台風25号の影響で、千葉県内を走るJR東日本の各路線では、土砂流入や倒木、道床流出、橋梁設備の損傷など、広い範囲で被害が確認されています。
JR東日本は9月22日10時00分現在の状況を発表し、一部の路線については9月22日中の運転再開を目指す一方、多くの路線では終日運転を見合わせるとしています。
また、成田線や総武本線の一部区間では成田空港へのアクセスにも影響が出ています。
(2026年9月23日追記)9月24日以降の運転計画がJR東日本から発表されました。
(2026年9月22日18時追記)9月23日以降の千葉県内のJR東日本路線の運転計画が発表されました。
JR東日本ホームページ
千葉県内のJR各線で被害を確認
JR東日本によると、線路設備や土木設備などを点検した結果、千葉県内の広い範囲で被害が確認されました。
確認されている主な被害は次の通りです。
- 総武本線 南酒々井~榎戸駅間:土砂流入
- 総武本線 八街~日向駅間:道床流出
- 内房線 姉ケ崎~長浦駅間:土砂流入
- 外房線 土気~大網駅間:倒木
- 成田線 下総橘~下総豊里駅間:橋梁設備損傷
- 成田線 新木~布佐駅間:道床流出
単に大雨による速度規制や一時的な運転見合わせという状況ではなく、実際に鉄道設備そのものへの被害が確認されているのが今回の特徴です。
JR東日本も「一部線区においては運転再開まで相当の時間を要する見込み」としています。
9月22日中の運転再開を目指す路線
(2026年9月22日18時追記)外房線は、9月22日・23日の2日間は全線で運転見合わせとなります。
9月22日10時00分現在、JR東日本が「本日中の運転再開を目指す」としているのは次の区間です。
外房線
- 千葉~誉田(9月22日・23日の運転見合わせが発表されました。)
総武本線・成田線
- 四街道~成田空港
ただし、これはあくまで「本日中の運転再開を目指す」という段階で、具体的な再開時刻は決まっていません。
また、総武本線の千葉~四街道間は本数を減らして運転しています。
内房線・外房線などは終日運休
一方、次の路線・区間は9月22日、終日運転を見合わせます。
- 内房線 千葉~安房鴨川
- 外房線 誉田~安房鴨川
- 総武本線 佐倉~銚子
- 成田線 成田~我孫子
- 成田線 成田~銚子
- 東金線 大網~成東
- 鹿島線 佐原~鹿島神宮
- 久留里線 木更津~上総亀山
これらの区間では、バスによる代行輸送も行われません。
特に内房線は姉ケ崎~長浦駅間で土砂流入が確認されています。また、外房線でも倒木などの被害が確認されています。
今回の台風では千葉県内で記録的な大雨となり、鉄道だけでなく道路など交通網にも影響が出ています。
特急「わかしお」「さざなみ」「しおさい」なども全列車運休
在来線だけでなく、特急列車も大きな影響を受けています。
9月22日は、
- 特急「さざなみ」
- 特急「わかしお」
- 特急「しおさい」
- 特急「成田エクスプレス」
が終日運休となります。
成田エクスプレスが運休するため、成田空港を利用する人にとっても注意が必要です。
外房線の特急「わかしお」については、9月22日・23日には255系で運転される列車も設定されていますが、9月22日については今回の台風25号により運休となっています。9月23日についてはまだ発表はありません。詳しい運転計画については、こちらの記事でも紹介しています。
成田空港へ向かう場合は京成電鉄も選択肢に
alt="京成電鉄AE形 スカイライナー" class="wp-image-16419"/>成田空港へのアクセスについては、JRだけでなく京成電鉄の運行状況も確認しておきたいところです。
9月22日朝の時点では、京成線でも台風25号の影響による遅れや運休が発生しています。京成本線では河川増水、成田スカイアクセス線などでも台風の影響による遅れが発生しています。
そのため「京成なら必ず大丈夫」と考えるのではなく、成田空港へ向かう際にはJRと京成の両方の最新の運行情報を確認することが重要です。
JRの成田線・総武本線が大きく影響を受けているため、JR線を利用する予定だった人は、京成電鉄を利用するルートも確認しておいたほうがよいでしょう。
特に空港を利用する場合は、列車の再開見込みだけでなく、空港までの移動時間にも余裕を持たせたいところです。
小湊鐡道(鉄道)でも被害が
(2026年9月22日追記)五井駅~上総牛久駅間の運転が再開されました。
台風25号の影響により千葉県を走る私鉄の小湊鐡道でも運転の見合わせが発生しています。
五井~上総牛久間は安全確認後に運転再開の予定ですが、上総牛久~上総中野間は当面の間運転見合わせとなる見込みです。
9月23日の運転計画にも注意
JR東日本は、9月23日(水)の運転計画については、決まり次第改めて発表するとしています。
今回確認された被害には、土砂流入だけでなく道床流出や橋梁設備損傷も含まれています。
そのため、台風が通過したからといって、すべての路線がすぐに通常運転へ戻るとは限りません。
特に被害の大きい区間については、今後の復旧作業の進捗を確認する必要があります。
シルバーウイーク後半に千葉県内を鉄道で移動する予定の方は、JR東日本の運行情報などで最新情報を確認してから出かけることをおすすめします。
※この記事はJR東日本が2026年9月22日10時00分に発表した資料をもとにしています。今後、運転再開見込みなどが変更される可能性があります。





