JR東海は、2026年3月14日(土)から飯田線の天竜峡駅~宮木駅間でQRコード(Pay Payのみ)での運賃の支払いが可能になると発表しました。これにより小銭がなくても安心して列車に乗ることが出来るようになります。天竜峡駅・飯田駅・伊那市駅で降車する場合は駅員・それ以外の駅で降車する場合は運転手が提示するQRコードを使用して支払います。なお、特急料金の支払いには対応していません。
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飯田線では、2026年3月13日で213系の引退が発表されています。また、2026年5月には373系を使用した急行列車「飯田線秘境駅号」の運行も発表されています。
対象区間
QRコード決済の対象区間は次の通りです。
飯田線
天竜峡駅 ~ 宮木駅
利用方法(車内でQRコードを読み取り)
ワンマン列車では、下車時に次の手順で運賃を支払います。
① 運転士が提示するQRコードをスマートフォンで読み取る
② PayPayアプリを起動
③ 運賃を入力
④ 決済を完了
これにより、運転士へ現金を渡す必要がなくなり、スムーズに下車できるようになります。
有人駅でもQRコード決済に対応
対象区間には有人駅もありますが、これらの駅でもPayPayによる運賃支払いが可能です。
利用方法は次の通りです。
- 駅員に「PayPayで支払う」ことを伝える
- 駅員が提示するQRコードをスマートフォンで読み取る
- PayPayで決済
現金を持っていない場合でも、スマートフォンがあれば運賃を支払えるため、利便性の向上につながります。
ローカル線で進むキャッシュレス化
地方ローカル線では、都市部のように交通系ICカードの改札機を設置するには高額な設備投資が必要となることが課題となっています。
そのため、比較的低コストで導入できる
- QRコード決済
- スマートフォンアプリ
などを活用したキャッシュレス化が各地で進んでいます。
今回の飯田線での取り組みも、
- ワンマン列車での運賃収受の効率化
- 小銭不足の解消
- 乗客の利便性向上
といった効果が期待されています。
観光客にも便利に
飯田線は天竜川沿いの景色が楽しめる路線として知られ、観光客の利用も多い路線です。
そのため、スマートフォン決済が導入されることで
- 小銭を用意する必要がない
- 外国人旅行者でも利用しやすい
といったメリットもあり、観光利用の利便性向上にもつながりそうです。
今後、ローカル線でのQRコード決済はさらに広がっていく可能性があり、地方鉄道の新しい運賃支払い方法として注目されます。



