JR北海道 普段は見れない北海道新幹線を支える大型保守機械9台の見学・乗車・体験乗車イベントを11月3日に開催

奥津軽いまべつ駅新幹線自動改札 JR北海道

北海道新幹線の列車を走らせるためには、線路や電気設備などを日々守る保守用機械が欠かせません。

普段、駅や沿線から見る機会はほとんどない、そんな大型保守用機械を間近で見学できるイベントが開催されます。

JR北海道は2026年11月3日、奥津軽保守基地で「新幹線設備を守る!大型保守用機械見学・体験イベント in 奥津軽保守基地」を開催します。

北海道新幹線開業10周年を記念したイベントで、今回は初めて奥津軽保守基地が一般向けに公開されます。

~北海道新幹線開業10周年記念~
「新幹線設備を守る!大型保守用機械見学・体験イベントin奥津軽保守基地」を開催します

JR北海道ホームページ

奥津軽保守基地で大型保守用機械を見学

開催日は2026年11月3日(火・祝)。

会場は青森県今別町にある奥津軽保守基地です。

受付は奥津軽いまべつ駅改札口前で、イベントは10時30分から14時まで。受付時間は10時10分から10時25分となっています。

定員は20名。

普段は立ち入ることのできない保守基地で、北海道新幹線を支える大型保守用機械を間近で見ることができます。

今回の大きな特徴は、標準軌用と狭軌用の大型保守用機械を一度に見ることができることです。

北海道新幹線は標準軌(1,435mm)ですが、奥津軽いまべつ駅周辺を含む新中小国信号場~木古内間では、北海道新幹線と在来線貨物列車が同じ線路を走ります。

この区間は、新幹線用のレールに加えて貨物列車が使用する在来線専用レールを加えた「三線軌条」という特殊な線路構造になっています。

三線軌条では、標準軌の北海道新幹線と狭軌の貨物列車が同じ線路を使用します。そのため、3本あるレールのうち両方の列車が使用するレールには、より大きな負担がかかります。こうした特殊な線路を維持するためにも、さまざまな保守用機械が活躍しています。

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北海道新幹線三線軌条

東京からも札幌からも当日参加しやすい時間設定

イベント開始時刻が10時30分となっているのも興味深いところです。

東京方面からは、東京駅を6時32分に発車する「はやぶさ1号」が奥津軽いまべつ駅に10時07分に到着します。

一方、札幌方面からも、札幌駅を6時に発車する「北斗2号」から新函館北斗駅で「はやぶさ16号」に乗り継ぐと、奥津軽いまべつ駅に10時21分に到着します。

イベントの受付は10時10分から10時25分、開始は10時30分ですから、東京方面・札幌方面のどちらからも、当日の新幹線・特急を利用して参加できるように設定されていることが分かります。

確認車やレール削正車など9種類

イベントでは、全部で9種類の大型保守用機械を見学できます。

確認車(R600)

夜間の作業終了後に線路を走行し、線路内に支障物がないか確認する機械です。

今回のイベントでは、実際に走行している様子を車内・車外の両方から見ることができます。

新幹線の営業列車が走る前に、こうした機械が線路を確認していることを知る機会にもなりそうです。

スイッチマルチプルタイタンパー

レールとマクラギを持ち上げて道床を突き固め、分岐器を含む線路の歪みを直すための機械です。

こちらも車内・車外の両方から作業を見ることができます。

レール削正車

レールの表面を削るための機械。

レールの傷を予防するとともに、騒音防止にもつながるそうです。

普段はなかなか見ることのないレールのメンテナンス作業を間近で見られるのは面白そうですね。

除雪用の大型機械も登場

北海道の鉄道といえば、やはり冬の除雪も気になるところです。

今回のイベントでは、標準軌用排雪モータカーロータリーも登場します。

北海道新幹線の走行区間で除雪作業に使用する機械で、なんとウイングやフランジャーの操作体験も予定されています。

さらに標準軌用排雪モータカー、狭軌用排雪モータカーも展示されます。

標準軌用排雪モータカーは、新幹線走行区間で材料運搬などに使用される機械。

冬になると除雪装置を取り付けて排雪モータカーとして使用されます。

狭軌用排雪モータカーは、在来線走行区間で材料運搬などに使用され、こちらも冬期には除雪装置を取り付けます。

なお、この2種類は当日は展示のみとなります。

トンネル検査用軌陸車も

さらに、トンネル検査用軌陸車も登場します。

名前の通り、トンネル内の壁などを検査する際に使用される機械です。

今回のイベントでは、道路から線路へ載せる「載線」の様子を見ることができます。

鉄道車両とは少し違う、保守用機械ならではの動きにも注目です。

電力保守用車やレールカートには乗車体験も

電力設備を守るための機械として、電力保守用車(TTB車)も登場。

トンネル内のケーブル類を取り替える際などに使用される機械で、作業台に乗って昇降体験ができます。

また、レールカートにも実際に乗車できます。

JR北海道によると、確認車(R600)、スイッチマルチプルタイタンパー、レール削正車、電力保守用車(TTB車)、レールカートの5種類は、実際に乗車して車内から作業風景を見ることができます。

さらに標準軌用排雪モータカーロータリーでは、ウイングやフランジャーの操作体験が予定されています。

単に「見る」だけではなく、保守用機械に実際に触れられるイベントになっています。

イベントは11月3日 定員20名

開催概要は次の通りです。

項目内容
開催日2026年11月3日(火・祝)
時間10時30分~14時
受付10時10分~10時25分
会場奥津軽保守基地(青森県今別町)
受付場所奥津軽いまべつ駅改札口前
定員20名
対象18歳以上
参加費25,000円(税込)

参加には事前の購入が必要です。

発売開始は2026年9月28日(月)12時。

JRE MALLチケット内の「JR北海道(鉄道撮影会・見学ツアー)」の商品ページから購入できます。

参加費は1人25,000円。

完売した場合でもキャンセル待ちは設定されません。

また、支払いはクレジットカードとJRE POINTのみで、現金は利用できません。

参加者にはイベント限定のオリジナル缶バッジやJR北海道オリジナルグッズもプレゼントされます。

※見学・体験できる機械は、天候などの状況によって変更される場合があります。

北海道新幹線を「裏側」から見るイベント

北海道新幹線に乗ると、どうしても新幹線の車両や駅に目が向きます。

しかし、その列車が安全に走るためには、線路を確認する機械、レールを整える機械、除雪する機械、電力設備を守る機械など、さまざまな「裏方」の存在があります。

今回のイベントでは、普段は一般の人が入ることのできない奥津軽保守基地で、そうした機械をまとめて見ることができます。

しかも、標準軌用だけでなく狭軌用の保守用機械まで一緒に見られるのは興味深いところです。

北海道新幹線開業10周年という節目の年に、普段とは少し違った角度から新幹線を見てみるイベントになりそうです。

興味のある方は、9月28日12時からの発売をチェックしてみてはいかがでしょうか。

※イベントの詳細や参加条件、注意事項については、JR北海道の公式発表・販売ページをご確認ください。

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