JR西日本は、加古川線の西脇市駅~谷川駅間で、沿線の樹木伐採に伴う列車の運転休止を実施すると発表しました。
対象となるのは2026年11月19日(木)、20日(金)、24日(火)、25日(水)、26日(木)の5日間です。
運休時間帯はおおむね9時30分から16時までとなりますが、西脇市駅~谷川駅間ではバスなどによる代行輸送は行われません。
加古川線(西脇市~谷川駅間)樹木伐採に伴う列車の運転休止について
JR西日本ホームページ
倒木による輸送障害を防ぐため樹木を伐採
今回の運休は、加古川線の沿線にある樹木を伐採するために実施されます。
JR西日本では、倒木を原因とする輸送障害を未然に防ぐため、倒木の危険が予見される樹木の伐採を進めています。
今回の加古川線についても、沿線自治体と連携しながら昼間の時間帯に伐採作業を行います。
昼間に列車を運休させて作業することで、安全かつ効率的に伐採を進めることが目的です。
樹木の伐採というと、列車の運行には直接関係しないようにも思えますが、線路の近くにある木が倒れると、架線や線路、列車に影響する可能性があります。
実際に加古川線では、これまでにも倒木による運転見合わせが発生しています。今回の作業は、そうした輸送障害を防ぐための事前対策ということになります。
運休するのは11月19日から26日までの5日間
今回の対象区間と日時は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象区間 | 加古川線 西脇市~谷川 |
| 実施日 | 2026年11月19日(木)・20日(金)・24日(火)・25日(水)・26日(木) |
| 運休時間帯 | おおむね9時30分~16時00分 |
| 運休列車 | 下り2本・上り2本、計4本 |
| 代行輸送 | なし |
5日間とも同じ時間帯に運休が設定されます。
なお、11月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)は対象になっていません。
そのため、11月の3連休を利用して加古川線に乗車する場合には、今回の運休の影響を受けません。
西脇市~谷川間では約8時間、列車を利用できない時間帯も
今回の運休時間帯は「9時30分頃~16時頃」とされています。
ただし、実際の時刻表を見ると、利用者にとっては単純に6時間30分程度の運休というわけではありません。
西脇市駅→谷川駅
| 西脇市 | 谷川 | |
| 8:19 | 8:50 | |
| 運休 | 10:10 | 10:40 |
| 運休 | 13:41 | 14:10 |
| 15:59 | 16:28 |
という時刻になっています。
このうち10時10分発と13時41分発が運休となり、次の列車は15時59分発です。
谷川駅13時41分発の列車は、加古川~西脇市間は運転されます。
谷川駅→西脇市駅
| 谷川 | 西脇市 | |
| 9:00 | 9:28 | |
| 運休 | 12:09 | 12:37 |
| 運休 | 15:13 | 15:42 |
| 16:54 | 17:22 |
一方、谷川駅からは、
となっており、12時09分発と15時13分発が運休します。
谷川12:09発の列車は、西脇市~加古川間については運転されます。
そのため、西脇市駅から谷川方面では、朝の8時19分発を利用した後は、次に利用できる列車が15時59分発となります。
谷川駅から西脇市方面でも、9時00分発の次は16時54分発です。
つまり、運休によって列車を利用できない時間は約8時間に及びます。
もちろん線路上で作業を行う時間そのものは9時30分頃から16時頃までですが、列車の運行本数がもともと少ない区間だけに、利用者から見るとかなり長い運休になります。
代行バスは運行されません
今回の運休で特に注意したいのが、西脇市駅~谷川駅間でバスなどによる代行輸送が行われないことです。
JR西日本は案内の中で、運休区間について「バス等による代行輸送はございません」と明記しています。
そのため、運休時間帯に西脇市~谷川間を移動する場合は、あらかじめ別の交通手段を考えておく必要があります。
例えば谷川駅は福知山線との接続駅なので、加古川線から福知山線へ乗り継ぐ予定がある場合には、今回の運休時間帯に注意が必要です。
特に「午前中に西脇市から谷川へ行き、そこから福知山線を利用する」といった予定の場合、10時台・13時台の列車が運休となるため、通常の感覚で予定を組むと移動できない可能性があります。
なぜ夜間ではなく昼間に作業する?
今回のような線路周辺の樹木伐採では、「夜間に作業すれば列車への影響が少ないのでは」と思う方もいるかもしれません。
しかしJR西日本は今回の発表で、昼間時間帯に実施することで、安全かつ効率的に作業を進めることを目指していると説明しています。
伐採する木の位置や大きさ、作業員・重機の安全確保などを考えると、明るい時間帯に作業を行うことにはメリットがあります。
列車の運休による不便は発生しますが、倒木による突然の運転見合わせを防ぐための計画的な作業と考えることができそうです。
加古川線の利用者は事前に確認を
今回の運休対象となる西脇市~谷川間は、加古川線の中でも列車本数が少ない区間です。
そのため、4本の列車が運休するだけでも、利用者への影響は小さくありません。
特に今回は代行バスも設定されないため、11月19日・20日・24日・25日・26日に西脇市~谷川間を利用する場合は、JR西日本の案内を確認しておいたほうがよさそうです。
樹木伐採は、倒木による事故や運転見合わせを防ぐために必要な作業です。
一方で、ローカル線ではもともとの列車本数が少ないため、計画的な保守作業でも「次の列車まで何時間も待つ」ということがあります。
今回の加古川線では、まさにその特徴が表れており、作業時間は約6時間30分でも、利用者から見れば約8時間にわたって列車を利用できない時間帯が生じることになります。
11月に加古川線の西脇市~谷川間を利用する予定がある方は、運休対象日と列車時刻を事前に確認しておきましょう。

