京浜急行電鉄(京急)は2026年7月15日、夏休み期間中の平日日中に座席指定サービス「ウィング・シート」を初めて運行すると発表しました。これまで土休日のみ設定されていたサービスですが、7月27日(月)から8月7日(金)までの平日10日間限定で、三浦半島方面へ向かう快特2本に設定されます。
今回の取り組みは、夏のレジャーシーズンに合わせて三浦半島へのアクセス向上を図るもので、海水浴や観光に向かう利用者にとって、平日でもゆったり座って移動できるようになります。
京急電鉄ホームページ
平日の日中に初めて設定
「ウィング・シート」は、2100形電車の2号車を座席指定車両として運転するサービスです。
これまでは土休日の日中のみのサービスでしたが、今年の夏は初めて平日にも設定されます。対象となるのは7月27日から8月7日までの平日10日間で、泉岳寺発三崎口行き快特2本です。
- 「ウイング・シート82号」泉岳寺駅(10:35発)→三崎口駅(11:49着)
- 「ウイング・シート84号」泉岳寺駅(13:37発)→三崎口駅(14:50着)
対象列車は東京都心から横浜を経由して三浦半島へ向かう列車で、夏休み期間中の混雑緩和や快適性向上が期待されています。
座席指定料金は500円
利用には乗車券のほか、「Wing Ticket」が必要です。なお、購入は車内で現金のみとなります。
料金は500円で、泉岳寺駅・品川駅・京急蒲田駅・京急川崎駅・横浜駅・上大岡駅から利用できます。
一方、金沢文庫駅から先は座席指定区間が終了するため、指定券がなくても2号車を利用できます。
荷物が多くなりがちな海水浴や旅行では、確実に座席を確保できるメリットは大きいでしょう。
三浦半島観光との連携も
alt="三浦半島・長者ヶ崎" class="wp-image-11254"/>京急では、この期間に三浦海岸の海水浴場「MIURA FUN BEACH 三浦海岸」をサポートしており、さらにオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS MIURA」と三浦海岸駅で接続することで、鉄道と観光を組み合わせた周遊を促進します。
近年は鉄道会社が単に列車を運行するだけではなく、沿線観光を一体的に盛り上げる取り組みが増えています。今回の平日運行も、その一環と言えそうです。
夏休みの旅行需要を取り込む狙い
今年は曜日の並びから、平日に休暇を取得して旅行する人も少なくありません。
そのような需要を取り込むため、土休日だけだったサービスを平日に拡大するという試みは興味深いところです。
京急では通勤利用だけでなく、三浦半島への観光輸送にも力を入れており、今回の期間限定運転は利用状況を見極める意味合いもあるのかもしれません。
好評であれば、今後の夏休みや大型連休などにも平日運転が拡大される可能性もありそうです。
まとめ
京急が平日日中に「ウィング・シート」を設定するのは今回が初めてです。
夏休み期間限定ではありますが、三浦半島への旅行をより快適に楽しめる新たなサービスとなります。座って移動したい観光客にとっては魅力的な選択肢となりそうです。また、この取り組みが利用者から好評を得れば、将来的なサービス拡大につながるのかにも注目したいところです。
