ことでん10月1日以降の券売機設置駅を発表 17駅と思ったより多くの駅で残ります

ことでん琴平線 栗林公園駅 高松琴平電気鉄道(ことでん)

高松琴平電気鉄道(ことでん)は、2026年10月1日以降も自動券売機を設置する駅を発表しました。

ことでんでは10月1日から、原則として紙のきっぷを廃止し、スマートフォンを使った「ことでんデジタル券売機」への移行を予定しています。

今回、その一方で10月1日以降も従来型の自動券売機が残る「主要駅」が明らかになりました。

【全国初】券売機廃止とデジタル化を一体に推進。高松琴平電気鉄道がレシップの
WEBアプリ「QUICK TRIP Ticket」を活用し、「ことでんデジタル券売機」を導入

ことでんホームページ

10月1日以降も17駅に自動券売機が残る

今回発表された、10月1日以降も自動券売機を利用できる主要駅は次の17駅です。

琴平線(12駅)

高松築港・片原町・瓦町・栗林公園・三条・伏石・太田・仏生山・円座・挿頭丘・綾川・琴電琴平

長尾線(4駅)

瓦町・林道・木太東口・水田

志度線(3駅)

瓦町・松島二丁目・潟元

券売機が残る17駅を路線別に見ると、琴平線が12駅、長尾線が4駅、志度線が3駅です。瓦町駅は3路線が乗り入れるため、重複して掲載しています。

10月1日から原則として紙のきっぷが廃止されることが発表された際には、「ことでんの駅から自動券売機がほとんどなくなるのでは」と感じた方もいるかもしれません。

しかし、今回発表された設置駅は17駅。

ことでんの駅数を考えるとすべての駅に残るわけではありませんが、主要駅を中心に想像していたよりも多くの駅で自動券売機が残ることになりました。

その他の駅では「デジタル券売機」へ

今回の変更で大きく変わるのが、従来型の自動券売機が設置されない駅でのきっぷの購入方法です。

ことでんでは2026年9月1日から、レシップの「QUICK TRIP Ticket」を活用した「ことでんデジタル券売機」の運用を開始しています。

これは駅に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、ブラウザ上で乗車券を購入する仕組みです。

専用アプリをダウンロードする必要はなく、スマートフォンからその場で購入できます。

購入したきっぷは、従来の紙のきっぷと同じように、スマートフォンの画面を駅員や乗務員に見せて利用します。

また、駅ごとに専用のQRコードを用意し、その駅から乗車するきっぷだけを購入できる仕組みとなっています。

「スマートフォンがあれば、どこからでもことでんのきっぷを買えてしまう」という方式ではなく、乗車駅を限定することで誤購入や不正利用を防ぐ仕組みです。

なお、ことでんでは、2026年10月1日から運賃値上げと途中下車制度を廃止・志度線の特定運賃の廃止が行われます。

スマートフォンを持っていない場合はどうなる?

今回のデジタル化で気になるのが、スマートフォンを持っていない人や、スマートフォンでの操作が難しい人です。

ことでんによると、スマートフォンを持っていない場合でも、乗車方法そのものが大きく変わるわけではありません。

これまで通り、運賃を駅係員や乗務員に渡す、あるいは集札箱に入れることで利用できます。

また、乗り降りなどで手助けが必要な場合には、駅係員や乗務員に声をかけることでサポートを受けられます。

つまり、10月1日からすべての駅で「スマートフォンがなければ電車に乗れなくなる」というわけではありません。

IruCaや交通系ICカードは引き続き利用可能

今回の券売機の変更に関連して、ICカードについても確認しておきたいところです。

ことでんでは、2026年9月1日以降も独自ICカード「IruCa」のサービスや、全国交通系ICカードの利用を継続するとしています。

そのため、ICカードを利用している人にとっては、10月1日から突然乗車方法が大きく変わるわけではありません。

今回の変更で特に影響を受けるのは、駅で現金を使って紙のきっぷを購入して乗車している人です。

10月2日には、瓦町FLAG駅4階 エレベーター前 特設ブースで新型車両2000形運転開始による記念IruCaの販売が行われます。

まとめ 10月1日から「紙のきっぷ廃止」でも17駅には券売機が残る

ことでんでは、老朽化した自動券売機の更新や維持管理コストなどを背景に、主要駅を除く自動券売機を廃止し、デジタル化を進めます。

一方で、主要17駅については10月1日以降も従来型の自動券売機が残ります。

「10月1日からことでんの自動券売機がほとんどなくなる」と考えていた人にとっては、17駅という数字は意外に感じるかもしれません。

特に高松市内では高松築港駅、瓦町駅をはじめ、多くの駅で自動券売機が残ります。

ことでんを普段から利用している人だけでなく、香川県を訪れる観光客にとっても、駅で紙のきっぷを購入できる駅が一定数残ることは安心材料になりそうです。

一方、17駅以外の駅では「ことでんデジタル券売機」が基本となります。

10月1日以降にことでんを利用する場合は、目的の駅に従来型の自動券売機が残るのか、それともスマートフォンを使ったデジタルきっぷが基本となるのか、事前に確認しておいた方がよさそうです。

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