2026年6月27日(土)。
この日は、西日本エリアの鉄道にとって 静かだけれど確かな「転換点」 になるかもしれません。
山口エリアでは、在来線電車のイメージを大きく変える新型車両227系500番代「Kizashi」が。
そして四国では、これからのローカル線を支える“次世代型”の車両3600系が――。
JR西日本 と JR四国、2社の新型車両が、偶然にも 同じ日に営業運転を開始 します。
JR四国の3600系については、試乗会の申し込みがあわせて発表されていますので紹介しています。
3600系ハイブリッド式ローカル車両の営業運転開始日の決定
JR西日本ホームページ・JR四国ホームページ
および出発式・試乗会の開催について
山口エリアに新しい風を吹き込む JR西日本 227系「Kizashi」

JR西日本が山口エリア向けに投入するのが、
227系500番代――愛称 「Kizashi(きざし)」 です。
これまで岡山地区などを中心に活躍してきた227系500番代をベースにしながらも、
「Kizashi」は山口エリア専用仕様として設計されました。
3両編成(V編成)が6本、2両編成(X編成)が3本の合計22両が今回投入されます。運用区間は、岩国駅~下関駅となっていますので、岩国駅~新山口駅では広島の227系「Red Wing」との並びを見ることもできそうです。
「Kizashi」に込められた意味
車両名の「Kizashi」には、
“新しい時代の兆し” という前向きな意味が込められています。
人口減少や利用者減少と向き合う地方路線だからこそ、
ただの置き換えではなく、
「これからも鉄道が地域に寄り添い続ける」という意思表示――
そんなメッセージを感じさせるネーミングです。
デザインも、これまでとは一線を画す
外観は、落ち着きのある濃色をベースに、
金色のラインがアクセントとなった 大人びたデザイン。
従来の通勤電車とは異なる雰囲気で、
「特別な車両が来た」という印象を自然と与えてくれます。
運行開始は 2026年6月27日(土)。
山陽本線(岩国~下関)を中心に、いよいよその姿を現します。
当日には、記念式典等が行われる予定となっています。詳細については、後日発表になった際に記事にしたと思います。
四国のローカル線を支える“次の一手” JR四国 ハイブリッド車両 3600系
一方、同じ日に四国でデビューするのが、
JR四国の ハイブリッド車両「3600系」 です。
こちらは見た目以上に“中身”が注目される車両。
ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせた ハイブリッド方式 を採用し、
燃費性能や環境負荷の低減が図られています。
四国初の本格的ハイブリッド車両
3600系は、
・エンジンで発電
・モーターで走行
という仕組みを持ち、
駅発車時の騒音低減や、省エネ運転に効果を発揮します。
これは、非電化区間が多い四国にとって
現実的で、持続可能な選択肢 と言えそうです。
運行エリアと出発式
営業運転開始日は、227系「Kizashi」と同じ 2026年6月27日(土)。
徳島地区を中心に、
高徳線・徳島線・牟岐線などで普通列車として運用される予定です。
3600系で運転されるのは・・・
プレスリリースでは、6月27日以降に3600系で運転される列車について書かれています。
- 高徳線(板野駅~徳島駅)
| 列車番号 | 始発 | 終着 | 備考 |
| 4303D | 板野(6:49) | 徳島(7:23) | 土曜日・休日は1000型で運転 |
| 4376D | 徳島(22:26) | 板野(22:56) | 金曜日・ 土曜日・休日の前 は1000型で運転 |
- 牟岐線(徳島駅~阿南駅)
| 列車番号 | 始発 | 終着 | 備考 |
| 553D | 徳島(14:30) | 阿南(15:16) | |
| 560D | 阿南(15:56) | 阿波池田(18:49) 徳島(16:42) | 徳島から徳島線へ |
- 徳島線(徳島駅~阿波池田駅)
| 列車番号 | 始発 | 終着 | 備考 |
| 5471D | 阿南(15:56) 徳島(16:52) | 阿波池田(18:49) | 徳島まで牟岐線 |
| 5486D | 阿波池田(19:51) | 徳島(21:46) |
※ 「4376D」は6月28日(日)から、「4303D」は6月29日(月)から3600系での運転となります。
また、車両の検査等により3600系で運転しない日があります。
出発式(2026年6月27日)
3600系の1番列車となる牟岐線553Dの発車の前に出発式が行われます。
- 日時 2026年6月27日(土)14:00~14:35
- 場所 徳島駅
試乗会(2026年6月27日)
- 対象列車 不明(ホームページによると徳島駅10時集合となっています。)
- 集合場所 徳島駅
- 対象者数 50組(100人)
- 応募期間 2026年4月28日(火)~5月20日(水)
- 申し込み方法 ホームページから申し込み(以下のリンクから申し込み可能です。)
まとめ:6月27日は“西日本の鉄道の今”を感じる日
・電車としての完成度とデザイン性を高めた 227系「Kizashi」
・ローカル線の未来を見据えた 3600系ハイブリッド車両
同じ日にデビューするこの2形式は、方向性こそ違えど、
どちらも 「これから先も走り続けるための答え」 です。
派手な話題にはなりにくいかもしれません。
でも、こうした一歩一歩の積み重ねが、
地域鉄道の未来を形づくっていく――
そんなことを感じさせてくれる一日になりそうです。
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