小城市が唐津線・小城駅の耐震改修を行い復旧へ 4月30日から駅舎の使用停止中

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JR九州の唐津線にある小城(おぎ)駅について、小城市が駅舎の耐震改修を行ったうえで復旧させる方針を示しました。

小城駅は2026年4月30日から駅舎の使用が停止されていますが、今後は耐震改修などを行い、駅舎の利用再開を目指すことになります。

国の有形文化財・JR小城駅の駅舎、外観維持して復旧方針「できる限り早期に」…シロアリ被害で利用停止

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唐津線の小城駅 4月30日から駅舎の使用を停止

小城駅は佐賀県小城市にある唐津線の駅です。

明治期に建てられたとされる駅舎は、国の登録有形文化財にも登録されています。

また、映画「男はつらいよ」シリーズの作品にも登場した駅として知られています。

小城駅では2024年にシロアリが確認されたことをきっかけに調査が行われ、その結果、大きな地震が発生した場合に耐えられない可能性があることが判明しました。

このため小城市とJR九州が協議を行い、2026年4月30日から駅舎の利用を停止しています。

現在は駅舎内の改札を利用することができず、駅舎左側の駐輪場横に設けられた仮通路を利用してホームへ向かう形になっています。

以前、このブログでも小城駅の駅舎が使用停止となったことを紹介しました。

当時は駅舎をいつから利用できるようになるのかは未定とされていました。

小城市は耐震改修を行い駅舎を復旧する方針

今回、小城市が小城駅について耐震改修を行い、駅舎を復旧する方針を示したことが報じられています。

4月の利用停止時点では、明治期から残る駅舎が今後どうなるのか分からない状況でした。

そのため、駅舎の取り壊しなどを心配する声もありました。

今回、耐震改修によって復旧させる方向となったことは、小城駅の駅舎を残していくという点では大きな動きと言えそうです。

小城駅の駅舎は、以前にも改修工事が行われ、建築当時の姿に復元されています。

登録有形文化財でもある駅舎ですから、今回の耐震改修でも、できるだけ現在の姿を生かした形での復旧が期待されます。

駅としての利用はどうなる?

小城駅は現在も唐津線の駅として営業しています。

今回使用できなくなったのは駅舎であり、駅そのものが廃止されたわけではありません。

駅舎の利用停止期間中も、仮通路を使ってホームへ向かうことができます。

今後は耐震改修工事を行ったうえで、駅舎の利用再開を目指すことになります。

ただ、現時点では具体的な工事時期や、駅舎の利用再開時期については今後の発表を待つ必要があります。

歴史的価値があるとしても残るとは限らない

歴史ある駅舎をめぐっては、ことでん志度線の琴電屋島駅のように、保存が難しく解体されるケースもあります。

琴電屋島駅は1929年に建てられ、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されていましたが、2026年6月の台風による被害や老朽化などを踏まえ、9月から駅舎の解体工事が行われています。

小城駅の駅舎が今回も残される方向となった背景として、駅舎が小城市に譲渡されていたことも大きかったのではないでしょうか。

小城駅はJR九州の駅ですが、駅舎そのものは小城市が所有しています。そのため、駅舎の耐震性に問題があることが分かった後も、自治体側で耐震改修を行って駅舎を残すという選択が可能でした。

歴史的な駅舎を残す場合、建物の価値だけでなく、誰が所有し、誰が改修費用を負担するのかという問題もあります。今回の小城駅は、駅舎が小城市に譲渡されていたことが、復旧に向けた判断の一つのポイントになったと考えられます。

貴重な駅舎を残しながらの復旧に

小城駅の駅舎は、単に古い建物というだけではありません。

明治期から続く歴史があり、登録有形文化財にもなっている駅舎です。

一方で、古い木造駅舎をこれからも使い続けるためには、耐震性など現在の安全基準に対応させる必要があります。

今回の小城市の方針は、歴史的な駅舎を残しながら安全性を確保するためのものと言えそうです。

4月に駅舎の使用停止が発表された際には、今後どうなるのか気になるところでしたが、今回「耐震改修を行って復旧」という方向が示されたことで、ひとまず駅舎が残される方向となりました。

今後、具体的な工事内容や工事期間、そして駅舎の利用再開時期が発表されるのか注目したいと思います。

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