糸魚川~白馬の大糸線増便バス 2026年度も3往復で運行 停車駅限定のダイヤを発表

白馬 JR西日本

JR西日本と大糸線活性化協議会は2026年7月17日、2026年度「JR大糸線増便バス」の運行概要を発表しました。

増便バスは、JR大糸線糸魚川駅(新潟県)~白馬駅(長野県)間で運行されるもので、列車本数が少ない区間を補完し、北陸新幹線との接続改善を目的としています。

2026年度も昨年度と同じ1日3往復で運行されるほか、2025年度の冬の増便バスでは停車していた「姫川」「頸城大野」「中土(サンテイン小谷)」は通過となります。

「JR大糸線増便バス」の運行について

JR西日本ホームページ

運行期間は8月・10月・12月~3月

2026年度の運行期間は次のとおりです。今回発表されたのは8月と10月のダイヤです。大糸線沿線は冬季は積雪が多いためバスの所要時間が長くなりますので別ダイヤでの運行となります(後日発表)。

  • 8月・10月
  • 12月・2027年1月~3月

この期間中、合計183日間運行されます。

夏休みや紅葉シーズン、スキーシーズンなど、白馬方面への利用が多い時期に合わせて設定されています。

1日3往復を運行

糸魚川→白馬

糸魚川根知北小谷
(道の駅小谷)
南小谷白馬八方バスターミナル白馬
2便9:309:5010:1310:26着
10:31発
10:5210:55
4便11:5512:1512:3812:51着
12:56発
13:1713:20
6便16:0016:2016:4316:56着
17:01発
17:2217:25

白馬→糸魚川

白馬白馬八方バスターミナル南小谷北小谷
(道の駅小谷)
根知糸魚川
1便9:059:089:29着
9:34発
9:4710:1010:30
3便12:5012:5313:14着
13:19発
13:3213:5514:15
5便13:4013:4314:04着
14:09発
14:2214:4515:05

運行本数は、

糸魚川駅~白馬駅間で3往復(6本)

となっています。

一見すると少なく感じるかもしれませんが、この本数は2025年度から継続されているものです。

実証運行が始まった2024年度は4往復運転されていましたが、2025年度から利用状況などを踏まえて3往復へ見直されました。

そのため、「今年減便された」というわけではなく、2026年度も昨年度と同じ3往復体制が維持されることになります。

停車駅は6か所

停車するのは次の駅・バスターミナルです。

  • 糸魚川駅・根知駅・北小谷駅(道の駅おたり)・南小谷駅・白馬八方バスターミナル・白馬駅の6つとなっています。

今年の増便バスから「姫川」「頸城大野」「中土(サンテイン小谷)」は通過となっています。

北陸新幹線との接続を重視

糸魚川駅 alt="糸魚川駅" class="wp-image-11461"/>
糸魚川駅

この増便バス最大の特徴は、北陸新幹線との接続です。

東京方面からはもちろん、関西方面からも敦賀駅で北陸新幹線へ乗り換え、糸魚川駅からそのまま白馬方面へ向かうことができます。

通常のJR大糸線は列車本数が少なく、南小谷駅は、電化区間と非電化区間の堺・JR西日本とJR東日本の境となっているため直通列車がなく、長時間待ち合わせになるケースも少なくありません。

増便バスは、その空白時間を埋める役割を担っています。

また、運賃はJR線と同額で、JRの乗車券や定期券のほか、対象となる企画乗車券も利用できます。

白馬観光や登山、スキー利用をサポート

白馬乗鞍温泉スキー場 alt="白馬乗鞍温泉スキー場" class="wp-image-11462"/>
白馬乗鞍温泉スキー場

白馬エリアは、

  • 北アルプス登山
  • トレッキング
  • 紅葉観光
  • スキー・スノーボード

など一年を通じて多くの観光客が訪れる国内有数のリゾート地です。

一方で、大糸線の南小谷駅~糸魚川駅間は利用者が少なく、列車本数も限られています。

鉄道だけでは観光需要に対応しきれないことから、この増便バスは鉄道を補完する交通機関として運行されています。

岡山から利用する場合は

岡山から利用する場合は、

山陽新幹線で敦賀方面へ向かい、北陸新幹線に乗り換えて糸魚川駅へ向かうルートが一般的です。

そこから増便バスを利用すれば、白馬駅や白馬八方バスターミナルまで乗り換えなしでアクセスできます。

特に冬のスキーシーズンや夏山シーズンは利用が見込まれるため、ダイヤを確認しておくと安心です。

利用状況が今後の運行を左右する可能性も

大糸線(キハ120形) alt="大糸線(キハ120形)" class="wp-image-11463"/>
大糸線(キハ120形)

この増便バスは、大糸線活性化に向けた取り組みの一つとして運行されています。

実証運行開始当初の2024年度は4往復でスタートしましたが、2025年度からは3往復に見直され、その体制が2026年度も継続されます。

沿線自治体やJRでは利用状況の調査も行っており、今後の運行形態を検討するための資料として活用される予定です。

鉄道だけでは維持が難しい区間だからこそ、鉄道とバスを組み合わせた交通ネットワークがどこまで利用されるのか、今後の動向にも注目が集まりそうです。

この増便バスは、大糸線活性化に向けた取り組みの一つとして運行されています。

なぜ大糸線活性化協議会が設置され、増便バスが運行されることになったのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました