安全上の理由から、列車を待つためにホームに立ち続けることができない──そんな全国でも珍しい駅が、北越急行ほくほく線の美佐島駅です。列車が走らない夜、この“立ち止まれない場所”を歩いて体感する特別なトンネル探検ツアーが開催されます。
※ 美佐島駅について
美佐島駅は現在、高速で通過する定期列車はありませんが、かつての高速運転を前提とした構造や安全基準に基づき、運用上の理由からホームで列車を待つことができない扱いが続けられています。
「超低速スノータートル ナイトタートル ~夜のトンネル探検~」 ツアー催行について
北越急行ホームページ
ナイトタートル ~夜のトンネル探検~ 概要
主催: 北越急行(ほくほく線)
開催日:
- 2026年6月27日(土)
- 2026年7月4日(土)
※両日とも夜〜早朝にかけて実施。
内容:
- 深夜の臨時列車「超低速スノータートル」で出発
- 夜中に運行されない区間である 美佐島駅~しんざ駅(約2.2km) を線路の横や上を歩いて移動
- 旧変電所跡の見学
- 赤倉トンネルおよび鍋立山トンネル坑口の見学
- 限定ヘルメットプレゼント&グッズ販売あり
※ 夜食(お弁当)付き
旅行代金: 1人 12,000円(税込)
(運賃、夜食、グッズ、傷害保険含む)
募集人数: 各回24名(最少催行人数20名)
申込期間: 2026年5月18日(月)〜6月1日(月)
※ 中学生以下は参加不可(未成年単独は保護者同意必要)
当日の行程
六日市駅出発(23:40)→(列車:一部低速運行)→美佐島駅(23:56)→(津池変電所見学)→(徒歩:赤倉トンネル)→しんざ駅(2:00)→(列車)→ほくほく大島駅(2:57)→(鍋立山トンネル)→ほくほく大島駅(4:10)→(列車)→六日町駅(4:44)
夜のほくほく線を舞台にした、非日常の鉄道体験
今回開催されるのは、
「超低速スノータートル ナイトタートル ~夜のトンネル探検~」。
主催は、ほくほく線を運営する北越急行。
これまでも人気を集めてきた「超低速スノータートル」シリーズの中でも、夜間×徒歩×トンネルという、かなり尖った内容になっています。
イベントでは、深夜帯に運行される特別列車で現地へ向かい、
美佐島駅から赤倉トンネルを経て、しんざ駅まで約2.2kmを歩いて移動します。
普段は絶対に入れない「夜のトンネル」を歩く
最大の見どころは、やはり赤倉トンネル。
営業列車が走らない深夜の時間帯だからこそ実現する、線路沿い徒歩でのトンネル探検です。
- 闇に包まれた坑口
- ヘルメットとライトだけを頼りに進むトンネル内部
- 列車では一瞬で通過してしまう空間を、五感で味わう時間
まさに「鉄道の裏側に足を踏み入れる」体験。
日中の撮影や乗車では決して得られない、静けさと緊張感が主役になります。
途中では、旧変電所跡の見学や、
鍋立山トンネルの坑口見学といった、鉄道インフラ好きにはたまらない要素も盛り込まれています。
限定アイテムと“夜食付き”という嬉しいポイントも
体験参加者には、
- イベント限定ヘルメットのプレゼント
- 記念グッズの販売
- 夜食(お弁当)付き
といった、しっかり“思い出が形に残る”内容も用意されています。
募集人数は各回24名と少人数制。
中学生以下は参加不可という条件もあり、大人向け・鉄道ファン向けに振り切ったイベントと言えそうです。
「乗る」から「歩く」へ――鉄道の楽しみ方が広がる企画
列車に乗るだけではなく、
線路を歩き、トンネルに入り、駅と駅の「あいだ」を体感する。
このイベントは、
鉄道が“移動手段”から“体験そのもの”へ変わる瞬間を味わえる貴重な機会です。
ほくほく線らしい挑戦的な企画であり、
地方鉄道だからこそ実現できる、深くて濃い鉄道体験。
鉄道ファンはもちろん、
「ちょっと変わった旅」「忘れられない夜」を探している方にも、強く刺さりそうなイベントです。
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