2026年3月31日で廃線となる留萌本線についてJR北海道から列車の増結と最終日のお別れセレモニーについて発表がありました。大変残念ですが、今年度をもって営業が終了となります。お別れ乗車に対応するため最終日は3両編成で運転されるようです。また、3つの駅で行事が予定されています。
JR北海道ホームページ
列車の増結とお別れセレモニーをJR北海道が発表|最後の3日間に注目
北海道のローカル線として長年親しまれてきた 留萌本線 が、ついに最終日を迎えます。
2026年3月31日をもって営業を終える同線について、JR北海道 は、ラストランに向けた列車の増結運転とお別れセレモニーの開催を正式に発表しました。
この記事では、公式発表資料をもとに、
- 増結運転の内容
- 最終日の特別装飾
- 各駅で行われるお別れセレモニー
- ラストラン前後の沿線イベント
について詳しく見ていきます。
留萌本線とは?改めて振り返るその歩み
留萌本線 は、北海道空知地方の深川駅と石狩沼田駅を結ぶJR北海道のローカル線です。
1910年に開業し、かつては留萌港や増毛方面まで延び、石炭や農産物の輸送、沿線住民の生活路線として重要な役割を果たしてきました。
しかし、モータリゼーションの進展や人口減少により利用者は年々減少。
2016年に留萌~増毛間、2023年に石狩沼田~留萌間が廃止され、現在は**深川~石狩沼田間(14.4km)**のみが残っていました。
その最後の区間も、2026年3月31日をもって営業を終了。
100年以上続いた留萌本線は、地域に見守られながら静かに鉄路の歴史に幕を下ろします。
ラストランに向けた「増結運転」
JR北海道の発表によると、留萌本線では最終日に向けて特別な輸送体制が組まれます。
▽ 編成両数の変更
- 3月30日まで
→ 需要増に対応するための 2両編成 - 3月31日(最終日)
→ 最終日のため利用者増加を見込み、3両編成に増結
最後の日に少しでも多くの人が乗車できるよう配慮された対応で、
「できる限り多くの方に最後の姿を見届けてほしい」
というJR北海道の姿勢が感じられます。
最終日は特別装飾で運行
ラストラン前後の列車には、沿線自治体による特別ヘッドマークや装飾が施されます。
▽ ヘッドマーク装着スケジュール
3月30日
- 深川方面:深川市デザイン
- 石狩沼田方面:秩父別町デザイン
3月31日(最終日)
- 深川方面:沼田町デザイン
- 石狩沼田方面:沿線全体の感謝を表す特別デザイン
さらに、行先表示や愛称板なども沿線関係者提供の特別仕様となり、
“いつもと違う留萌本線” を感じられる一日になります。
3月31日は各駅で「お別れセレモニー」
最終日には、JR北海道主催によるお別れセレモニーが行われます。
■ 石狩沼田駅
alt="留萌本線 石狩沼田駅" class="wp-image-4281"/>- 時間:11:00~11:35
- 内容:
- 主催者・来賓あいさつ
- 花束贈呈
- 吹奏楽演奏による見送り
■ 秩父別駅
alt="留萌本線 秩父別駅" class="wp-image-4282"/>- 時間:12:50~13:25
- 内容:
- 駅でのあいさつ
- 列車お見送り
■ 深川駅
alt="函館本線・留萌本線 深川駅" class="wp-image-4283"/>- 時間:13:20~14:00
- 内容:
- 主催者あいさつ
- 出発合図
- ラストラン見送り
各駅とも、地域の人々と鉄道ファンが一体となって、
留萌本線の最後の列車を送り出す場となりそうです。
沿線自治体による関連イベントも開催
ラストラン前後には、沿線自治体や実行委員会によるイベントも予定されています。
- 駅前でのキッチンカー出店
- 写真・絵画展示
- 記念グッズ配布
- ペンライトを使ったお見送り
- 音楽演奏や講演会
単なる「廃止」ではなく、
地域全体で鉄道に感謝を伝えるフィナーレが用意されています。
ひとこと
留萌本線は、距離や利用者数では測れない地域の足でした。
短い区間になっても運行を続け、最後の最後まで丁寧に送り出す姿勢は、
JR北海道と沿線自治体、そして利用者の思いが重なった結果だと感じます。
最終日に現地を訪れる方も、遠くから見守る方も、
この路線が歩んできた歴史に、ぜひ思いを馳せてみてください。
