JR九州バスは、直方線に国鉄バス時代のデザインを復刻した車両を導入すると発表しました。前面には「動輪」マーク、車体側面には「つばめ」マークが取り付けられ、2026年10月18日から運行を開始します。
鉄道ファンにも懐かしい国鉄時代のデザインが、現在の路線バスによみがえります。
【復刻】国鉄バスデザインの車両が登場!
JR九州ホームページ
10月17日(土)お披露目会開催!
JR九州バスの直方線に国鉄バスデザインの車両が登場
今回導入されるのは、国鉄バス時代のデザインを復刻した大型ディーゼルバス1台です。
車両は、いすゞ自動車製の「エルガ(ERGA)」で、ノンステップ車両となります。定員は乗務員を含めて74名、座席数は34席です。
注目したいのは、車両のデザインです。
国鉄バスのデザインカラーを採用し、前面には「動輪」マーク、左右の側面には「つばめ」マークが取り付けられます。これらのマークには、実際に国鉄バスの車両に搭載されていたものが使用されます。
現在の車両に懐かしい国鉄バスの意匠が組み合わされることで、昔の国鉄バスを知る人にとっては懐かしく、当時を知らない世代にとっては新鮮な車両になりそうです。
直方線は1943年に開業 2026年で83年
今回、復刻デザインの車両が導入されるのは、福岡県内を走るJR九州バスの直方線です。
直方線は1943年に開業し、2026年で83年を迎えます。現在は直方駅から脇田温泉などを経由して博多駅を結ぶ路線として運行されています。
国鉄時代から続く路線に、国鉄バス時代のデザインを復刻した車両が登場することになります。
鉄道の国鉄色復刻車両は各地で話題になりますが、今回は路線バスでの復刻です。鉄道だけでなく、国鉄時代のバスのデザインにも関心が集まりそうです。
10月17日にお披露目会 翌18日から運行開始
復刻車両のお披露目会は、2026年10月17日(土)にJR九州バス博多支店で開催されます。
開催時間は午前9時から正午までで、車両の外観や車内を撮影できるほか、客席に座ることもできます。
ただし、今回のお披露目会は、JR九州ウォーキング「博多駅」の参加者限定です。見学を希望する場合は、事前に博多駅でJR九州ウォーキングの受付を行う必要があります。
そして、翌日の10月18日(日)から運行を開始する予定です。
運行初日は、午前7時37分に山の神を出発する博多バスターミナル行きの便で運行を開始します。
復刻車両を見たい方は、お披露目会の参加条件や当日の運行予定を確認しておきましょう。
「つばめ」のマークといえば東京ヤクルトスワローズも
国鉄バスといえば、車体側面に描かれた「つばめ」のマークを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
私の近くでも、かつて国鉄バスが走っていました。当時の記憶を振り返ると、「つばめ」のマークは覚えていますが、今回の復刻車両で採用される前面の「動輪」マークについては、実際に見ていたという記憶がありません。
同じ国鉄バスのデザインでも、人によって印象に残っている部分は違うのかもしれません。
ちなみに、「つばめ」と聞くと、プロ野球の東京ヤクルトスワローズを思い浮かべる方もいるかもしれません。
現在の東京ヤクルトスワローズの前身は、1950年に誕生した「国鉄スワローズ」です。
「スワローズ」の名前は、1950年当時東京駅と大阪駅を東海道本線経由で結んでいた国鉄を代表する特急列車「つばめ」から名付けられています。
つばめのように「スピード感を持ってグラウンドを駆け抜けてほしい」をいう願いが込められていると言われています。
国鉄といえば鉄道だけでなくバスも運行していた時代。今回の復刻車両に描かれる「つばめ」のマークから、国鉄時代のつながりを感じることもできそうです。
国鉄の鉄道とバス、そしてプロ野球。一見すると別々の世界ですが、「つばめ」を通じてつながっています。
今回の復刻車両は、かつての国鉄バスを知る方にとって懐かしい存在であると同時に、国鉄時代の交通や文化を振り返るきっかけにもなりそうです。
国鉄時代のデザインが路線バスによみがえる
今回の復刻車両は、国鉄バス時代のデザインを現在の車両に取り入れたものです。
「動輪」や「つばめ」のマークに懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
鉄道車両とはひと味違う、国鉄バスの復刻デザイン。福岡県内を走るJR九州バス直方線で、どのような姿を見せてくれるのか注目です。

