JR岡山駅の新幹線ホームにある売店で、菓子やおつまみなどの商品が店頭から姿を消しました。
理由は、カラスによる被害です。
カラスが停車中の新幹線の屋根に菓子袋を持ち込んだことで、列車の出発が遅れる事態が発生しました。安全確認が必要となり、ダイヤにも影響が出たことから、売店では商品の陳列方法を変更することになりました。
今回は、岡山駅の新幹線ホームで起きたカラスによる被害について紹介します。
菓子袋消えた売店 岡山駅新幹線ホーム カラスが持ち去る「いたずら」に対策苦慮
山陽新聞ホームページ
カラスが菓子袋を新幹線の屋根上に持ち込む
alt="岡山駅新幹線ホーム" class="wp-image-18875"/>山陽新聞の報道によると、カラスが菓子袋を持ち去ったのは2026年9月28日です。
停車中の新幹線の屋根上にカラスがスナック菓子を運んだため、安全確認が必要となり、列車の出発が23分遅れました。
売店を運営するジェイアールサービスネット岡山では、ダイヤへの影響を防ぐため、商品棚を透明のビニールシートで覆う対策を実施しました。
しかし、カラスはシートの内側に入り込んで再び菓子を持ち去ったため、店頭への陳列を取りやめることになりました。
20種類以上の商品が店頭から姿を消す
今回の対策によって、店頭から姿を消した商品は20種類以上に及びます。
現在は商品棚に商品の一覧表を掲示し、購入したい商品を店員に伝える注文方式に変更しています。
商品そのものが販売中止になったわけではなく、店員に声をかければ購入できる仕組みです。
新幹線に乗車する前に、菓子やおつまみを購入しようと考えていた人にとっては、少し不便になったかもしれません。
在来線ホームの売店はすでに閉店済み
岡山駅には、かつては在来線のホームにも売店がありました。
しかし、利用者の減少により瀬戸大橋線・宇野線ホーム(5番のりば~8番のりば)が2026年3月31日をもって、山陽本線・伯備線ホーム(1番のりば・2番のりば)は2026年5月31日をもって営業を終了しています。
カラスのいたずらも新幹線の運行に影響する
カラスは非常に賢い鳥として知られていますが、今回の出来事は、その賢さが思わぬ形で鉄道の運行に影響した事例といえそうです。
商品を持ち去られるだけであれば売店側の損失で済みますが、新幹線の車両に関係するとなれば話は変わります。
安全確認のために列車を止める必要があり、結果として乗客にも影響が及びます。
岡山駅の新幹線ホームでは、カラスによる被害を防ぐため、しばらくは商品一覧から注文する方式が続きそうです。
普段何気なく利用している駅の売店ですが、こうしたところにも鉄道の安全運行を守るための苦労があるようです。



