「e5489」と「EXサービス」が連携!新幹線・在来線特急の予約情報をまとめて確認 マイナンバーカードで割引きっぷもオンライン購入へ

山陽新幹線(姫路駅)N700系 JR九州

JR西日本JR東海JR九州2026年8月6日、新幹線のネット予約サービス「EXサービス」と、JR西日本・JR四国・JR九州の在来線特急などを予約できる「e5489」の連携について発表しました。

今回の連携によって、新幹線と在来線特急を組み合わせた旅行が、これまでより便利になりそうです。

さらに、マイナンバーカードなどを活用して利用資格を確認することで、これまで駅の窓口などで購入する必要があった一部の割引きっぷについても、オンラインで購入できるようになります。

※本記事では、法律や制度上の表記に合わせ、「障害者」と表記しています。

「e5489」との連携等により、「EXサービス」がますます便利になります!

JR西日本ホームページ

「e5489」と「EXサービス」が10月20日から連携

今回の大きなポイントは、「e5489」と「EXサービス」の予約情報をまとめて確認できるようになることです。

サービス連携は2026年10月20日から開始されます。

例えば、岡山から東京方面へ旅行する場合、新幹線はEXサービス、在来線特急はe5489というように、利用する列車によって予約サービスを使い分けるケースがあります。

これまでは、それぞれのサービスで予約状況を確認する必要がありました。

今回の連携後は、EXサービスで予約した新幹線と、e5489で予約した在来線特急などの情報を、EXアプリやWESTERアプリから確認できるようになります。

新幹線から在来線特急へ乗り継ぐ旅行では、予約が複数に分かれることも多いため、利用者にとって分かりやすくなるでしょう。

ただし、今回の取り組みは「e5489」と「EXサービス」が完全に一つの予約サービスになるというものではありません。

それぞれのサービスを利用するための会員登録が必要で、事前にサービス間の連携操作を行う必要があります。


なお、JR西日本では北陸新幹線について、これまでの「eチケット早特14」「eチケット早特1」を終了し、「eチケット早特28」を「e5489」で発売することも発表されています。

岡山からの旅行でも便利になりそう

「鉄道ブログ岡山から」の読者にとっても、今回の連携は注目したいところです。

岡山駅は山陽新幹線と在来線特急が接続する主要駅です。

例えば、東京方面から新幹線で岡山駅へ向かい、特急「やくも」に乗り換えて出雲市方面へ向かう旅行では、新幹線と在来線特急の予約サービスが分かれるケースがあります。

また、岡山から新幹線で新大阪方面へ向かい、さらに在来線特急へ乗り継ぐ旅行でも、複数の列車を予約することがあります。

予約情報を一つのアプリから確認できるようになれば、「どの列車を予約したのか」を確認する際の手間を減らせそうです。

特にスマートフォンで旅行の予約を管理する人にとっては、今回の連携は便利な変更になりそうです。

マイナンバーカードを活用した割引きっぷも登場

もう一つ注目したいのが、マイナンバーカードなどを活用した新しい割引きっぷです。

2026年9月15日から、EXサービスで以下の商品が発売される予定です。

  • EX身体障がい者割引
  • EX知的障がい者割引
  • EX U22割
  • EX 65+割

このうち、利用開始は2026年10月1日からとなります。

これらの商品では、利用資格の確認にマイナンバーカードやマイナポータルから取得した情報などを活用します。

これまで、障害者割引などを利用する場合には、駅の窓口などで証明書類を提示してきたケースがあります。

今回の仕組みでは、対象となる利用者があらかじめ必要な情報を登録することで、オンラインで割引商品を購入できるようになります。

駅の窓口まで行かずに予約できるようになることは、対象となる利用者にとって大きなメリットでしょう。

なお、精神障害者割引についても、2027年春の発売開始が予定されています。

18歳から22歳なら「EX U22割」

「EX U22割」は、18歳以上22歳以下の利用者を対象とした商品です。

年齢確認に必要な情報を登録することで、対象となる列車を割引価格で利用できます。

また、「EX 65+割」は65歳以上が対象です。

これまで駅などで年齢を確認して購入する必要があった商品とは異なり、オンラインで資格確認から予約まで完結できるようになることで、スマートフォンを利用する世代にとって使いやすいサービスになりそうです。

ただし、これらの商品は席数限定となるため、いつでも通常のEXサービスのように購入できるとは限りません。

利用する場合は、発売条件や対象列車などを事前に確認しておきたいところです。

EXご利用票も電子化へ

今回の発表では、EXサービスの利用方法に関する変更も発表されています。

2026年9月15日から「EXご利用票」が電子化されます。

これまで新幹線の利用時に駅で発行されていたEXご利用票について、今後はスマートフォンなどから確認する形へ移行します。

紙のEXご利用票については、2027年2月に発行終了となる予定です。

新幹線のチケットレス化が進む中で、予約だけでなく、利用に関する情報についても紙からデジタルへの移行が進むことになります。

新幹線と在来線特急のネット予約がさらに便利に

今回の発表をまとめると、2026年秋からEXサービスを中心に大きな変化が始まります。

まず9月15日から、マイナンバーカードなどを活用した一部割引商品の発売が始まります。

10月1日からは、実際に「EX身体障がい者割引」「EX知的障がい者割引」「EX U22割」「EX 65+割」の利用が始まります。

そして10月20日から「e5489」と「EXサービス」の連携がスタートします。

新幹線と在来線特急を乗り継ぐ旅行では、複数のネット予約サービスを使うことがあります。

今回の連携によって、それぞれの予約情報をアプリで確認しやすくなるため、鉄道を使った旅行が少し便利になりそうです。

特に岡山駅は山陽新幹線と特急「やくも」・「しおかぜ」・「南風」などが接続する駅だけに、岡山から山陰方面へ旅行する際にも今回のサービス連携を活用する機会が増えるかもしれません。

今後は、実際のアプリ画面や連携方法、対象となる列車・割引額などの詳細が発表されることにも注目したいところです。

タイトルとURLをコピーしました