クレカタッチとオフピーク利用を推進 つくばエクスプレス「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」第2弾を開始

つくばエクスプレス1000系と筑波山 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は、2026年10月1日(木)から2027年1月31日(日)までの平日、「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」第2弾を実施します。

タッチ決済を利用して朝の早い時間帯にTXを利用すると、普通運賃が20%割引になります。

2026年5月から7月に実施された第1弾に続く取り組みで、今回は利用実績を踏まえて、駅によって割引が適用される時間帯を変更しています。

クレカ乗車を活用した混雑緩和施策を継続実施
「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」第2弾を開始します

つくばエクスプレスホームページ

朝の早い時間帯にクレカタッチで乗車すると20%割引

今回のキャンペーンでは、対象となる駅からタッチ決済で入場し、秋葉原・新御徒町・浅草・南千住・北千住のいずれかの駅で出場すると、普通旅客運賃が20%割引になります。

対象となる決済は、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードなどのタッチ決済です。

対応するブランドは、

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • Discover
  • 銀聯

となっています。

なお、TXではタッチ決済乗車サービスを全駅で利用できます(一部の乗換専用改札などを除く)。カードだけでなく、タッチ決済対応カードを設定したスマートフォンなども利用できます。

対象駅によって6時30分までと7時までに分かれる

今回の第2弾で面白いのが、すべての対象駅で同じ時間帯が設定されているわけではないことです。

対象となる入場駅は、次の15駅です。

入場時間対象入場駅
始発~6時30分つくば、研究学園、万博記念公園、みどりの、みらい平、守谷、柏たなか、柏の葉キャンパス、流山おおたかの森
始発~7時00分流山セントラルパーク、南流山、三郷中央、八潮、六町、青井

対象出場駅は、秋葉原・新御徒町・浅草・南千住・北千住の5駅です。

つまり、例えばつくば駅から都心方面へ向かう場合は6時30分までに入場する必要がありますが、南流山駅や八潮駅などから利用する場合は7時までが対象になります。

キャンペーンを利用する場合は、乗車する駅によって締切時間が違うことに注意が必要です。

第1弾から対象時間を一部変更

今回のキャンペーンは、今年5月から7月に実施された第1弾の実績を踏まえたものです。

第1弾では、対象入場駅15駅すべてについて、午前6時30分までの入場が条件でした。

これに対して第2弾では、流山セントラルパーク・南流山・三郷中央・八潮・六町・青井の6駅について、適用時間を7時までに拡大

一方、つくばから流山おおたかの森までの9駅については、6時30分までという条件が維持されました。

駅ごとの利用実態を踏まえて条件を見直したもので、TXによると、第1弾では早朝時間帯への利用シフトやタッチ決済の利用拡大など、一定の成果を確認したということです。

単純に「早起きした人は20%割引」というだけではなく、どの駅から利用する人を、どの時間帯へ誘導するのかを考えたキャンペーンになっています。

8両編成化までの混雑緩和策

つくばエクスプレスでは、現在の6両編成から8両編成への変更に向けた事業も進められています。

首都圏新都市鉄道は、8両編成化について2030年代前半の完成を目指しているとしています。

ただし、それまでにはまだ時間がかかります。

そこで今回のキャンペーンでは、車両の増備・編成長大化だけではなく、利用時間帯を分散させる「輸送の平準化」も進めています。

TXでは現在、朝ラッシュ時間帯の混雑状況を公開しているほか、列車ごとの混雑度を6段階で表示するなど、利用者が混雑する時間帯や車両を避けやすくする取り組みも行っています。

今回の20%割引も、こうしたオフピーク通勤・通学を促す取り組みの一つといえそうです。

クレカタッチの利用拡大にもつながるキャンペーン

もう一つ注目したいのが、タッチ決済そのものの利用拡大です。

つくばエクスプレスでは、関東の鉄道事業者11社局による相互利用とは別に、独自にクレジットカードなどのタッチ決済乗車サービスを導入しています。

つくばエクスプレスは、交通系ICカードを使わなくても、対応するクレジットカードやスマートフォンを改札にタッチして乗車できます。

今回のキャンペーンでは、その便利さに加えて「朝早い時間帯なら運賃20%割引」というメリットを組み合わせています。

オフピーク利用を促しながら、タッチ決済の利用も広げていく取り組みと言えるでしょう。

なお、タッチ決済で乗車した場合は、振替輸送の対象外となるなど、交通系ICカードとは異なる点もあります。利用する際は注意が必要です。


関東の鉄道事業者11社局による相互利用についてはこちらをご覧ください。

まとめ

つくばエクスプレスの「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」第2弾は、2026年10月1日から2027年1月31日までの平日に実施されます。

対象駅からタッチ決済で入場し、都心側の対象5駅で出場すると、普通運賃が20%割引になります。

今回のポイントは、駅によって対象時間が異なることです。

つくば~流山おおたかの森は6時30分まで、流山セントラルパーク~青井は7時までとなっています。

第1弾の結果を踏まえて対象時間を見直した第2弾。8両編成化による輸送力増強を進める一方、利用時間帯を分散させることで朝ラッシュの混雑緩和を目指す、TXの取り組みの一つとなっています。

タイトルとURLをコピーしました