JR四国は2026年10月29日、回数券タイプのおトクなきっぷのうち、「自由席特急回数券」と「学生トク割2枚回数券」の発売を終了すると発表しました。
いずれも2026年11月30日をもって発売終了となります。
なお、発売終了までに購入したきっぷは、2027年2月28日まで利用できます。
今回の見直しにより、JR四国の特急列車をおトクに利用できるきっぷは、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」で購入する商品への集約が進むことになります。
JR四国ホームページ
「自由席特急回数券」は6枚つづり
「自由席特急回数券」は、JR四国内の特急列車の普通車自由席を利用できる6枚つづりの回数券です。
発売終了日は2026年11月30日で、購入済みのきっぷは2027年2月28日まで利用できます。
JR四国は、代替となる商品として「スマえきSきっぷ」を案内しています。
主な区間の価格を比較すると、次のようになります。
| 区間 | スマえきSきっぷ | 自由席特急回数券 (1枚あたり) |
| 高松~徳島 | 2,550円 | 2,555円 |
| 松山~今治 | 1,650円 | 1,655円 |
| 松山~八幡浜 | 2,360円 | 2,366円 |
| 松山~宇和島 | 2,880円 | 2,888円 |
| 高知~須崎 | 1,560円 | 1,565円 |
※自由席特急回数券は6枚つづりの発売額を1枚あたりに換算した金額です。
スマえきSきっぷは、スマートフォンで購入できる片道タイプの商品です。回数券を複数枚まとめて購入する必要がなく、利用する分だけ購入できるのが特徴です。
「学生トク割2枚回数券」も発売終了
学生向けに発売されている「学生トク割2枚回数券」も、2026年11月30日をもって発売終了となります。
こちらは学生を対象とした2枚つづりの回数券で、次の区間の特急列車普通車自由席を利用できます。
- 高松~松山間
- 高松~高知・朝倉間
- 徳島~高知・朝倉間
購入済みのきっぷは、こちらも2027年2月28日まで利用できます。
JR四国が案内する代替商品は「スマえきトク割きっぷ」です。
| 区間 | スマえきトク割きっぷ | 学生トク割2枚回数券(1枚あたり) |
| 高松~松山 | 3,900円 | 3,650円 |
| 高松~高知・朝倉 | 3,420円 | 3,290円 |
| 徳島~高知・朝倉 | 3,500円 | 3,400円 |
※学生トク割2枚回数券は2枚つづりの発売額を1枚あたりに換算した金額です。
学生トク割2枚回数券と比較すると、スマえきトク割きっぷは1枚あたりの価格が少し高くなりますが、スマートフォンで必要なときに購入できるようになります。
JR四国では「スマえき」への集約が進む
JR四国では、特急列車をおトクに利用できる商品について、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」専用の商品を増やしています。
また、2027年3月に岡山駅との間で運転されている特急「しおかぜ(岡山~松山)」「南風(岡山~高知)」の全席指定席化により自由席が設定される列車が少なくなります。
その流れもあり、2026年8月にも「トクトクきっぷ」の発売期間延長と一部商品の見直しを発表しており、今回の回数券発売終了もその流れにあるものといえそうです。
スマえきでは、乗車区間に応じた「Sきっぷ」や「トク割きっぷ」などが用意されています。
駅で紙のきっぷを購入する従来の方法から、スマートフォンで購入する方法への移行が進んでいることが分かります。
ただし、スマえきの商品が2027年3月以降も継続されるかについては現時点では不明です。紙の乗車券からデジタル乗車券への移行の流れから考えると何らかの形で残る可能性は高いと思われます。
JR四国の特急列車を利用する際には、発売終了日だけでなく、利用する区間に設定された商品や利用条件も確認しておきたいところです。
※きっぷの価格・発売条件・利用条件などは変更される場合があります。利用前にJR四国の公式サイトをご確認ください。

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