両が岡山へ戻されています。

内訳はL編成(3両編成)1本とR編成(2両編成)2本です。

227系は岡山地区の新しい主力車両として投入が進んでおり、2両編成のR編成などを活用することで、利用状況に合わせた柔軟な編成での運転が可能です。

また、2026年3月のダイヤ改正では、伯備線・赤穂線でも従来の2両編成だけではなく3両・4両編成の列車についても227系によるワンマン運転が行われるようになっています。

この点は、今後の115系の運用を考えるうえで重要なポイントになりそうです。

伯備線・赤穂線は115系を227系に置き換えやすい?

現在の岡山地区を見ると、115系を残しておく必要性がある線区は徐々に限定されてきています。

例えば福塩線では、227系が使用できないため115系を残す必要があります。

また、山陽本線の岡山~福山間についても、車両の送り込みなどを考えると115系が運転される理由があります。

一方、伯備線や赤穂線については、すでに227系が運転されており、4両以下の編成ではワンマン運転も可能です。

そのため、伯備線・赤穂線の115系を227系に置き換える場合、単純に新型車両へ置き換えるだけではなく、ワンマン運転を活用した効率的な列車運行につなげられる可能性があります。

岡山地区では、2026年3月のダイヤ改正でワンマン運転が可能であった115系G編成は引退しているため115系での運用は車掌の乗務が必要となっています。

もちろん、実際の運用には車両の検査や運用上の制約などもあるため、「115系をすべて227系に置き換えればメリットしかない」とまでは言えません。

しかし、伯備線・赤穂線については、227系への置き換えを進めるための条件がかなり整ってきたと見ることはできそうです。

10月3日のダイヤ修正で115系に変化はあるのか

そこで気になるのが、今回の10月3日のダイヤ修正です。

JR西日本は、伯備線・赤穂線でも一部列車の時刻を変更すると発表しています。

現時点で、10月3日から伯備線や赤穂線の115系運用を終了するといった発表はありません。

したがって、

「10月3日から115系が伯備線・赤穂線から撤退する」

と断定することはできません。

しかし、

  • 115系D-06・D-08編成が廃車回送された
  • 岡山地区の115系が減少している
  • 後藤総合車両所から227系7両が岡山へ戻された
  • 伯備線・赤穂線ではすでに4両編成より短い列車では227系によるワンマン運転が行われている
  • 10月3日に伯備線・赤穂線でもダイヤ修正が実施される

という動きを考えると、今後の115系運用に変化があるのか注目したくなります。

特に、今回岡山へ戻された227系7両が今後どのような運用に入るのかは気になるところです。

岡山の115系はさらに少なくなるのか

岡山地区では、かつて多くの115系が山陽本線、伯備線、赤穂線、瀬戸大橋線などで活躍していました。

しかし、227系500番台「Urara」の投入によって、その勢力図は大きく変わっています。

8月14日のD-06・D-08編成の廃車回送は、その変化を象徴する出来事でした。

今後、115系が完全に姿を消すまでには、福塩線や山陽本線岡山~福山間などの運用も考える必要があります。

そのため、すぐに岡山地区から115系が全廃されるとは考えにくいものの、伯備線・赤穂線から先に227系への置き換えが進む可能性は十分考えられます。

10月3日のダイヤ修正が、こうした車両運用の変化と関係しているのかは現時点では分かりません。

ただ、ダイヤ修正の詳細が明らかになれば、227系の運用本数や115系の運用本数に変化が見えてくる可能性があります。

9月18日に公開される新しい時刻情報とともに、岡山地区で長年活躍してきた115系の今後の動向にも注目したいところです。

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