【鹿児島本線】9月18日から宇土~八代間の代行バスを大幅見直し 九州新幹線も活用して利便性向上へ

鹿児島本線817系 宇土駅 JR九州

JR九州は、2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」の影響で運転を見合わせている鹿児島本線宇土駅~八代駅間について、9月18日(金)から代行バスの運行体系を見直すと発表しました。

宇土駅~小川駅間では約15~20分間隔で運行するほか、小川駅~八代駅間にも1日37本の代行バスを設定。

さらに、熊本駅~新八代駅間では九州新幹線による振替輸送を実施し、在来線と新幹線、代行バスを組み合わせて利便性を高めます。

九州新幹線運行再開に伴う振替輸送の実施およびバス代行ダイヤの見直しについて

JR九州ホームページ

9月18日から代行バスの運行体系を変更

鹿児島本線は、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」の影響により、宇土駅~八代駅間で列車の運転を見合わせています。

JR九州ではこれまで代行バスを運行してきましたが、9月18日から運行体系を大きく見直します。

今回の変更後は、

  • 宇土駅~小川駅間
  • 小川駅~八代駅間

の2区間に分けて代行バスを運行します。

そのため、9月18日以降は宇土駅~八代駅間を直通する代行バスは運行されません。

小川駅で代行バスを乗り換える形になります。

9月17日までのバス代行についてはこちらをご覧ください。

八代駅より南の肥薩おれんじ鉄道の区間については、こちらをご覧ください。

宇土~小川間は約15~20分間隔で運行

宇土駅~小川駅間では、循環バス方式を採用します。

運行本数は1日92本

運行時間帯はおおむね15~20分間隔となり、宇土駅、松橋駅、小川駅に停車します。

今回の見直しによって、宇土~小川間についてはかなり高頻度で代行バスを利用できるようになります。

一方、小川駅~八代駅間は1日37本。

こちらは小川駅、八代市鏡文化センター、新八代駅、八代駅に停車し、所要時間は片道約60分です。

区間運行本数運行間隔など
宇土~小川1日92本おおむね15~20分間隔
小川~八代1日37本片道約60分

※いずれも9月18日からの予定です。

熊本~新八代は九州新幹線で振替輸送

今回の見直しで、もう一つ注目したいのが九州新幹線の活用です。

鹿児島本線の宇土~八代間が不通となっていることから、熊本駅~新八代駅間については九州新幹線による振替輸送を実施します。

つまり、熊本方面から八代方面へ向かう場合、

熊本駅 → 九州新幹線 → 新八代駅 → 代行バス → 八代駅方面

という移動が可能になります。

JR九州は、新八代駅で九州新幹線と代行バスを乗り継ぐための時刻も設定しています。

例えば朝の時間帯には、熊本駅を6時11分に発車する「つばめ303号」が新八代駅に6時24分に到着。その後、代行バスが新八代駅を6時40分に発車し、八代駅には7時00分に到着するダイヤとなっています。

道路事情などによっては予定の列車・バスに乗り継げない場合もあるため注意が必要ですが、鉄道だけでなく九州新幹線も活用することで、八代方面への移動を確保する考えです。

なお、九州新幹線(熊本駅~鹿児島中央駅)は、当面の間暫定ダイヤでの運行となります。

代行バスダイヤについて

今回発表された代行バスは本数が多いため、概略のみを記載します。詳しい時刻については、リンク先のJR九州のホームページで確認してください。

リンク:九州新幹線運行再開に伴う振替輸送の実施およびバス代行ダイヤの見直しについて

宇土駅~小川駅間

下り(宇土駅→小川駅)

  • 午前便 宇土駅発6:40~8:50 松橋駅発6:10~9:10 ※概ね15~20分間隔で運行
  • 午後便 宇土駅発16:00~20:00(20:30まで松橋駅行きが3本あり) 松橋駅16:20~20:20 ※ 概ね15~20分間隔で運行

上り(小川駅→宇土駅)

  • 午前便 小川駅発6:00~9:00 松橋駅発6:00~9:30 ※概ね15~20分間隔で運行
  • 午後便 小川駅発16:00~20:00 松橋駅発16:00~20:30 ※概ね15~20分間隔で運行

小川駅~八代駅

下り(小川駅→八代駅)

  • 午前
小川八代市鏡文化センター新八代着新八代 発八代
6:106:306:407:00
6:206:407:007:007:20
6:306:507:107:107:30
6:507:107:307:307:50
7:007:207:407:558:15
7:257:458:058:058:25
7:458:058:258:358:55
8:058:258:458:459:05
  • 午後
小川八代市鏡文化センター新八代 着 新八代 発八代
16:0516:2516:4516:4517:05
16:5517:1517:3517:4018:00
17:2017:4018:0018:0018:20
17:4018:0018:2018:2018:40
17:5018:1018:3018:3518:55
18:2518:4519:0519:0519:25
18:4519:0519:2519:2519:45
19:2019:4020:0020:0020:20
19:3019:5020:1020:1020:30
20:0020:2020:4020:4021:00
20:2520:4521:0521:0521:25

上り(八代駅→小川駅)

  • 午前
八代新八代 着新八代 発八代市鏡文化センター小川
6:106:306:356:557:15
6:457:057:057:257:45
6:507:107:107:307:50
7:157:357:357:558:15
7:207:407:558:158:35
7:408:008:008:208:40
7:508:108:108:308:50
8:208:408:409:009:20
  • 午後
八代新八代 着新八代 発八代市鏡文化センター小川
16:3016:5016:5017:1017:30
17:0017:2017:2017:4018:00
17:1517:3517:4018:0018:20
17:2517:4517:4518:0518:25
17:4518:0518:0518:2518:45
18:1018:3018:3018:5019:10
18:2018:4018:4019:0019:20
18:4019:0019:0019:2019:40
19:0519:2519:2519:4520:05
19:4520:0520:0520:2520:45

有佐駅・千丁駅には代行バスが停車せず

一方、代行バスを利用する際には注意点もあります。

宇土~八代間にある有佐駅と千丁駅には大型バスが乗り入れられないため、代行バスは停車しません。

有佐駅を利用する場合は「八代市鏡文化センター」、千丁駅を利用する場合は「新八代駅」を利用するようJR九州は案内しています。

代行バスの利用者にとっては、駅とバス停が完全に一致するわけではない点には注意が必要です。

ICカードの残額では利用できない

代行バスおよび九州新幹線による振替輸送を利用する際は、通常の乗車券、定期券、回数券などが利用できます。

一方、SUGOCAなど交通系ICカードのカード残額では利用できません。

きっぷを持っていない場合は、代行バスの降車駅で現金による運賃支払いとなります。

この点も、普段ICカードを利用している人は注意したいところです。

鹿児島本線の運転再開は10月中旬頃を予定

今回の代行輸送は、2026年9月18日から10月中旬頃までを予定しています。

JR九州は、鹿児島本線の宇土駅~八代駅間について10月中旬頃の運転再開を見込んでいます。

それまでは、代行バスに加えて九州新幹線も活用しながら輸送を確保することになります。

今回の変更では、単純に代行バスを増やすだけではなく、宇土~小川間を高頻度のバス、小川~八代間を別系統のバス、さらに熊本~新八代間を九州新幹線で結ぶという形に変わります。

鹿児島本線の不通が長期化する中で、鉄道が走れない区間をバスだけで置き換えるのではなく、利用できる鉄道・新幹線を組み合わせて輸送力を確保する取り組みとしても注目されます。

JR九州公式発表

リンク:九州新幹線運行再開に伴う振替輸送の実施およびバス代行ダイヤの見直しについて(JR九州)

※鹿児島本線・宇土駅~八代駅間の運転再開時期や代行バスの運行内容は、今後変更される場合があります。利用の際はJR九州の最新情報をご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました