西日本鉄道(西鉄)は、2026年9月22日(火・祝)の「西鉄創立記念日」にあわせて、「9/22限定!西鉄電車+バス乗り放題チケット」を発売します。
西鉄電車と西鉄バスを組み合わせて利用できるデジタル乗車券で、電車沿線を広く巡ることができる1,500円の「西鉄電車沿線全エリア乗車券」と、福岡市内で利用できる800円の「福岡市内エリア乗車券」の2種類が設定されます。
いずれも、おでかけアプリ「my route」から購入するデジタル乗車券です。
西鉄電車・バスがおトクに乗り放題!
西日本鉄道ホームページ
『9/22限定!西鉄電車+バス乗り放題チケット』を販売します
9月22日は西鉄の「創立記念日」
西日本鉄道は、1942年9月22日に九州電気軌道、九州鉄道、博多湾鉄道汽船、福博電車、筑前参宮鉄道の5社が合併し、「西日本鉄道株式会社」に商号変更したことから、9月22日を創立記念日としています。
2026年9月22日で、創立から84周年を迎えることになります。
なお、西鉄の歴史を見ていくと少し面白いところがあります。
前身となる九州電気軌道が設立された1908年12月17日は「設立記念日」とされており、今回の9月22日は「創立記念日」です。
つまり、2026年9月22日は「西鉄ができて84年」という意味での創立記念日であり、会社そのものの前身まで含めた歴史はさらに長いということになります。
9月22日限定!西鉄電車とバスが乗り放題
今回発売される「9/22限定!西鉄電車+バス乗り放題チケット」は、2026年9月22日だけ利用できる一日フリー乗車券です。
利用できるエリアに応じて、次の2種類が設定されます。
| 乗車券 | 価格 | 電車 | バス |
|---|---|---|---|
| 西鉄電車沿線全エリア乗車券 | 1,500円 | 西鉄電車全線 | 対象となる西鉄グループ一般路線バス |
| 福岡市内エリア乗車券 | 800円 | 福岡(天神)~桜並木 | 福岡市内の一般路線バス |
1,500円の全エリア版はかなり広い
「西鉄電車沿線全エリア乗車券」は、天神大牟田線全線に加えて太宰府線、甘木線、貝塚線も利用できます。
つまり、西鉄電車の主要な路線を幅広く乗り歩くことが可能です。
さらに、電車沿線を走る西鉄グループの一般路線バスも対象となっています。
対象となるバス会社は、
- 西日本鉄道
- 西鉄バス久留米
- 西鉄バス佐賀
- 西鉄バス大牟田
の4社です。
西鉄電車で福岡から久留米方面、大牟田方面などへ移動し、駅からバスに乗り換えて沿線の街を巡る、といった使い方もできます。
西鉄によると、福岡・久留米・佐賀・大牟田まで沿線のまちを自由に巡ることができる乗車券として設定されています。
また、西鉄では現在、貝塚線の600形が引退を前にデビュー当時のツートンカラーを復活させて運行しています。
9月22日に西鉄電車を乗り歩くのであれば、こうした車両を目当てに貝塚線を訪れてみるのも面白そうです。
福岡市内なら800円の乗車券も
遠くまで足を延ばさず、福岡市内を中心に楽しみたい場合には「福岡市内エリア乗車券」が設定されています。
価格は800円。
西鉄電車は福岡(天神)駅から桜並木駅まで、バスは福岡市内の一般路線バスが対象です。
ショッピングや観光、グルメなど、福岡市内を公共交通で巡る使い方に向いています。
「せっかくの西鉄創立記念日なので西鉄電車に乗ってみたい」という人にとっても、比較的使いやすいきっぷではないでしょうか。
購入は「my route」から 窓口では発売しない
今回の乗車券は紙のきっぷではなく、デジタル乗車券です。
おでかけアプリ「my route」内で販売されます。
販売期間は2026年9月15日(火)から9月22日(火・祝)まで。
利用できるのは9月22日の1日だけです。
駅の窓口などでの販売はありませんので、利用する場合は事前にアプリを準備しておいたほうがよさそうです。
西鉄電車では有人改札口で乗車券画面を提示します。
駅係員が不在の場合は、改札付近に設置されているカメラ付きインターフォンを利用して乗車券画面を提示します。
西鉄バスでは、乗車時に整理券を取り、降車時に整理券を運賃箱へ入れたうえで、スマートフォンに表示した乗車券を乗務員に提示する方式です。
利用できない交通機関には注意
「西鉄電車+バス乗り放題」とはいっても、すべての西鉄グループの交通機関が対象になるわけではありません。
今回の乗車券では、次の交通機関などは対象外です。
- 「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」
- 福岡オープントップバス
- 高速バス
- 特急バス
- コミュニティバス
- オンデマンドバス「のるーと」
また、障がい者割引や小児割引の設定はありません。
特に「西鉄バスなら全部乗れる」と考えてしまうと対象外の路線もありますので、利用前に対象範囲を確認しておきたいところです。
西日本鉄道は、10月18日(日)に「第31回 にしてつ電車まつり」を筑紫車両基地で開催します。
まとめ 西鉄電車を乗り歩くきっかけにも
今回の乗車券は、西鉄の創立84周年を記念したものですが、単に安く移動するためだけのきっぷというより、公共交通を使って西鉄沿線を巡ってもらうことを狙った企画といえそうです。
西鉄自身も、電車とバスを利用して沿線のまちを巡り、新たな魅力に出会う旅を楽しんでほしいとしています。
また、この取り組みは西鉄グループも加盟する「九州MaaS協議会」が、国土交通省の「令和8年度 観光MaaS推進事業」の支援を受けて実施する事業の一環です。
公共交通の利用促進と地域経済の活性化も目的となっています。
鉄道ファンなら、普段なかなか乗る機会のない西鉄の各路線を巡ってみるのも面白そうです。
特に1,500円の「西鉄電車沿線全エリア乗車券」は、西鉄電車の広い範囲に加えて対象の一般路線バスも利用できるため、使い方を考える楽しさがあります。
9月22日の「西鉄創立記念日」。
福岡を訪れる予定がある人はもちろん、九州の鉄道を乗り歩いてみたい人にとっても、公共交通を使って西鉄沿線を楽しむ一日になりそうです。
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