【内房線】JR東日本10月5日からの内房線(千葉~安房鴨川間)の時刻表を公開 長浦~木更津間はほぼ30分間隔の1時間2本程度の運転

内房線E235系千葉駅 JR東日本

JR東日本は、2026年10月5日から当分の間使用する内房線の時刻表を公開しました。今回公開されたのは、長浦~安房鴨川間の時刻表です。

台風25号の影響で運転を見合わせていた内房線では、10月5日から長浦~木更津間で鉄道による輸送が再開されます。一方、姉ケ崎~長浦間では引き続き運転を見合わせ、バスによる代行輸送が行われます。

今回は、公開された時刻表から、運転再開後の内房線の運転本数や利用時の注意点を確認します。

内房線時刻表【長浦~安房鴨川間】[PDF/422KB]

JR東日本ホームページ

長浦~木更津間は上下線とも1時間に2本程度

  • 木更津駅(内房線上り)
木更津駅(長浦行き)
5 50
6 19 48
7 18 53
8 21 50
9 19 49
10 18 51
11 20 50
12 20 49
13 18 47
14 17 46
15 15 44
16 20 49
17 18 47
18 16 45
19 15 44
20 15 48
  • 長浦駅(内房線下り)
長浦駅(木更津行き)
6 28 57
7 27 56
8 30 59
9 28 57
10 27 56
11 29 58
12 28 58
13 27 56
14 25 55
15 24 53
16 25 58
17 27 56
18 25 55
19 24 53
20 22 56
21 33

10月5日から鉄道による輸送が再開される長浦~木更津間では、上下線ともに1時間に2本の運転となります。

木更津方面の列車は長浦駅を6時28分に出発する列車が始発となり、最終列車は21時33分発です。一方、長浦方面の列車は木更津駅を5時50分に出発する列車が始発となり、最終列車は20時48分発となります。

ただし、朝夕の時間帯は通常の2~3割程度の運転となるため、通常ダイヤと同じ感覚で利用することはできません。

運転本数が限られる時間帯もあるため、通勤・通学などで利用する場合は、事前に時刻表を確認しておく必要があります。

木更津駅で乗り換えが必要に

今回公開された時刻表では、長浦~木更津間と木更津~安房鴨川間の列車が分けて掲載されています。

JR東日本の資料には、長浦~安房鴨川間について「全列車木更津でお乗り換えとなります」と記載されています。

内房線下り(木更津駅→館山駅→安房鴨川駅)

木更津君津上総湊館山安房鴨川
5:075:155:336:327:13
(平日のみ運転)保田 6:447:05
7:168:01
6:476:547:248:00
8:018:48
7:268:098:43
7:417:508:08
8:308:378:58
9:3610:21
9:319:3910:0010:3611:19
11:1711:3711:5612:4313:22
13:1913:3713:5614:4215:23
15:0115:0715:29
15:1715:4416:1216:5317:33
16:4216:4917:1317:47
17:4517:5318:1118:5019:32
18:4018:4719:0519:5220:37
19:2319:4520:0320:38
20:3620:4421:0221:3822:17
21:1321:1921:3722:18
21:5021:5822:1622:54千倉 23:06
22:5123:0923:44
23:1423:2123:390:14

内房線上り(安房鴨川駅→館山駅→木更津駅)

安房鴨川館山上総湊君津木更津
4:455:215:415:47
千倉 5:465:586:346:527:00
6:207:017:18
6:357:147:447:51
6:186:59
7:107:468:078:13
8:158:36
7:187:58
8:018:399:039:10
9:049:249:31
8:048:49
9:4010:2211:0011:08
9:4010:3811:2011:5612:03
10:5911:4512:2412:5613:04
12:5913:4414:2415:0215:10
15:4716:0916:15
14:5315:3716:1216:3916:47
17:0017:4818:2419:0019:08
18:0418:4919:2619:5019:58
19:5620:3220:5321:01
20:1620:5621:3721:5522:03
21:1822:0322:3922:5623:05

通常ダイヤであれば、千葉方面からの列車は一部を除き君津駅まで運行されていますが、当面の間は木更津駅で乗り換えが必要となります。

また、木更津~安房鴨川間についても、台風25号の影響により通常の5割程度の運転となっています。

通常は1時間に1本程度運転される区間ですが、日中を中心に2時間に1本となる時間帯もあります。

長浦~木更津間の運転再開によって鉄道で移動できる区間は広がりますが、内房線全体が通常ダイヤに戻るわけではありません。

姉ケ崎~長浦間は引き続き運転見合わせ

今回の運転再開で注意したいのが、姉ケ崎~長浦間です。

この区間は10月5日以降も鉄道による運転再開には至らず、バスによる代行輸送が行われます。

JR東日本によると、代行バスの輸送力は鉄道の1~2割程度にとどまり、乗車までに長時間待つ可能性があります。

長浦~木更津間が再開することで、袖ケ浦駅や巌根駅などから鉄道を利用できるようになりますが、千葉方面へ向かう場合は、姉ケ崎~長浦間の移動方法も考える必要があります。

なお、姉ケ崎~長浦間は運転再開まで少なくとも3か月程度かかる見込みとされています。今後の復旧状況によって変更される可能性もあります。

鉄道の輸送力を代行バスで補えるのか

今回の内房線の運転再開で気になるのが、代行バスによる輸送がどこまで利用者の需要に対応できるかという点です。

JR東日本の2024年度のデータでは、蘇我~君津間の輸送密度は53,025人となっています。単純に2で割っても約26,500人という規模です。

もちろん、この数字がそのまま今回の代行バス利用者数になるわけではありません。運転見合わせによって利用を取りやめる人や、他の交通手段に移る人もいるため、実際の需要は異なります。

それでも、通常は最大15両編成の列車が1時間に3本程度(ラッシュ時の千葉方面への列車は普通列車7本+特急列車2本の9本)運転される区間です。今回、JR東日本が示している代行バスの輸送力は鉄道の1~2割程度であり、鉄道と同じ輸送力を確保するのは簡単ではありません。

さらに、長浦駅と姉ケ崎駅では列車と代行バスの乗り換えが発生します。利用者が集中する時間帯には、バスの乗車待ちだけでなく、駅前で乗客を安全に誘導できるかという問題もあります。

長浦駅の2024年度の1日の乗車人員は5,720人・姉ケ崎駅の2024年度の1日の乗車人員は9,244人です。

長浦駅・姉ケ崎駅はどちらも定期のバス路線がある駅ですが、普段の倍以上の利用者がいる状況で、駅施設・バス乗り場について利用者に対応することができるかは個人的には厳しいような気がします。

鉄道の運転再開区間が広がることは前進ですが、千葉~木更津間の移動がこれまでどおりに戻るわけではありません。代行バスの運行本数や乗り場の運用、駅前の混雑状況も含め、実際の輸送がどこまで機能するのか注目したいところです。

利用前に最新の運行情報を確認したい

今回公開された時刻表は、10月5日から当分の間使用されるものです。

長浦~木更津間では鉄道による輸送が再開されるものの、朝夕を中心に運転本数が大幅に少なくなるほか、木更津駅での乗り換えも必要です。さらに、姉ケ崎~長浦間では代行バスによる輸送が続きます。

台風の影響による運転見合わせから、少しずつ鉄道による輸送が再開していますが、内房線の全区間が通常どおり利用できる状態に戻ったわけではありません。

利用する駅や時間帯によって状況が異なるため、出発前にはJR東日本の公式時刻表や運行情報を確認しておきましょう。

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