東北の初夏と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
新緑、涼しい風、そして…そう、じゅんさいです。
2026年6月30日、青森駅を秋田駅を五能線経由で結ぶ観光列車
リゾートしらかみ
と、五能線の要衝 東能代駅 を舞台に、
その名も
「三種町じゅんさい day 2026」
が開催されます。
岡山から見ると、正直かなり遠いイベントです。
ただ――
こういう「遠いからこそ惹かれる」企画が、東北にはしっかり残っているんですよね。
「三種町じゅんさいday 2026 in リゾートしらかみ&東能代駅」を開催します
JR東日本ホームページ
~日本有数の生産地!三種町特産の「じゅんさい」を駅や車内で売り込みます~
そもそも「じゅんさい」とは?
じゅんさいは、沼や池に自生する水草の若芽。
6月から7月が最盛期で、今がまさに旬ど真ん中。
ぷるっとした独特の食感は、関西や中国地方ではなかなか出会えない味覚です。
岡山で言えば、黄ニラや連島ごぼうのような「知る人ぞ知る、でも地元では当たり前の食材」といった存在でしょうか。
そのじゅんさいの一大産地が、秋田県 三種町。
今回のイベントは、その三種町の魅力を「列車旅」と一緒に味わおう、という企画です。
「リゾートしらかみ」車内で味わう、初夏の東北
alt="6月30日「リゾートしらかみ3号」キハ48系リゾートしらかみ くまげら編成" class="wp-image-8498"/>イベント当日は、「リゾートしらかみ3号」が主役。
八郎潟駅から東能代駅までの区間で、
- 三種町産じゅんさいの販売
- 生じゅんさいのおもてなし
が行われます。
観光列車の車内で、土地の旬を味わう。
これ、簡単そうで実はなかなかできないことです。
単なる移動手段ではなく、
「列車そのものが地域を紹介する舞台」
になっているのが、リゾートしらかみらしいところ。
車窓の日本海、初夏の空気、そしてじゅんさい。
これはもう、スピード重視の新幹線旅とはまったく別の価値ですね。
東能代駅名物(?)流しじゅんさい体験
alt="東能代駅" class="wp-image-8502"/>東能代駅に到着すると、イベントは駅構内へ。
今回の目玉が、
「流しじゅんさい体験」。
そう、あの流しそうめんの“じゅんさい版”です。
ぷるぷるしてつかみにくいじゅんさいを、箸でキャッチ。
これが思った以上に難しく、そして盛り上がる。
観光地の派手な演出ではありませんが、
地元の人と旅行者が自然に笑顔になる、こういうイベントは好感が持てます。
alt="JR東日本HB-E300系「リゾートしらかみ2号」" class="wp-image-8499" style="width:640px;height:auto"/>当日、「リゾートしらかみ2号」として使用される橅編成は、7月11日・12日は、山形県の酒田駅まで運行されます。
駅待合室も、しっかり“地域色”
alt="東能代駅 待合室" class="wp-image-8501"/>駅の待合室では、
・じゅんさいの試食
・Suicaやえきねっと、JRE POINTの案内
も実施。
「食」と「鉄道サービス」を一緒にPRするあたり、
いかにも JR東日本 らしい堅実さです。
地方駅の待合室が、
その日だけ“ちょっとした交流拠点”になる。
これもまた、鉄道イベントの醍醐味ですね。
岡山から見ると「うらやましい」企画
正直に言います。
岡山でも、
「特産品 × 在来線 × 駅イベント」
もっとできるんじゃないかな、と思ってしまいました。
水島臨海鉄道や井原鉄道、吉備線あたりで、
地元食材と組み合わせた企画があっても面白いはずです。
alt="倉敷市の連島地区の名産品「れんこん」" class="wp-image-8503"/>そう考えると、今回の「三種町じゅんさい day 2026」は、
地方鉄道・地方駅活用の好例とも言えます。
まとめ:遠いけれど、記憶に残る旅
岡山から気軽に行けるイベントではありません。
それでも、
・観光列車に乗り
・その土地の旬を味わい
・駅で地元の人と触れ合う
こうした旅は、後からじわじわ思い出に残ります。
「速さ」や「効率」では測れない価値。
それをちゃんと形にしているのが、
リゾートしらかみと、今回のじゅんさいイベントだと感じました。
初夏の東北、機会があれば一度体験してみたいですね。
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