国土交通省が2025年度混雑率リストを公表! 岡山県の第一位は瀬戸大橋線

快速マリンライナー5000系+223系 JR西日本

平均混雑率が東京圏・大阪圏で増加、名古屋圏は横ばい~都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和7年度実績)~

資料3:都市部の路線における最混雑区間の混雑率(2025)

国土交通省ホームページ

国道交通省は、2025年度の全国の鉄道の混雑率を発表しました。これによると、岡山県では2024年度もっとも混雑の激しかった山陽本線(倉敷~岡山)に代わり瀬戸大橋線(茶屋町~岡山)がワースト1位となっています。

路線区間混雑率(%)輸送人員(人)輸送力(人)
山陽本線倉敷→岡山107(-5)6,695(-335)6,244(-36)
山陽本線東岡山→岡山85(+4)4,594(+63)5,406(-320)
瀬戸大橋線茶屋町→岡山108(+6)3,597(+200)3,326(±0)
津山線福渡→岡山87(+1)896(+9)1,032(±0)
吉備線備中高松→岡山88(-13)1,304(+15)1,488(+208)
岡電東山線岡山駅前→東山69(-1)605(-120)880(-160)

路線別状況

山陽本線(倉敷~岡山)

2024年度ワースト1位だった路線です。混雑率は5ポイント改善しました。この区間は、227系(Urara)投入により減車が行われており、立席定員の増加により輸送力を維持している状況です。

利用者から見れば、車両が新しくなったことにより座席に座れなくなったイメージが強いのではないでしょうか。また、乗車する人の多い倉敷駅の階段が岡山駅よりの位置に2か所しかないため編成の長い列車では、車両による混雑の差が大きくなっています。これは、倉敷駅の構造の問題ですので解決は難しいと思われます。倉敷駅の高架が実現しなければ今後も状況は変わらないと思います。

個人的には、朝のラッシュ時に倉敷駅~岡山駅間に快速列車1本を増発すれば少しは改善するのではと思いますが・・・。

山陽本線(東岡山~岡山)

こちらは、山陽本線の東側の区間です。227系(Urara)の投入による減車で輸送力が下がり、混雑率が4ポイント上がっています。混雑率が上昇して85%ですので、当面は現状維持と思われますが、山陽本線和気駅より東の区間・赤穂線長船駅より東の区間の乗車率が低い列車で減車が行われ可能性もあります。

瀬戸大橋線(茶屋町~岡山)

今回ワーストワンになった路線です。瀬戸大橋線沿線は、岡山県内でも人口が増加している地域として知られています。この区間は、快速マリンライナーの混雑が激しいことで有名です。瀬戸大橋線は単線で朝ラッシュ時間帯にこれ以上の増便は難しいため、今後も利用者が増え続けるのであれば以前行っていたように223系P編成を2両→3両への増車が必要になるかもしれません。

津山線(福渡→岡山)

津山線では大きな変化はありませんでした。輸送人員が9人増えていますが誤差の範囲内でしょう。当面は、このままで行くものと思います。

吉備線(備中高松→岡山)

吉備線は、2025年度のダイヤ改正で輸送力アップの改正を行っています。

  • 両運転台のキハ40系→片運転台のキハ47系に変更(3本すべて変更)
  • 3両編成の列車を4両編成に増車

この対応を行っているため、対象時間帯の車両数が11両→12両に1両増えただけで輸送力が約200増加しています。吉備線は、途中駅に高校が多くありますので利用者の入れ替わりが激しいです。そのためダイヤが乱れることが多かったのですが少しは改善しています。

岡山電気軌道(東山本線)

岡山電気軌道東山本線は、混雑率69%と昨年度より1%下がりました。この路線は、路面電車であるため1本あたりの輸送能力が低くなっています。積み残しが出ないことを考えると減便は考えにくいです。実際、2025年11月21日には、朝の時間帯に1往復の増便を行っています。状況が大きく変わらない限りこの状態が続くのではないでしょうか。

まとめ

国土交通省は2025年度の路線別の混雑状況を発表しました。岡山地区では、瀬戸大橋線が一番混雑する路線になりました。もっとも一番高い路線でも108%ですので大都市に比べれば、まだ快適な方だと思われます。

まだ残っている国鉄型車両(105系・115系・213系)の227系(Urara)への置き換えが行われると状況は少し変化するかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました