JR西日本は2026年7月24日、観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」を使用した特別ツアー「La Malle de Bois ~岡山県産ワインと食のマリアージュ~」を2026年10月10日に開催すると発表しました。
今回は岡山駅から新見駅まで伯備線を往復し、岡山県産ワインや地元食材を使用した料理を楽しめる内容となっています。
ラ・マル・ド・ボァが伯備線へ入線するのは、2024年秋に運転された「ラ・マル やまなみ」以来、約2年ぶりです。普段は宇野線や瀬戸大橋線などで運転されることが多い観光列車だけに、伯備線を走る姿を見ることができる貴重な機会となります。
観光列車「La Malle de Bois」が岡山~新見間を特別運行!
JR西日本ホームページ
岡山県産ワインと食のマリアージュを楽しむツアーを販売します!
岡山県産ワインと食を楽しむ特別ツアー
今回のツアーは、「ラ・マル・ド・ボァ」の車内で岡山県産ワインと料理のマリアージュを楽しむことがテーマです。
岡山駅を10時22分に出発し、伯備線を北上して12時22分に新見駅へ到着。その後は約4時間の自由時間が設けられ、新見市内を散策した後、16時19分発のラ・マル・ド・ボァで岡山駅へ戻ります。岡山駅への到着は18時20分の予定です。
車内では岡山県産ワインに加え、このツアーのために用意されたオリジナル弁当やお菓子が提供されます。
さらに、新見市の人気ワイナリー「domaine tetta(ドメーヌ・テッタ)」創業者・高橋竜太氏が車内でワインについて解説する予定となっており、ワインに詳しくない人でも楽しめる内容となっています。
伯備線沿線には高梁川沿いの渓谷や備中高梁周辺の山並みなど、美しい車窓が続きます。ゆったりとした列車旅を楽しみながら、岡山県産ワインと料理を味わう、まさに”大人の観光列車”といえる企画です。
新見市内では観光施設を訪問
新見駅到着後は「新見市内周遊」が予定されています。プレスリリースで紹介されている施設の多くは新見駅から離れた場所にあるため、貸切バスなどによる周遊が予定されている可能性があります。詳細は旅行商品の発売時に案内されるものとみられます。
ラ・マル・ド・ボァが伯備線を走るのは約2年ぶり
ラ・マル・ド・ボァは、2016年にデビューしたJR西日本岡山支社の観光列車です。
「走るギャラリー」をコンセプトにした車内には木目を基調とした落ち着いた空間が広がり、自転車をそのまま積み込めるサイクルスペースを備えていることでも知られています。
通常は、
- ラ・マル せとうち(岡山~宇野)
- ラ・マル しまなみ(岡山~尾道)
- ラ・マル ことひら(岡山~琴平)
- ラ・マル 備前長船
などのルートで運転されています。2026年度も臨時列車として週末を中心に運行される予定となっています。
一方、伯備線へ入線する機会は非常に少なく、2024年秋に「森の芸術祭 晴れの国・岡山」にあわせて運転された「ラ・マル やまなみ」が記憶に新しいところです。
今回の運転は、それ以来となる約2年ぶりの伯備線入線となり、沿線の鉄道ファンにとっても見逃せない運転となりそうです。
デビュー10周年を迎えたラ・マル・ド・ボァ
2026年はラ・マル・ド・ボァがデビューして10周年の節目の年でもあります。
これまで瀬戸内エリアを中心に数多くの観光客を運び、岡山県を代表する観光列車として親しまれてきました。
節目の年に開催される今回のツアーは、岡山県産ワインという新たな魅力を組み合わせた企画となっており、「食」と「観光列車」を組み合わせた新しい楽しみ方を提案している点も注目されます。
鉄道に乗ること自体を目的とするだけではなく、地域の食文化や観光資源を一体的に楽しめることは、観光列車ならではの魅力と言えるでしょう。
旅行商品として発売
この列車は通常の指定席券では乗車できません。
JR西日本の観光ナビ「tabiwaトラベル」の旅行商品として発売され、発売開始日時は2026年8月3日(月)11時です。
定員には限りがあり、人気の観光列車であることを考えると、早めの申し込みが安心かもしれません。
まとめ
約2年ぶりに伯備線を走る「ラ・マル・ド・ボァ」。
今回は岡山県産ワインや地元食材を使った料理を味わいながら、伯備線の美しい車窓を楽しめる特別なツアーとなっています。
2026年はラ・マル・ド・ボァのデビュー10周年という節目の年でもあり、その記念イヤーを彩る企画の一つとしても注目されそうです。
鉄道ファンはもちろん、ワイン好きや岡山・新見エリアへの旅行を楽しみたい人にとっても魅力的な一日となるでしょう。


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