しなの鉄道とえちごトキめき鉄道が、夏のレジャーシーズンに合わせた共同企画を実施します。
2026年8月2日(日)と9日(日)の2日間、長野駅から直江津駅までを直通する臨時列車「マリンビーチ信越号」を運転。
さらに直江津駅から日本海沿岸の糸魚川駅までを結ぶ「マリンビーチ日本海号」も運転されます。
長野方面から日本海側へ、乗り換えなしで海水浴や夏のレジャーに出かけられる列車が設定されることになりました。
また、8月1日(土)から30日(日)まで、しなの鉄道(北しなの線)とえちごトキめき鉄道全線を自由に乗り降りできるデジタルフリーきっぷ「信越マリンビーチ&マウンテンパス」も発売されます。
【海水浴に便利!】直江津行き臨時直通列車「マリンビーチ信越」号を運転します(8/2・9)
しなの鉄道ホームページ
長野~直江津を直通「マリンビーチ信越号」
alt="SR1系と雪月花" class="wp-image-12588"/>今回の企画で注目したいのが、しなの鉄道とえちごトキめき鉄道を直通する「マリンビーチ信越号」です。
運転日は2026年8月2日(日)と9日(日)の2日間。
長野駅からしなの鉄道北しなの線を走り、妙高高原駅からえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインに乗り入れて直江津駅まで運転されます。
通常、この区間を移動する場合は妙高高原駅で乗り換えが必要ですが、「マリンビーチ信越号」では乗り換えなしで移動できます。
マリンビーチ信越号 長野→直江津
| 駅 | 時刻 |
|---|---|
| 長野 | 7:15発 |
| 妙高高原 | 8:10着/8:18発 |
| 直江津 | 9:15着 |
マリンビーチ信越号 直江津→長野
| 駅 | 時刻 |
| 直江津 | 14:10発 |
| 妙高高原 | 15:09着/15:20発 |
| 長野 | 16:28着 |
途中停車駅は各駅となっています。
使用車両は、しなの鉄道のSR1系100番代4両編成。
全車自由席で、普通乗車券や定期券のみで乗車できます。
つまり、特別料金が必要な観光列車というよりも、夏のレジャー需要に合わせて設定された「使いやすい臨時列車」という位置付けです。
直江津~糸魚川には「マリンビーチ日本海号」
alt="えちごトキめき鉄道413系+455系" class="wp-image-12589"/>「マリンビーチ信越号」と組み合わせて利用したいのが、えちごトキめき鉄道の「マリンビーチ日本海号」です。
こちらは直江津駅から日本海ひすいラインを走り、谷浜、筒石、能生を経由して糸魚川駅まで運転されます。
マリンビーチ日本海号 直江津→糸魚川
| 駅 | 時刻 |
| 直江津 | 9:31発 |
| 谷浜 | 9:37着/9:39発 |
| 筒石 | 9:49着/9:54発 |
| 能生 | 10:00着/10:01発 |
| 糸魚川 | 10:12着 |
マリンビーチ日本海号 糸魚川→直江津
| 駅 | 時刻 |
| 糸魚川 | 12:50発 |
| 能生 | 13:00着/13:07発 |
| 筒石 | 13:13着/13:23発 |
| 谷浜 | 13:33着/13:35発 |
| 直江津 | 13:42着 |
こちらは413・455系「TOKIトレイン」3両編成が使用され、全車自由席となります。
「マリンビーチ日本海号」も普通乗車券や定期券のみで利用できます。
115系や過去の海水浴臨時列車を思わせる特製ヘッドマーク
「マリンビーチ日本海号」で使用される413・455系「TOKIトレイン」には、特製ヘッドマークが掲出されます。
このヘッドマークには、かつて長野エリアで活躍していた115系電車や、過去に運転されていた海水浴臨時列車へのリスペクトが込められています。
現在では、かつてのような長距離の海水浴臨時列車を見る機会は少なくなりました。
今回の企画は、単に夏の利用者を運ぶだけではなく、かつての「夏の海水浴列車」を思い起こさせる企画にもなっています。
鉄道ファンにとっては、413・455系「TOKIトレイン」と特製ヘッドマークの組み合わせも楽しみなところです。
また、運行日当日は「マリンビーチ日本海号」の停車駅となっている谷浜駅でイベントも計画されています。
8月1日~30日は「信越マリンビーチ&マウンテンパス」
臨時列車だけでなく、もう一つ注目したいのが「信越マリンビーチ&マウンテンパス」です。
発売期間・利用期間は、いずれも2026年8月1日(土)から30日(日)まで。
えちごトキめき鉄道の全線と、しなの鉄道北しなの線がフリーエリアとなっています。
「信越マリンビーチ&マウンテンパス」の概要
| 項目 | 内容 |
| 発売期間 | 2026年8月1日~30日 |
| 利用期間 | 2026年8月1日~30日 |
| 大人 | 3,000円 |
| 小児 | 1,500円 |
| フリーエリア | えちごトキめき鉄道全線、しなの鉄道北しなの線 |
| 対象列車 | 普通列車・快速列車 |
| 発売方法 | デジタル乗車券 |
フリーエリアは、えちごトキめき鉄道の市振駅~妙高高原駅間と、しなの鉄道北しなの線の妙高高原駅~長野駅間。
つまり、長野駅から妙高高原駅を経由して直江津駅、さらに日本海ひすいラインを走って市振駅方面まで、広い範囲を1日自由に乗り降りできます。
海水浴だけでなく、信越エリアの鉄道旅行にも使いやすいきっぷと言えそうです。
スマートフォンで購入するデジタルフリーきっぷ
「信越マリンビーチ&マウンテンパス」は紙のきっぷではなく、デジタル乗車券として発売されます。
購入できるのは、スマートフォンアプリ「my route」または「ウェルネット」。
利用時には、スマートフォンに表示されたデジタル乗車券を駅や車内で係員・乗務員に提示します。
「my route」は日本語のほか、英語、韓国語、中国語繁体字にも対応しています。
決済方法はクレジットカード、TOYOTA Wallet、PayPayに対応。
また、対象施設で乗車券の利用画面を提示すると、割引などの特典を受けられるサービスも用意されています。
鉄道に乗ることそのものを目的とした旅行だけでなく、沿線の観光施設を組み合わせた旅行にも利用できそうです。
「マリンビーチ信越号」と組み合わせて楽しみたい
今回の企画で面白いのは、臨時列車とフリーきっぷを組み合わせられる点です。
例えば8月9日に長野方面から出発する場合、朝の「マリンビーチ信越号」で長野駅から直江津駅まで移動。
さらに「マリンビーチ日本海号」に乗り換えれば、日本海沿岸を走って糸魚川駅まで向かうことができます。
もちろん、途中の谷浜駅や能生駅などで下車して海岸方面へ向かう旅行にも利用できます。
帰りは「マリンビーチ信越号」の直江津14:10発を利用すれば、妙高高原駅を経由して長野駅へ戻ることもできます。
ただし、海水浴や観光などで時間を長く取りたい場合は、臨時列車の時刻だけでなく、通常の普通列車・快速列車の時刻も確認しておいたほうがよいでしょう。
「信越マリンビーチ&マウンテンパス」は8月30日まで利用できるため、臨時列車の運転日以外でもフリーエリアを自由に巡ることができます。
なお、しなの鉄道では夏の観光シーズンに合わせ、軽井沢方面へのアクセスを強化する「軽井沢ホリデー号」も運転されます。お盆期間やシルバーウィークに軽井沢方面へ出かける方は、こちらもチェックしておきたいところです。
長野県内で行われる花火大会などの臨時列車はこちらで紹介しています。
まとめ 夏の「海」と「山」を鉄道で楽しむ
今回の「信越マリンビーチ&マウンテンパス」という名称には、海だけでなく、長野・妙高方面の「山」も楽しんでほしいという意図が感じられます。
長野から妙高高原を越えて日本海側へ向かうルートは、車窓の変化も大きく、鉄道旅行そのものを楽しめる区間です。
さらに、8月2日・9日には「マリンビーチ信越号」と「マリンビーチ日本海号」が設定されます。
長野から日本海まで乗り換えなしで向かえる列車と、日本海沿岸を走る列車を組み合わせることで、夏らしい鉄道旅行を楽しめそうです。
特に「マリンビーチ信越号」は、しなの鉄道とえちごトキめき鉄道の2社をまたいで運転される列車。
普段は乗り換えが必要な長野~直江津間を直通することで、両社の路線をより身近に感じられる機会にもなります。
しなの鉄道とえちごトキめき鉄道による今回のコラボ企画。
「海水浴へ行くための臨時列車」という分かりやすい目的に加えて、過去の海水浴列車へのリスペクト、そしてデジタルフリーきっぷによる沿線観光を組み合わせた企画となっています。
2026年の夏は、車ではなく鉄道で信越エリアを訪れ、「海」と「山」の両方を楽しんでみてはいかがでしょうか。



