宮城県の仙台駅と山形県の山形駅を結ぶ電化路線「仙山線」。この路線はすべてE721系での運転となっています。毎回同じ車両ですと乗車した時の感動はどうしても薄くなってしまいます。そこで敢えて違う車両で移動してみたいと思うのは自然な流れです。そこでお勧めしたいのが、「おもいで作並・山寺号」です。
仙台と山形を結ぶ仙山線といえば、全線電化の幹線ローカル線。
そんな路線を あえて気動車であるキハ110系(ディーゼルカー)で走らせる という、JR東日本らしい遊び心あふれる臨時列車です。
発表元は JR東日本 仙台支社。
鉄道の「効率」よりも「楽しさ」を大切にした、まさに“乗ること自体が目的になる列車”といえるでしょう。
JR東日本ホームページ
「おもいで作並・山寺号」概要
- 運転日:
- 7月11日(土)・12日(日)
- 8月8日(土)~11日(火・祝)
- 9月21日(月・祝)~23日(水・祝)
- 車両:キハ110系2両編成(全席指定席)
| 仙台駅→山形駅 | 駅 | 山形駅→仙台駅 |
| 11:19 | 仙台 | 15:59 |
| 11:29 | 北仙台 | 15:53 |
| 11:48 | 愛子 | 15:36 |
| 12:09 | 作並 | 15:22 |
| 12:50 | 山寺 | 14:55 |
| 13:14 | 山形 | 14:32 |
電化路線×気動車という非日常感
仙山線では普段、E721系の独壇場。
しかし今回運転される「おもいで作並・山寺号」では、
キハ110系の「おもいで車両」 が使用されます。
エンジン音を響かせながら、架線の下を走る気動車。
このミスマッチ感が、鉄道好きにはたまりません。
しかも使用される「おもいで車両」は、どこか懐かしさを感じる特別仕様。
冷房の効いた最新鋭車とは違い、
“旅をしている”という実感をじんわり味わえるのが最大の魅力です。
作並温泉と山寺、仙山線屈指の観光区間を満喫
この列車のもうひとつのポイントは、走る区間そのもの。
作並温泉
alt="宮城県 作並温泉" class="wp-image-8653"/>仙台の奥座敷として知られる作並温泉。
渓谷沿いの景色は、車窓からでも十分に楽しめます。
途中下車して日帰り入浴、という楽しみ方もアリですね。
山寺(立石寺)
alt="立石寺 根本中堂(本堂)" class="wp-image-8654"/>「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」で有名な山寺。
仙山線を代表する観光地で、列車とセットで訪れたい名所です。
この2か所をダイレクトに結ぶ列車というだけで、
観光列車としての価値はかなり高いと感じます。
運転日は夏から秋にかけて設定
「おもいで作並・山寺号」は、
6月から9月にかけて、週末や連休を中心に運転される予定です。
新緑、夏の深緑、そして初秋の気配。
同じ路線でも、季節が変われば景色はまったく別物になります。
何度も乗りたくなる設定なのも、うれしいポイントですね。
“速さ”より“記憶”に残る列車
この列車は、決して速達性を追求したものではありません。
むしろその逆。
・あえて気動車
・あえて観光要素重視
・あえて「おもいで」という名前
すべてが、「記憶に残る旅」を意識しているように感じます。
岡山からだと、正直簡単に行ける場所ではありません。
それでも、「この列車に乗るために行きたい」と思わせる力がある。
それこそが、この企画の成功を物語っているのではないでしょうか。
山形まで行ったら左沢線に乗ってみますか?
まとめ
- 電化路線を走る気動車を体験したい人
- 仙山線をいつもと違う目線で楽しみたい人
- 作並温泉・山寺をゆったり巡りたい人
そんな方にぴったりの臨時列車です。
詳細は、JR東日本仙台支社の公式発表をご確認ください。


