世界遺産登録で注目高まる奈良へ!特急「まほろば」11月の平日にも大阪~奈良間で運転

「海獣葡萄鏡」のレプリカが展示される683系「悠久」編成 JR奈良駅 JR西日本

JR西日本は2026年8月21日、秋の行楽シーズンに合わせ、特急「まほろば」11月の平日にも臨時列車として運転すると発表しました。

特急「まほろば」大阪・新大阪駅と法隆寺・奈良駅を結ぶ列車で、2025年3月から定期列車として運転されています。

今回は土休日の運転を継続するほか、11月の平日にも計9日間運転。さらに、第2編成「悠久」の車内では、2026年7月に世界遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」に関連する文化財のレプリカ展示も始まります。

秋の行楽シーズンに特急「まほろば」を平日も運転します!

JR西日本ホームページ

特急「まほろば」が11月の平日にも運転

特急「まほろば」の終着駅JR奈良駅 alt="特急「まほろば」の終着駅JR奈良駅" class="wp-image-14042"/>
特急「まほろば」の終着駅JR奈良駅

今回、平日に臨時列車として設定されるのは「まほろば82号」と「まほろば81号」です。

運転日は、

  • 11月2日(月)
  • 11月4日(水)~6日(金)
  • 11月9日(月)~13日(金)

の計9日間です。

大阪~奈良間を乗り換えなしで移動できるため、秋の奈良観光に便利な列車となりそうです。

大阪→奈良 まほろば82号

大阪新大阪法隆寺奈良
まほろば82号9:049:109:499:58

通常の土休日に運転されている「まほろば」よりも早い時間帯に大阪を出発するため、奈良での観光時間を長く確保できるのがポイントです。

奈良→大阪 まほろば81号

奈良法隆寺新大阪大阪
まほろば81号14:2014:2815:0615:12

大阪方面へ向かう「まほろば81号」は、奈良駅を14時20分に発車します。

奈良市内や法隆寺などを観光した後、大阪方面へ戻る際にも利用しやすい時間帯です。

土休日はこれまで通り運転

今回の平日運転は秋の行楽シーズンに合わせた追加設定で、土休日の運転も引き続き行われます。

土休日は大阪~奈良間で1日2往復が設定されます。

大阪→奈良 「まほろば」「まほろば92号」

大阪新大阪法隆寺奈良
まほろば9:5810:0410:4810:57
まほろば92号14:1514:2115:0315:12

奈良→大阪 「まほろば91号」「まほろば」

奈良法隆寺新大阪大阪
まほろば91号12:2112:3013:1013:15
まほろば16:2116:3017:1017:15

なお、臨時列車として設定されている「まほろば91号」「まほろば92号」は11月29日までの運行です(延長の可能性あり)。

世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」登録で奈良観光にも注目

「飛鳥・藤原の宮都」として世界遺産に登録された蘇我馬子の墓とも言われれている石舞台古墳 alt="「飛鳥・藤原の宮都」として世界遺産に登録された蘇我馬子の墓とも言われれている石舞台古墳" class="wp-image-14041"/>
「飛鳥・藤原の宮都」として世界遺産に登録された蘇我馬子の墓とも言われれている石舞台古墳

今回の「まほろば」平日運転には、2026年7月に世界遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」も関係しています。

「飛鳥・藤原の宮都」は、飛鳥地域を中心とする古代日本の政治・文化の中心地を構成する資産群です。

今回の世界遺産登録によって奈良県内の歴史・文化観光への注目が高まる中、JR西日本では秋の行楽シーズンに合わせて「まほろば」の平日運転を設定しました。

大阪から奈良方面へ乗り換えなしでアクセスできる「まほろば」は、こうした観光需要を取り込む列車としても注目されます。

「悠久」編成では「海獣葡萄鏡」のレプリカを展示

今回の発表では、列車の運転だけでなく、特急「まほろば」の第2編成「悠久」に関する企画も発表されています。

「悠久」の車内に設けられたギャラリースペースで、「海獣葡萄鏡」のレプリカを展示します。

「海獣葡萄鏡」は、高松塚古墳から出土した文化財で、中国・唐からもたらされた最高級の銅鏡とされています。

展示期間は2026年10月14日から2027年9月30日までの予定。

展示場所は「悠久」編成の1号車デッキ部分に設けられた車内ギャラリースペースです。

さらに、「悠久」編成に乗車した人には、「海獣葡萄鏡」をモチーフにした特別乗車記念証も車内で配布されます。

奈良へ向かう列車そのものが、奈良の歴史や文化を楽しめる観光コンテンツになっているのも今回の取り組みの特徴です。

「まほろばチケットレス特急券」も継続

特急「まほろば」では、JR西日本のネット予約「e5489」限定で「まほろばチケットレス特急券」も引き続き発売されます。

おとな1名・普通車指定席・片道利用の場合、大阪・新大阪~法隆寺は640円、大阪・新大阪~奈良は860円です。

「まほろばチケットレス特急券」は大阪・新大阪~奈良間が860円。通常のきっぷは通常期1,730円ですが、繁忙期となる11月6日・13日は200円加算され1,930円となります。なお、「まほろばチケットレス特急券」は繁忙期による200円の加算はなく、860円で利用できます。

ただし、ここで示されている料金は特急料金で、別途乗車券が必要です。ICOCAや定期券なども利用できます。

秋の奈良観光で「まほろば」を利用する場合は、事前にe5489でチケットレス特急券を購入しておくと便利でしょう。


JR西日本では、「まほろば」以外にも2026年秋(10月・11月)に臨時列車を運行します。

まとめ 秋の奈良観光に「まほろば」が便利

今回の平日運転によって、これまで土休日を中心としていた「まほろば」を平日の奈良観光でも利用できる機会が増えます。

特に大阪9時04分発の「まほろば82号」は奈良駅に9時58分に到着するため、午前中から奈良観光をスタートできます。

また、「悠久」編成では世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」に関連する「海獣葡萄鏡」のレプリカ展示も始まります。

世界遺産登録をきっかけに奈良方面への旅行を考えている人にとって、移動そのものも楽しめる列車となりそうです。

秋の奈良観光を計画している人は、11月の平日に設定される臨時「まほろば」の運転日と時刻を確認してみてはいかがでしょうか。

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