岡山駅の新幹線ホームの安全性がアップ! 21番・24番のりばにも「可動式ホーム柵」設置へ 2027年度使用開始予定

岡山駅21番・22番のりば JR西日本

JR西日本は2026年7月24日、岡山駅山陽新幹線ホーム可動式ホーム柵(ホームドア)を増設すると発表しました。

今回新たに整備されるのは21番・24番のりばです。2027年度中の使用開始を予定しており、すでに設置されている22番・23番のりばとあわせて、岡山駅の新幹線ホーム4面すべてに可動式ホーム柵が整備されることになります。

岡山駅は山陽新幹線の主要駅の一つで、岡山県内だけでなく中四国各地から多くの利用者が集まる駅です。今回の整備によって、より安心して新幹線を利用できる環境が整いそうです。

~駅のホームの安全性向上にむけて~
岡山駅21番・24番のりばの「可動式ホーム柵」整備着手

JR西日本ホームページ

21番・24番のりばにホーム柵を整備

JR西日本によると、今回設置される可動式ホーム柵の概要は次のとおりです。

  • 設置場所:岡山駅新幹線21番・24番のりば
  • 使用開始予定:2027年度
  • ホーム柵の高さ:約1.35メートル
  • 最大開口:約6メートル
  • ホーム1面あたり約400メートルを整備

現在、岡山駅では22番・23番のりばに可動式ホーム柵が設置されています。今回、21番・24番のりばにも導入されることで、新幹線ホーム全体の安全対策が完成形となります。

可動式ホーム柵とは

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岡山駅22番のりば(山陽新幹線下りホーム)

可動式ホーム柵は、列車が停車した際だけ扉が開き、それ以外はホームと線路を仕切る設備です。

転落事故や接触事故を防ぐ効果があり、高齢者や子ども連れ、視覚障害のある方など、多くの利用者が安心してホームを利用できるようになります。

新幹線ホームは在来線ホームよりも列車の通過速度が高く、ホーム幅も限られているため、安全設備の重要性は特に高いといえます。

21番・24番のりばはどんな列車が使う?

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岡山駅21番のりば(山陽新幹線下り) 現在は柵のみ設置

22・23番のりばは山陽新幹線の本線ホームとして、「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」など多くの列車が発着します。

一方、今回ホーム柵が設置される21番・24番のりばは、副本線として使用されるホームです。

岡山始発・終着の「ひかり」「こだま」、臨時列車、待避列車などが使用することがあり、繁忙期には多くの乗客が利用します。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始には臨時列車が数多く設定されるため、21番・24番ホームも重要な役割を担っています。

今回の整備によって、どのホームから新幹線に乗車する場合でも、同じレベルの安全設備が利用できるようになります。

JR西日本が進めるホーム安全対策

JR西日本では、鉄道駅のバリアフリー化と安全性向上を目的に、ホーム柵の整備を進めています。

山陽新幹線では、新大阪駅や新神戸駅、広島駅、博多駅など主要駅で整備が進んでおり、岡山駅でも順次設置が進められてきました。

ホーム柵は設置するだけではなく、ホーム補強工事や電気設備の整備、列車停止位置を高精度に管理する設備なども必要となるため、完成までには一定の期間を要します。

今回の発表では2027年度の使用開始が予定されており、今後本格的な工事が進められる見込みです。

利用者にとってどんなメリットがある?

ホーム柵の整備によって期待されるメリットは少なくありません。

まず最も大きいのは、ホームからの転落事故防止です。

また、ホーム端への不用意な立ち入りを防ぐことで、列車の運行への影響を減らすことにもつながります。

旅行で岡山駅を利用する人にとっても、慣れない駅で安心して乗車できる環境が整うことは大きなメリットでしょう。

近年はインバウンド旅行者も増えており、大きな荷物を持った利用者も多く見られます。ホーム柵の整備は、こうしたさまざまな利用者にとって安全性向上につながる設備といえます。

在来線への設置は

な在来線ホームへの可動式ホーム柵設置については、岡山駅では現在「鉄道駅バリアフリー料金制度」の対象エリアとなっていません。そのため、新幹線ホームのような大規模整備が近いうちに行われる可能性は高くないとみられます。JR西日本のバリアフリー料金制度については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ 岡山駅の新幹線ホームは全ホームで安全性向上へ

岡山駅は山陽新幹線の中でも、中国・四国地方の玄関口として重要な役割を担っています。

新大阪・東京方面だけでなく、広島・博多・鹿児島中央方面へ向かう利用者も多く、1日に数多くの新幹線が発着しています。

今回発表された21番・24番のりばへの可動式ホーム柵設置により、岡山駅の新幹線ホームは全ホームで安全設備が整うことになります。

工事完了まではもう少し時間がありますが、2027年度の使用開始後は、岡山駅を利用する多くの人にとって、より安心して新幹線を利用できる環境となりそうです。

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