大井川鐵道は、2026年10月10日から2027年2月28日までの土曜・休日(2027年1月1日~3日は運転なし)に、井川線(南アルプスあぷとライン)で「星空列車」を運転します。
夜の千頭駅を出発し、星空観察に適した奥大井湖上駅へ向かう特別列車です。
しかも旅行代金は大人3,800円。千頭駅~奥大井湖上駅を通常のトロッコ列車で往復する場合よりも安く設定されています。
ただし、列車の運転時間が遅いため、公共交通機関を利用しての日帰りはできません。マイカーで千頭駅まで行くか、沿線に宿泊する必要があります。
星空列車2026 | 南アルプスあぷとライン | 大井川鐵道【公式】
大井川鐵道ホームページ
「星空列車」は10月10日から2027年2月28日まで運転
「星空列車」は2026年10月10日から2027年2月28日までの土曜・日曜・祝日を中心に、全43日間運転されます。
2027年1月1日~3日は運転されません。
運転区間は千頭駅~奥大井湖上駅です。
1日1本の運転で、通常の列車が走り終えた後の時間帯に設定されています。
当日の行程は、
| 駅 | 時刻 |
| 千頭駅 発 | 17:25 |
| 奥大井湖上駅 着 | 18:30 |
| 星空観察 54分間 | |
| 奥大井湖上駅 発 | 19:24 |
| 千頭駅 着 | 20:24 |
となっています。
奥大井湖上駅では54分間滞在します。
駅周辺には人工の光がほとんどなく、星空を楽しむには絶好の環境。大井川鐵道によると、奥大井湖上駅のある川根本町は、環境省の全国星空継続観察で「星の観察に適した場所 全国第2位」に選ばれたこともあります。
ただし、天候によって星が見えない場合でも旅行代金の払い戻しはありません。
大人3,800円!通常の井川線往復より安い
今回の「星空列車」の旅行代金は、
| 区分 | 旅行代金 |
|---|---|
| 大人 | 3,800円 |
| 小人 | 1,900円 |
です。
千頭駅~奥大井湖上駅の往復乗車と記念品が含まれています。
注目したいのが料金です。
2026年7月以降、井川線のトロッコ列車は全列車が観光列車として運転されており、基本となる片道乗車プランは大人3,500円です。
そのため、通常のトロッコ列車で千頭駅~奥大井湖上駅を往復すると7,000円。
これに対して「星空列車」は往復3,800円なので、通常の片道乗車プランを往復利用する場合と比べて3,200円安くなります。
もちろん「星空列車」は通常の昼間の列車とは目的が違いますが、奥大井湖上駅まで往復する列車として考えると、かなりお得な料金設定です。
大井川鐵道井川線では、9月30日まで通常より安く利用できる「往復プラン」が設定されています。
ただし公共交通機関での日帰りはできません
alt="大井川鐡道 千頭駅" class="wp-image-15801"/>料金だけを見ると非常にお得な「星空列車」ですが、大きな注意点があります。
大井川鐵道は、この列車を「マイカーでの来場専用」としています。
復路の「星空列車」は千頭駅に20:24に到着しますが、その後に千頭駅から利用できる公共交通機関がありません。
そのため、公共交通機関で利用する場合、帰りの交通手段がないため、千頭駅周辺での宿泊が必要になります。千頭駅から徒歩約5分の千頭温泉は、星空列車の利用と組み合わせやすい宿泊先の一つです。
一方、マイカーなら千頭駅まで車で向かい、臨時駐車場を利用できます。
ただし、帰りは夜間の山道を運転することになるため、大井川鐵道も運転には十分注意するよう案内しています。
奥大井湖上駅では防寒対策も必要
星空列車では、奥大井湖上駅の照明を極力少なくして星空を楽しめるようにしています。
そのため懐中電灯が必携です。
また、客車には暖房がなく、夜の奥大井は真冬並みに冷え込むことがあるため、ダウンジャケットや手袋、ニット帽、カイロなど十分な防寒対策が必要です。
星空を見るための列車ですが、冬の山間部ということもあり、暖かい服装で乗車した方がよさそうです。
まとめ 「安いけれど、気軽には乗れない」星空列車
大井川鐵道の「星空列車」は、通常のトロッコ列車を往復利用するよりも3,200円安い大人3,800円という料金が魅力です。
一方で、運転時間が夜になるため、公共交通機関を利用しての日帰りができないという大きな制約があります。
「安いからちょっと乗ってみよう」というより、マイカーで訪れるか、川根本町周辺で宿泊する旅行と組み合わせて利用する列車と考えた方がよさそうです。
奥大井湖上駅という特徴的な駅で、静かな夜空を楽しめる「星空列車」。
秋から冬にかけて大井川鐵道を訪れる際には、選択肢の一つになりそうです。

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