あの日から15年。
長い時間、静かに線路が眠っていた区間に、再び懐かしい電車が入ります。
2026年6月13日(土)、701系電車が団体列車
「復刻!701系浜通り号ツアー」として、
常磐線の浪江駅~富岡駅間を走行します。
この区間に701系が入線するのは、実に15年ぶりのことです。
かつては当たり前だった日常。
そして、長く空白となった時間。
その両方を知る車両が、1日限りで浜通りに戻ってきます。
これは単なる懐かしさを楽しむツアーではありません。
常磐線と浜通りが歩んできた時間を、「走る列車」そのものが伝える1日です。
ふくしまデスティネーションキャンペーン特別企画!
JR東日本ホームページ
~復興の路を辿る~「復刻!701系浜通り号ツアー」を開催します。
開催日とプラン
- 開催日:2026年6月13日(土)
- 運転列車:701系 4両編成
- プラン:
- プレミアムプラン(08:45〜14:50)
- ベーシックプラン(10:30〜14:50)
ツアーの特徴・内容
プレミアムプラン(特典いっぱい!)
- 701系撮影会
- 原ノ町駅の旧交検庫(これまで使われていた車両検査庫)に入線した701系の写真撮影が楽しめます。
- 普段見られない レアな行先表示 も撮影可能です。
- 入換車両乗車体験
- 交検庫からホームまでの入換作業を、実際の車両に乗って体験できます。
- ※プレミアムプラン終了後はベーシックプランと同じ行程になります。
ベーシックプラン(人気のツアー企画)
- 復刻!701系ワンマン自動放送
- 2009年当時のワンマン放送データを車内で聞くことができます。
- 浪江駅スタンプと語り部
- 当時使われていた駅スタンプを復刻し、浪江駅長による語り部付きの押印会を実施。
- 双葉駅旧上りホーム見学
- 現在使用されていないホームを見学。かつての「スーパーひたち号」の乗車位置標などを見ることができます。
- とみおかワイナリーで特別ランチ
- 福島県産の食材を活かしたランチとワインを楽しむ、ツアー限定の食事付き。
- (※20歳未満の方にはぶどうジュースの提供あり)
価格・販売情報
- プレミアムプラン:19,800円(税込)
- ベーシックプラン:9,800円(税込)
- 発売開始:2026年4月28日(火)12:30〜
- 販売場所:JRE MALLチケット(JR東日本 水戸支社店)
- 募集人員:各プラン 20名(先着)
- 対象者:18歳以上
701系と常磐線浜通り――切り離せない関係
701系は、2000年代後半まで
浪江駅~原ノ町間を中心に活躍していた、
浜通りではおなじみの通勤・通学電車でした。
しかし2011年3月11日の東日本大震災と原発事故により、
常磐線のこの区間は長期間にわたり運転休止。
その間に701系は姿を消し、
浪江~富岡間で再び走ることはないまま15年が経ちました。
2020年、常磐線は全線運転再開を果たしましたが、
営業列車として701系がこの区間に入ることはありませんでした。
だからこそ今回のツアーは、
「復刻」という言葉以上の重みを持っています。
現在の、浪江駅~原ノ町間の主力車両E531系です。
alt="常磐線E531系(原ノ町駅)" class="wp-image-6350"/>「復刻!701系浜通り号ツアー」とは?
今回運転されるのは、701系4両編成による団体臨時列車。
2026年6月13日(土)に1日限定で実施されます。
特徴は、乗るだけでは終わらないところ。
当時を再現した“音”
2009年当時に使われていた
701系ワンマン自動放送を車内で復刻。
あの淡々とした案内放送が、浜通りの景色とともに蘇ります。
駅と記憶をたどる体験
- 浪江駅
かつて使われていた駅スタンプを復刻し、
駅長による語り部トークとともに押印体験。
alt="常磐線(浪江駅)" class="wp-image-6351"/>- 双葉駅
現在は使われていない旧上りホームを見学。
特急「スーパーひたち」の乗車位置表示など、
かつての常磐線の日常を今に伝える設備を見ることができます。
alt="常磐線(双葉駅)" class="wp-image-6352"/>プレミアムプランは“本気の鉄道ファン向け”
より深く701系を味わいたい方向けに、
プレミアムプランも用意されています。
- 原ノ町駅・旧交検庫での701系撮影会
- 通常は立ち入れない場所での入換作業乗車体験
- この日だけのレアな行先表示
「701系を“乗る”だけでなく、“残す”」
そんな撮影派・記録派にもたまらない内容です。
ゴールは富岡――“今の浜通り”を味わう
alt="常磐線(富岡駅)" class="wp-image-6353"/>ツアーの締めくくりは、富岡駅。
昼食は
とみおかワイナリーでの特別ランチ。
地元食材を使った料理と、浜通りの今を感じられる時間が用意されています。
かつて「通過する場所」だった浜通りが、
“滞在する場所”へと変わっていることを、
701系の旅の終点で実感できる構成です。
このツアーが持つ、静かなメッセージ
701系は最新型でも、華やかな観光列車でもありません。
けれど、あの時代の日常を知る車両だからこそ、
- 震災前の常磐線
- 長く止まった線路
- そして再び列車が走る現在
それらを1日で体感できる列車になっています。
「鉄道が走る」という当たり前が、
どれほど尊いものなのか――
701系は、浜通りでそれを静かに語ってくれそうです。
まとめ
正直に言えば、
これは“話題性狙い”のイベントではありません。
少人数・1日限定・地味な車両。
それでも、
「行きたい」と思う人は、きっと強く心を動かされるはずです。
2011年3月11日以来15年ぶりに浜通りを走る701系。
その姿を見届けられる機会は、もう二度とないかもしれません。
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