JR四国は、2026年3月19日のプレスリリースで特急列車で使える「トクトクきっぷ」4種類について2027年3月31日まで継続して発売することを発表しました。これらのきっぷは、普通列車の少ない区間で設定されているきっぷであり貴重なものとなっています。
特急列車のご利用に便利な「トクトクきっぷ」の継続発売について
JR四国ホームページ
今年は、「トクトクきっぷ」の大幅な見直しが行われています。
「トクトクきっぷ」とは?
「トクトクきっぷ」は、JRグループが販売する特急列車の利用を中心とした割引きっぷの総称です。
対象区間や利用条件を限定することで、通常よりも安い価格で特急列車に乗車できるのが特徴です。
通学利用者向け、日常移動向け、観光・出張向けなど、利用目的に応じた複数の商品が用意されており、今回の発表ではそのうち人気の高い商品について発売期間の延長が決まりました。
2026年度も継続される特急に乗れるJR四国の4つのトクトクきっぷ
① スマえき通学定期 de「宇和海」特急券
通学定期券を持つ学生向けに用意された、特急「宇和海」の割引特急券です。
- 対象:通学定期券利用者
- 利用列車:特急「宇和海」
- 席種:普通車自由席
- 発売・利用期間:2027年3月31日まで
- 発売方法:スマホアプリ「スマえき」限定
通常は特急料金が必要な区間でも、数百円程度で特急に乗れるのが大きな魅力。
通学時間の短縮や、雨天・試験期間などの利用に向いています。
→「学生の特急利用を後押しする、JR四国らしい支援型きっぷ」 と言えそうです。
② 通学定期 de「宇和海」回数券
こちらも通学定期利用者限定ですが、複数回利用する人向けの回数券タイプです。
- 内容:特急「宇和海」普通車自由席用 回数券
- 枚数:5枚つづり
- 発売期間:2027年3月31日まで
- 利用期間:発行日から14日間
部活動や模試、短期間に特急を何度も使う場合に便利で、
単券よりもさらに割安になるケースがあります。
③ トク割回数券(指定席用)
四国内の主要区間で使える、特急普通車指定席用の回数券です。
- 対象:特急列車の普通車指定席
- 発売期間:2027年3月31日まで
- 利用期間:
- 2枚回数券:2027年6月30日まで
- 4枚回数券:2027年9月30日まで
- 対象区間:高松~松山、高松~高知・朝倉など
確実に座れる指定席を割安で利用できるため、
出張・通院・長距離移動が多い人向けのきっぷです。
④ トク割回数券(自由席用)
こちらは自由席限定の回数券で、比較的短・中距離の移動向けとなっています。
- 対象:特急列車の普通車自由席
- 発売期間:2026年9月30日まで
- 利用期間:2026年12月29日まで
- 対象区間:徳島~高知・朝倉間など
自由席のため混雑時は注意が必要ですが、
価格重視で特急を使いたい人には魅力的な設定です。
2026年3月19日に発表された「しおかぜ」「南風」の全席指定席化の影響を来年度は受ける可能性があります。
JR四国が「トクトクきっぷ」を残す意味
近年、JR各社では
- 往復割引きっぷの終了
- 紙のきっぷからデジタルきっぷへの移行
- 利用条件の厳格化
といった動きが加速しています。
そうした中でJR四国は、
「日常的に特急を使う人」「クルマに頼らざるを得ない地域の利用者」
を強く意識した商品を残しているのが特徴です。
今回の継続発売は、
→地方路線の実情に合わせた“現実的な割引施策”
と言えるかもしれません。
利用時の注意点
- すべてのトクトクきっぷが無期限で使えるわけではない
- 商品ごとに「発売期限」「利用期限」が異なる
- 対象列車・席種(指定席/自由席)を事前に確認する必要あり
特に2026年度は、列車の指定席化や自由席削減の動きも出てきているため、
「自由席用トクトクきっぷ」を利用する場合は要注意です。
まとめ|2026年度も“JR四国らしい割引きっぷ”は健在
- JR四国の「トクトクきっぷ」は2026年度も継続発売
- 通学・日常移動・特急利用者向けの商品が中心
- 割引きっぷ縮小が進む中では、貴重な存在
- 四国内移動を少しでも安く、快適にしたい人におすすめ
今後も利用条件や対象区間の変更が出る可能性があるため、
使えるうちに上手に活用したいきっぷと言えそうです。



