冬に続き夏も石北本線でフリーパス発売 「北見・網走周遊フリーパス」は500円値上げへ

能取湖のサンゴ草 JR北海道

JR北海道2026年8月3日から9月30日まで、石北本線とオホーツク地域の路線バスをお得に利用できる「北見・網走周遊フリーパス」「遠軽・北見・網走周遊フリーパス」を発売します。

このきっぷは2026年1月から3月まで冬季限定で実施された実証事業の第2弾となるもので、今回は夏休みから初秋にかけて利用できるようになりました。

一方で、「北見・網走周遊フリーパス」は、前回よりも価格が500円引き上げられています。値上げとなったものの、鉄道と路線バスを組み合わせて観光できる利便性は変わらず、オホーツク地方を旅行する人にとっては魅力的なきっぷとなっています。

~期間限定発売!オホーツクのJRとバスが乗り放題!~
石北本線(遠軽~網走エリア)でのフリーパスの設定によるJRと路線バスの共通乗車実証事業の実施について

JR北海道ホームページ

夏休みから初秋まで利用できるフリーパス

今回発売されるのは、次の2種類です。

パス名有効日数乗り放題区間発売額
北見・網走周遊フリーパス2日用石北本線(北見〜網走区間)+ 北見市営バス・北海道北見バス・網走バス(一部除く)3,500円
(こども 1,750円)
同上3日用上記と同じ4,500円
(こども 2,250円)
遠軽・北見・網走周遊フリーパス2日用石北本線(遠軽〜網走区間)+周辺バス5,000円
(こども 2,500円)
同上3日用上記と同じ6,000円
(こども 3,000円)
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いずれもJR石北本線の対象区間に加え、北見市・網走市周辺を運行する路線バスも利用できます。

JRだけではアクセスしにくい観光地へも路線バスで移動できるため、レンタカーを利用しない旅行でも効率よく観光を楽しめるのが特徴です。

また、今回も駅窓口では販売されず、スマートフォン向けの電子チケットサービス限定での発売となります。利用を予定している人は、事前に購入方法を確認しておくと安心です。

「北見・網走周遊フリーパス」は冬から500円値上げに

今回のきっぷで気になるのは価格です。

2026年1月から3月まで発売された冬季版と比べると、北見・網走周遊フリーパスが500円値上げされました。

実証事業開始当初は、より利用しやすい価格設定としていましたが、第2弾では価格が見直されています。

値上げと聞くと割高になった印象を受けるかもしれません。しかし、JRと路線バスを別々に利用した場合を考えると、複数回乗車する旅行では依然としてお得になるケースが少なくありません。

特に北見市内や網走市内を観光しながら移動する場合には、きっぷのメリットを十分に感じられるでしょう。

前回の記事はこちらになります。

鉄道だけではなく路線バスも利用できるのが魅力

石北本線は北海道でも有数の長距離ローカル線ですが、観光地のすべてが駅の近くにあるわけではありません。

例えば網走では、人気観光施設まで路線バスを利用するケースも多く、鉄道だけでは移動が不便になることがあります。

このフリーパスは、JRだけでなく対象となる路線バスも利用できるため、鉄道旅行とバス観光を組み合わせやすいのが大きな魅力です。

近年は地方部で公共交通の利用促進が課題となっています。

JR北海道とバス事業者が連携し、一枚のきっぷで地域全体を周遊しやすくする取り組みは、利用者にとっても地域にとってもメリットがある取り組みといえるでしょう。

実証事業は夏にも拡大

今回の発売は、冬に続く実証事業の第2弾です。

冬季は流氷観光などが目的となる利用者が多い一方、夏は知床や網走、北見方面を訪れる観光客が増える季節でもあります。

異なる季節に同様の企画を実施することで、利用者数や利用傾向を比較し、今後の商品化や制度設計に役立てる狙いがあると考えられます。

北海道では人口減少や自家用車利用の増加により、鉄道や路線バスの利用者確保が課題となっています。

そのため、こうした周遊型きっぷは単なる割引商品ではなく、公共交通を利用した旅行スタイルを提案する重要な取り組みともいえます。

利用時の注意点

追加料金が必要となる特急オホーツク alt="追加料金が必要となる特急オホーツク" class="wp-image-12195"/>
追加料金が必要となる特急オホーツク

利用する際にはいくつか注意点があります。

特急「オホーツク」を利用する場合は、フリーパスだけでは乗車できず、別途特急料金などが必要になります。

また、電子チケット限定商品のため、紙のきっぷは発売されません。

さらに、実証事業であることから販売枚数には上限が設定されており、予定枚数に達した場合は販売終了となる可能性があります。

旅行日程が決まっている人は、早めに購入しておくのがおすすめです。

まとめ

JR北海道は冬季に続き、石北本線とオホーツク地域の路線バスを利用できる周遊フリーパスを夏にも発売します。

価格は前回より500円値上げとなりましたが、鉄道とバスを自由に組み合わせて観光できる利便性は変わらず、オホーツクエリアを巡る旅行では十分魅力のある内容となっています。

今回の実証事業の結果次第では、今後も季節限定商品として継続される可能性や、さらに内容を充実させた周遊きっぷへ発展する可能性もあります。

オホーツク地方への旅行を計画している人は、このフリーパスを活用して鉄道と路線バスを組み合わせた旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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