富士急行線を走る車両の中には、かつて首都圏の通勤路線で活躍していた車両があります。
その一つが富士急行6000系「6501号編成」です。
現在は富士急行線で活躍する「銀電」ですが、実は元々はJR東日本の山手線を走っていた車両です。
そんな6501号編成を間近で撮影できるイベントとして、富士山麓電気鉄道では2026年8月30日に「6501号編成『銀電』撮影会」を開催します。
今回は、かつて山手線を走っていた車両の現在の姿と、撮影会について紹介します。
8月30日(日)富士急6000系「銀電」撮影会を開催いたします
富士急行ホームページ
撮影会概要
- 開催日:2026年8月30日(日)
- 午前の部1回目 10:00~10:40(9:50集合)
- 午前の部2回目 11:00~11:40(10:50集合)
- 午後の部 13:30~14:00(13:20集合)
- 場所:富士急行線電車修理工場(富士山駅から徒歩5分)
- 料金:午前の部 12,000円・午後の部 10,000円
- 参加条件:中学生以上
- 募集人数:各会15名(先着順)
申し込みは、「富士急乗り物百貨店」のページからできます。
リンク:富士急のりもの百貨店
元々は山手線を走っていた富士急行6000系
alt="山手線205系" class="wp-image-13306"/>富士急行6000系は、JR東日本で使用されていた205系を譲り受けて導入された車両です。
205系といえば、国鉄からJRへの移行後に登場し、首都圏を中心に長く活躍した通勤型車両です。
特に山手線では、多くの利用者にとって身近な存在でした。
現在の山手線ではE235系が活躍していますが、以前は205系も山手線を走っていました。
その山手線で活躍していた車両が富士急行へ移籍し、現在は6000系として富士急行線を走っています。
鉄道車両は、引退するとそのまま廃車になるとは限りません。
別の鉄道会社へ譲渡され、第二の人生を送る車両もあります。
富士急行6000系は、まさにその代表的な存在といえるでしょう。
山手線時代より短くなった「6501号編成」
今回撮影会の主役となるのが「6501号編成」です。
ここで注目したいのが、山手線を走っていた頃と現在では編成の長さが大きく違うことです。
山手線時代には11両という長い編成で運転されていましたが、富士急行へ移籍する際に3両編成へ短縮されています。
山手線で活躍した後は、京葉線へ移り2012年に富士急行へ譲渡されました。富士急行では3両編成に短縮され、6000系6501号編成として第二の人生を送っています。
alt="京葉線「ケヨ22編成」" class="wp-image-13315"/>首都圏の通勤路線を長い編成で走っていた車両が、現在は富士山のふもとを3両編成で走っているというのは、なかなか面白いものです。
同じ車両でも、走る場所や利用者が変われば、その姿も大きく変わります。
「元山手線の車両」と聞いてから富士急行線を走る6501号編成を見ると、また違った印象を受けるのではないでしょうか。
銀色の車体から「銀電」と呼ばれています
6501号編成は、ステンレス車体の銀色を生かした外観が特徴です。
そのため、鉄道ファンなどから「銀電」と呼ばれています。
最近では、各地の鉄道会社でステンレス車両や銀色の車両を見る機会が増えましたが、国鉄・JR時代から活躍してきた205系の車両が現在も現役で走っている姿には、懐かしさを感じる人も多いでしょう。
特に山手線を利用していた人にとっては、「昔乗っていた車両が富士急行線を走っている」という楽しみ方もできます。
車両のデザインだけでなく、その車両が歩んできた歴史にも注目したいところです。
2026年8月30日に「銀電」撮影会を開催
富士山麓電気鉄道では、2026年8月30日に「6501号編成『銀電』撮影会」を開催します。
普段は富士急行線を走っている6501号編成を、じっくり撮影できる貴重な機会です。
走行中の列車を駅のホームや沿線から撮影する場合、どうしても撮影できる時間は限られます。
しかし、車両撮影会なら停車している車両をじっくり観察しながら撮影できます。
車両の前面や側面はもちろん、普段の乗車時にはなかなか気が付かない細かな部分まで見ることができるのも撮影会の魅力です。
今回の撮影会では、単に「富士急行の車両を撮影する」というだけでなく、元山手線の205系が富士急行6000系として第二の人生を送っている姿を記録できるイベントと考えると、より興味深いのではないでしょうか。
参加を考えている方は、開催日時や集合場所、参加料金、申し込み方法などを事前に公式サイトで確認しておきましょう。
「昔の山手線」が富士山のふもとを走る
東京を代表する通勤路線の一つである山手線と、富士山を望む観光路線の富士急行線。
一見するとまったく違う場所ですが、そこをつないでいるのが6501号編成です。
かつては大勢の通勤・通学客を乗せて東京都心を走り、現在は富士山のふもとで観光客や沿線住民を乗せて走っています。
しかも、山手線時代よりも短い3両編成になっているという点も、この車両の面白いところです。
鉄道車両は、走る場所が変わることで新しい役割を与えられることがあります。
「山手線の205系」として知っている人にとっても、「富士急行6000系6501号編成」としてしか知らない人にとっても、車両の経歴を知ることで、より興味深く感じられるのではないでしょうか。
なお、現在もJR東日本で活躍する205系は南武支線に残る車両が1編成(2両)だけとなりました。JR東日本では水素ハイブリッド電車「HYBARI」の営業運転開始も予定されており、今後の205系の動向にも注目が集まっています。JR西日本でも205系は、奈良線で運行している4両編成5本のみとなっています。
JR東日本の車両が地方鉄道で第二の人生を送ることは結構あります
富士急行6000系のように、JR東日本で活躍した車両が地方鉄道へ移籍して「第二の人生」を送る例は全国各地にあります。ひたちなか海浜鉄道ではキハ100、山形鉄道ではキハ110系が移籍し、兵庫県の北条鉄道でもJR東日本のキハ100が新たな活躍の場を得ることになっています。
まとめ
富士急行6000系「6501号編成」は、かつてJR東日本の山手線で活躍していた205系をルーツとする車両です。
山手線時代よりも短い3両編成となり、現在は富士急行線で活躍しています。
銀色の車体から「銀電」と呼ばれる6501号編成を間近で撮影できる「6501号編成『銀電』撮影会」は、2026年8月30日に開催されます。
山手線を走っていた頃を知る人にとっては懐かしく、現在の富士急行6000系しか知らない人にとっては「この車両が昔は山手線を走っていたの?」という新しい発見になるかもしれません。
富士急行線を訪れる際には、富士山や観光地だけでなく、こうした「第二の人生」を送る鉄道車両にも注目してみてはいかがでしょうか。
撮影会の詳細や参加方法については、富士山麓電気鉄道の公式サイトで確認できます。


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