井原鉄道と井原線沿線観光連盟は、位置情報ゲームアプリ「ニッポン城めぐり」と連携し、「井原線沿線山城めぐり」スタンプラリーを開催しています。
開催期間は2026年10月1日から2027年3月14日まで。井原線沿線の山城や歴史スポットを巡る企画ですが、実際に山城を訪問するなら、それなりの準備と覚悟が必要になりそうです。
~井原鉄道に乗って出陣!~「井原線沿線山城めぐり」スタンプラリー開催中
井原鉄道ホームページ
井原線沿線の山城・歴史スポット全10か所を巡る
今回の企画は、井原線沿線に点在する山城や歴史遺産を、鉄道とスマートフォンアプリを活用して巡るデジタルスタンプラリーです。
参加するには、位置情報ゲームアプリ「ニッポン城めぐり」をダウンロードします。井原鉄道の車内や各スポットに設置されたQRコードを読み取るほか、GPSに対応したスポットでは現地で位置情報を利用してスタンプを獲得できます。
全10スポットを制覇すると、アプリ内限定称号「禄寿応穏(ろくじゅおうおん)」を獲得できます。
対象となるスポットは次の通りです。施設の名前は、QRコードが設定されている施設です。カッコ内は実際の城の所在地と最寄り駅です。
- 高越城跡 早雲の里荏原駅 (井原市 最寄り駅:早雲の里荏原駅)
- 滝山城跡 井原駅(井原市 最寄り駅:子守唄の里高屋駅)
- 高屋城跡 井原市文化財センター古代まほろば館(井原市 最寄り駅:子守唄の里高屋駅)
- 正霊山城跡 平櫛田中美術館(井原市 最寄り駅:井原駅)
- 猿掛城跡 まきび記念館(矢掛町・倉敷市 最寄り駅:三谷駅)
- 茶臼山城跡 アウトドアヴィレッジやかげ(矢掛町・最寄り駅:矢掛駅・三谷駅)
- 伽藍山城跡(矢掛町・最寄り駅:矢掛駅・小田駅)
- 福山城跡(総社市・最寄り駅:総社駅) ※JR福山駅の北にある福山城とは別の城です
- 神辺城跡(福山市・最寄り駅:神辺紀)
- 井原鉄道車内
なお、井原鉄道の全編成にQRコードが掲示されているため、どの列車に乗っても車内のスタンプを獲得できます。
開催期間は2027年3月14日まで。参加費は無料ですが、アプリ利用時の通信料は参加者負担となります。
それぞれの城について説明をすると長くなるので、井原市観光協会のパンフレットをご覧ください。
山城めぐりは気軽な観光とは違う?
今回の企画で気になるのは、沿線に点在する山城を実際に訪問する場合です。
城と聞くと、天守閣や石垣が整備された観光地をイメージする方も多いかもしれません。しかし、山城は山の地形を利用して築かれた城です。現在は建物が残っていない城跡もあり、現地を訪れるには山道を歩く必要がある場合もあります。
もちろん、すべてのスポットが同じように険しいわけではありません。訪問先によって道の状況や必要な時間も異なりますが、駅を降りて少し歩けば到着するという感覚で計画を立てるのは避けた方がよさそうです。
実際に訪問する際は、事前に登山道やアクセス方法、所要時間などを確認しておきたいところです。歩きやすい靴や服装を用意し、天候にも注意する必要があります。山道の状況によっては、無理をせず訪問を見送る判断も大切です。
スタンプを集めることが目的であっても、山城への訪問そのものが負担になる可能性があります。全10スポットの制覇を目指す方は、余裕を持った計画を立てましょう。
井原鉄道に乗って沿線の歴史を楽しもう
井原線沿線には、山城をはじめとする歴史スポットが点在しています。今回の企画は、鉄道に乗ることをきっかけに、普段は訪れる機会の少ない場所に目を向けるよい機会になりそうです。
一方で、山城めぐりは鉄道に乗るだけで完結する企画ではありません。実際に現地を歩く場合は、観光地へのお出かけというより、軽いハイキングや山歩きに近い準備が必要になることも考えられます。
無理に全スポットの制覇を目指すのではなく、自分の体力や現地の状況に合わせて楽しむのも一つの方法です。
鉄道の旅と歴史探訪を組み合わせながら、井原線沿線の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。

