11月9日以降の富良野・美瑛の観光はこのきっぷが引き継ぎます バスも使える「かみくるパス」が期間限定で発売

青い池の紅葉(美瑛町) JR北海道

JR北海道などは、2026年11月9日から12月27日まで、JRの普通・快速列車と路線バスが乗り放題になる「かみくるパス」の実証事業を実施します。

富良野・美瑛エリアを鉄道で巡る際に便利な「北海道まんなか のんびり列車パス」は11月8日で利用期間が終了しますが、その翌日からはバスも利用できる「かみくるパス」が登場します。

今回は、冬に向かう北海道の観光に活用できる新しいきっぷを紹介します。

かみくるパス(上川管内観光用バス乗車券)によるJRと路線バスの共通乗車実証事業の実施について

JR北海道ホームページ

JRと路線バスが乗り放題になる「かみくるパス」

「かみくるパス」は、北海道上川管内の4市13町を走る路線バスが乗り放題になる電子チケットです。

今回の実証事業では、対象となるJR線の普通・快速列車も利用できるようになります。

利用できる交通機関は次のとおりです。

  • JR北海道: 普通・快速列車
    • 富良野線:旭川~富良野
    • 宗谷本線:旭川~名寄
    • 石北本線:新旭川~上川
  • 路線バス: 旭川電気軌道、道北バス、ふらのバスの3社が運行する対象路線

路線バスは、旭川市や美瑛町、富良野市など上川管内の4市13町が対象エリアです。ただし、都市間バスや富良野スキー場線など、一部対象外の路線があります。

また、JRの特急列車は利用できません。特急列車を利用する場合は、別途運賃・料金が必要です。

鉄道と飛行機の両方でのアクセスに対応

「かみくるパス」は、旭川駅だけでなく旭川空港からの利用が出来ます。

旭川・富良野地区に行く場合は、鉄道だけでなく飛行機で行く場合も多いと思います。

その場合には旭川空港から旭川市内に移動する際にバスを使用しますが、そのバスも対象の交通機関となっています。

旭川空港から旭川駅までは片道750円ですのですので負担が軽くなるのではないでしょうか。

1日・2日・3日間の3種類を設定

「かみくるパス」は、旅行日程に合わせて選べる3種類が設定されています。

種類大人小人
1日乗車券4,000円2,000円
2日乗車券6,500円3,250円
3日乗車券8,000円4,000円

設定期間は2026年11月9日から12月27日までです。

ただし、2日乗車券は12月26日まで、3日乗車券は12月25日までの発売となります。販売終了時刻はいずれも14時50分で、販売予定枚数に達した場合は期間内でも販売を終了します。

購入できるのは、スマートフォン専用アプリ「乗換案内」です。JRの駅やバス会社の窓口では発売されないため、利用を考えている方は事前に確認しておきましょう。

沿線施設で使えるクーポンも付属

「かみくるパス」には、上川エリアの観光施設や飲食店など、約60か所で割引などのサービスを受けられるクーポンも付いています。

クーポンを利用できるのは、きっぷの利用日当日です。

また、電子チケットは英語・繁体字・簡体字・韓国語にも対応しています。旭川駅と富良野駅ではQRコードによる改札利用も可能となっており、海外から訪れる旅行者にも使いやすい仕組みです。

十勝岳の火山活動にも注意しておきたい

紅葉と雪化粧の十勝岳 alt="紅葉と雪化粧の十勝岳" class="wp-image-17561"/>
紅葉と雪化粧の十勝岳

富良野・美瑛エリアを訪れる際に、気に留めておきたいのが十勝岳の火山活動です。

2026年9月12日、十勝岳の噴火警戒レベルは2から3(入山規制)に引き上げられました。10月5日にも気象庁から火山活動に関する解説情報が発表されており、火口周辺では警戒が必要な状況が続いています。

十勝岳は、過去に鉄道にも被害をもたらしています。1926年の噴火では融雪型火山泥流が発生し、当時の国鉄富良野線でもレールや盛土の埋没・流出が発生しました。

もちろん、現在の火山活動が直ちに富良野線の運行に影響するということではありません。ただ、富良野・美瑛を観光する際には、きっぷの利用条件だけでなく、気象庁や自治体の火山情報、JR北海道の運行情報も確認しておきたいところです。

リンク:気象庁:十勝岳の火山活動に関する情報

富良野・美瑛の観光は鉄道とバスの組み合わせも選択肢に

白金温泉 alt="白金温泉" class="wp-image-17562"/>
白金温泉

富良野・美瑛エリアでは、季節によって楽しめる景色が変わります。夏のラベンダー畑が有名ですが、秋から冬に向かう時期にも、北海道らしい風景を楽しむことができます。

以前、当ブログでは「北海道まんなか のんびり列車パス」を紹介しました。11月8日まではこちらのきっぷを利用することになります。

ただし、JR北海道のフリー区間が違う点と、路線バスは利用できない点で注意が必要です。

今回の「かみくるパス」は、JRの普通・快速列車だけでなく、対象の路線バスも利用できるのが特徴です。鉄道の運行時刻に合わせて旅程を組むだけでなく、バスを組み合わせることで移動の選択肢が広がります。

一方で、冬に向かう時期は天候や道路状況にも注意が必要です。利用するバスの運行情報や、訪問したい施設の営業状況も確認しておきたいところです。

11月9日から12月27日までの期間限定で実施される「かみくるパス」。 富良野・美瑛だけでなく、旭川や名寄、上川方面も含めて周遊したい方にとって、検討したいきっぷの一つとなりそうです。

詳しくは、JR北海道などの公式発表資料をご覧ください。

リンク:かみくるパス(上川管内観光用バス乗車券)によるJRと路線バスの共通乗車実証事業の実施について

タイトルとURLをコピーしました